寄り道~Stories of my life~ -2ページ目

花が枯れた

毎日毎日、朝と夕方、お水をあげて
周りの雑草を抜き、話しかける
おはよう
げんきだして
おやすみ
新しい土にして、周りにお友達も増やした

伝わっているはずだ、と思っていたのは私だけ
日に日に枯れた

あきらめて、抜いた

穴が残った

cz

私の心の中を書いたのかな。
最初はそう思いました。
でも、違う、これはあなたの心の中だった。
ひとつだけ、違っていたから。
「一人でも生きて行けます。そんなことも、いつしか気づいていました。」
私なら、「もう、ひとりでは生きて行けない。そんなことも、いつしか気づいていました。」
になるはずだから。

ただただ、私は、願っていました。
私たちの、正義と優しさがあふれる未来を願っていました。
外の世界では、不器用にしか生きれないから、
せめて私たちの世界だけは、優しさにあふれていてほしかった。

方法が必要でした。
馬鹿な私は、不器用な方法しか思いつかなくて、
いつも、無様な自分を曝けだすだけ。
自分を苦しめて、あなたを苦しめて、泣く。

「嘘つき」になれたなら、どれだけ楽だろう。

私とあなたは、同じ心を持っていたのかな。

あなたは私に惑わされ、私はあなたに惑わされていた。

信じられる素直な心を持っていられたなら、こんなことにはならなかったのに。
疑うことから始めた私たちは、いつしか絡まってしまったね。

再び心を閉ざせたら、どれだけ楽だろう。
一度開いてしまった心を閉ざすことはできますか。
私は閉ざせず、悩んでいるから。
消せない記憶に苦しんでいるから。
あなたへの思いは残ります。
一瞬一瞬、あなたを思うから。
思い出にすらならない心の記憶が残るから。

元の自分に戻る。
出逢う前の私たちに戻る。

少なくとも、私は戻れない。

そして、今でも信じます。
糸も優しく解けば一本になります。
途中で切れてしまっても、また繋げばいい。

cz

日常 の病

きっと、難しい人だから、そんなことは初めから知っていました。

ボクは、一人でも生きて行けます。そんなことも、いつしか気づいていました。


 綺麗ごとは要らなくて、中途半端な、人の心の正義があって、

 だからこそ、気づいてしまうから。


心が強い人だと言われてしまう。心の冷たい人だと思われて。


                 「嘘つき」


そうやって、思われるのが、楽だと思ってしまうようになりました。


 期待なんてしていません。希望なんてモノは、きっと関わることがないんですね。


必ず、言い訳からなる、裏切りと、腐った、感情。


攻撃的になってしまうのは、ボクを勝手に評価するからだ。


 輪廻転生の経過に迷い、自暴自棄なる、現在に壊れつつ。


 静かなる、己にむける殺意と、末期だと思う、鐘の音。


 罪を背負っているのだから、もう、生まれながらにして、罪深い存在なのだから。


 そろそろ、終点が見えてきました。


 

   写真を消去して、過去を否定して、存在を抹殺して、心を、再び閉ざします。



 また、失敗したんだね。もう、繰り返したくないよ。


  本当に、もう二度と、惑わされたくないよ。








                           元の俺に

                           

                           死に際の


                           手向けの



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