寄り道~Stories of my life~
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六月の晴れ間



あまりにも、視界の空が美しくて、ボクはシャッターを切っていたんだ。

一人で過ごす時間は、不安でもなく、大切に思うあの人は、きっと、こんなボクを知らないだろうな。

 風を切って、誘うスピードの、アクセルの感覚が、まどろむベッドの空間のようで、

もう、どこにでも行ってしまう衝動に、駆られていることは、誤魔化し切れないほど、脳裏をヨギルのだから。

 ようやく、現実感を取り戻した、ステアリングの手触りに、色彩の変化を垣間見た。

一体ボクは、生かされる今という時間に、何を欲しているのかな。

 色彩の違和感を、全く感じないことにすら、気づかないのだから、どうしたって、笑いが込みあげるんだ。



               思い出した、あっという間の、真実だって


               ボクには、限られた、愛おしい、時間でした。

空白の時間

私たちは、お互いに空白の時間を持っていました。
自分にとっては、確かに流れていた時間だけれど、
相手にとっては、想像することすら難しい、
空白の過去を持っていました。

そんな私たちが出会い、始まり、
その時々を生き、思い、過ごしてきて、
出会ってからの時間は空白ではなくなりました。

あなたという点とわたしという点が繋がって
新しい一本の線をひきました。

それは、もう、線ではなくなりました。
奥行のある、空間になりました。
それは、光が射し込み、風が流れる、
暖かい空間になりました。

czhikari

希望

わたしは待ちます
あなたからの電話を

わたしは待ちます
あなたの声を聞きたいから

蒔いた種が一斉に芽を出しました
転がり落ちて、仲間から離れてしまった一粒
律儀に芽を出しました
私は待っていました

私たちは問いかけ答えるから
争ってしまうね
植物のように生きれたらよかった

人間のわたしは、
あなたを傷つけてしまう
そして、自分も傷ついて

それでも、やっぱり、
わたしは待ちます
あなたの笑顔を
すこし自分を成長させながら

わたしは待ちます
あなたの心を
あなたを傷つけない自分を育みながら

わたしは人間だから
希望を持ちます

cz
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