Maxima(wxMaxima),gnuplotのおさらいと音(音楽)の取り扱い | 貯え 小道具 興味ない?

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今回の記事は2つの内容が含まれます。それが記事テーマの「Maxima(wxMaxima),gnuplotのおさらいと音(音楽)の取り扱い」です。

 

1つ目の内容は「音」の図的表現を試みた「音の「gnuplot」と「Audacity」」という記事の前段階の作業の振り返りです。

gnuplot、Maxima、Qtが厄介な状態になってしまいました」という記事で最初の投稿時点では「失敗談」だったのですが、その後「暫定策でMontereyをインストールしてある別のSSDに「maxima-jupyter」というものをインストールしてみました」と追記しましたが、更にインストール手順を詳しく調べて失敗していたところを探し当てました。その結果、Intel Mac miniでwxMaximaで数式入力してグラフの表示(gnuplot、qtで表示)ができるようになりました。動作確認は「gnuplot、Maxima、Qtが厄介な状態になってしまいました」に追記した「数式処理ソフトMaxima」を参照して行いました。例として描画してみたのは「2次元媒介変数のグラフを描く。[分割数を指定する]」というグラフです。「媒介変数」は確か高校ぐらいの数学で扱ったのではないかと思います。

実行例は数式はちょっと見づらいので、確認は「数式処理ソフトMaxima」のサイトを見た方が良いかもしれません。

手元ではwxMaximaに数式をコピーして[shift]+[Enter]で数式を評価してみました。

(数式入力画面)

 

(数式のgnuplot/qtによるグラフ表示結果)

 

なかなか手間が掛かりましたが、これで目的とする処理はできるようになりました。

 

次が2つ目の課題です。

数式入力を音で鳴らす/表示するという作業を書籍を参照してやってみました。

 

この書籍の「「gnuplot」で見る「音の波形」」という課題をまずは書籍どおりにやりました。それが「音の「gnuplot」と「Audacity」」という記事です。

書籍にある内容は簡単に表示するには「Audacity」( linkはAudacityのダウンロードページ)というフリーソフトが使えそうだという確認でした。実はこの書籍には無いのですが、これと類似の作業で「数式を音として鳴らしたり波形表示したりする」を簡単に実現するには「Super Collider 」などを使えばできます。これは随分前に記事にしたことがあって、

2014-09-14に書いた「Super Colliderで波形表示」という記事です。この記事を書いたのはかなり前なので、今回改めてスクショしてみました。

 

(SuperColliderの作業画面。「{SinOsc.ar(880, 0, 0.1)}.scope;」とプログラム)

上に載せたように、音の指定(今は正弦波)に音を鳴らし波形を見る「scope」という指定をしてみると、「ラ」の音(880Hz)が鳴って波形の表示も出ます。

Audacityだと横軸に時間を選択して鳴り初めからの波形を表示できますが、SuperColliderではオシロスコープの様な画面に出るのは、scope命令の前に指定した音だけです。今回の様な単純な式だと波形も単純になります。ただ、これでAudacityでもSuperColliderでも音(音楽)の可視化の方法が実際に使えました。この辺までが「音を扱う技術」だと思います。

 

この辺りから次は「音楽学」に移っていきたいのですが、「音楽やりたい」の希望はあっても知らないことが多いことに気付いたので、今回は幾つかの音楽用語と今までやった音楽への取り組みを改めて整理することにしました。

 

「音」の三要素というものがあるのが分かってそれが「メロディ」、「ハーモニー」、「リズム」だそうですが、これらの言葉を和名で調べました。

「メロディ」は「和訳は旋律(せんりつ)または節(ふし)」(参考:「「メロディー」の意味や使い方 わかりやすく解説 Weblio辞書」)

「ハーモニー」は「 和声和音,」(参考:「英語「harmony」の意味・使い方・読み方 | Weblio英和辞書」)

「リズム」(これは訳す必要は無いのかもしれませんけど) [調子](参考:「英語「rhythm」の意味・使い方・読み方 | Weblio英和辞書」)

だそうです。

あとは実際の曲作りで使われる「サビ」。これに至っては何語かも解らなかったのですが、日本風歌謡曲、ポップスなどの大衆音楽で、楽曲の聞かせどころをいう。(参考:「デジタル大辞泉 「さび」の意味・読み・例文・類語」)

と書いてありました。

逆に「音律と音階の科学 新装版 ドレミ…はどのように生まれたか」という蔵書について、

 

 

 

 

「音律」というのは、「音楽に使われる音の高さの相対的な関係を、音響学的に位置づけた平均律純正調などの体系。」という意味が普段触れる意味かと思いました( 参考:コトバンク:「精選版 日本国語大辞典 「音律」の意味・読み・例文・類語」 )。

今更なんですが、この「音律と音階の科学 新装版 ドレミ…はどのように生まれたか」という本は「平均律」などの「音律」とそこに含まれる「音階」の関係についての書籍だということがはっきりしました。

でもこの書籍で「メロディ」、「ハーモニー」との関連は分かったとしても、「音楽の三要素」では「リズム」についてはあまり知ることが出来なさそうです。

 

ここでまた以前書いた記事を調べ直して、「楽器を使わないDTM」という記事や「[DTM]ドラムの打ち込み」という記事などで自分でできる「DTM」の取っ掛かりを書いたことがありました。

この時も書籍を参考にしていて

「作りながら覚える 3日で作曲入門」

 

をざっと読んで、「リズム」を組み立てながらDTMを行うことについて知りました。この書籍はWindows/Mac対応ですが、Macでは「GarageBand」を使っています。

忘れていましたが、「GarageBand」についても(プログラミングに一生懸命だった時期に)「GarageBandの電子書籍を入手しました」という記事も書いていてそこでは、「はじめよう! GarageBandで楽しむDTM」という電子書籍の入手について触れていました。

 

 

正直なところ、こうやって書いてみると、「音」から「音楽」迄、何冊か書籍を手に入れてましたが、こなせていません。そしてBlog記事でも「[DTM]慣れた方法がやりやすい」ということで、作業方法についての記事も書いたことがあります。他にも「音楽」テーマの記事は時々書いてきました。また色々な「DTM」の方法も試してきました。

 

なかなか進捗しない「音楽(DTM)」なんですが、また改めて時々Blog記事を振り返りながら、進めていくつもりです。

 

#追記(2024/01/27)

「作りながら覚える 3日で作曲入門」ではWindowsは「Domino」を使っていますが、このソフトは少しだけWindowsPCで使ってみたことがありますが、ピアノロールで音楽の入力を行うソフトという印象でした。上にも書いた様にMacだと無料でMacで使える「GarageBand」が利用しやすいのですが、「GarageBand」でピアノロールを使う場合の記事がネットにありました。(「ピアノロールでの打ち込み GarageBand 使い方」)