の
グッチさんや、a-chengさん、その他の方が
取り上げてくださる変な日本語。
a-chengさんのご指摘どおり、
の
の用い方が大きく関わっていることが多い。
私も仕事柄、ネイティブの話をメモに取るとき、
中国語で書いていても、
的(~の)
と書く筈が、なぜか
の
になっていることがある。
そういえば、
日本で中国語を習っていたとき、
中国人の先生のメモはなぜか
的 が の
になっていたのを思い出す。
日本語の の
これには恐ろしいほどの伝染力が
備わっているのかもしれない。
実際中国には の
というこの文字が一般的になっている。
この前、中国の友人に
“ の を発音してみて!”
と言ったら
之(zhi)
と発音した。
平仮名の の は
勝手に大陸で一人歩きし、
そのうち全世界に普及するのかもしれない。
世界共通語 の
う~ん、の だけじゃ話が続かない。
日本人ツアー客を見ていたら。
この前、某日本の旅行会社が多倫路を歩いていた。
つまらなさそうな観光客の顔。
そりゃ、つまらんわな。
プラプラ歩いても、ここが何かよく知らなければ
歩くだけ無駄でしょ。
本当は面白いところなのに、お気の毒。
単なる洋風な建物にもみえるけれど、
60年以上も前、ここでは日本語が普通に
行き交っていたなんて、不思議な気持ちがするね。

黒い鉄門を押して、中にも入れるよ。
ここは、歴史的に重要な会議をしたところでも
ほんの少し道をそれると、
魯迅の精神を反映した左翼派の若者たちが
信念や夢を語り合ったかつての学校が残っている。
きっと彼らもこんな風に
校舎を見上げたのかもしれない。
はちきれんばかりの若さにあふれた
彼らに待ち受ける悲劇をよそに。
生まれてくるのがもう少し遅ければ
彼らは悲劇を避けられたのかもしれない。
でも、彼らの思想がゆえに、
今の上海、そして中国が生きている。
多倫路。
そこはある人にとっては退屈な道。
でも、こちらが少し問い掛けるだけで
愉快に話し掛けてくれる道。
こんな家に住んではいけない(続き)
本当は、(三)で終わるはずだった。
湯沸し器が使えるようになってよかったね!
それでよかったのだが、
正義感の強い最強上海っ子が巡らした伏線を
私は計算に入れていなかった。
確かに、新しくつけられた湯沸し器は水に近かった。
恐ろしく寒かった。
ブルブル震えながらお風呂からあがったんだった。
翌日、大家が来た。
なぜかって、彼女がガス会社を呼びつけておいたから。
安全保証のないこのガス機器を大家に知らしめるため。
ガス屋は家に来たが、靴を脱がないで入ってきた!
靴を脱いでください。と何度も言う。
全く無視。
私はヒステリーを起こした。
土足で上がるなって言ってるだろ!!
ガス屋は言う。“中国ではそんな習慣無い。”
私が大爆発する前に、大家が叫んだ。
“そんなことはない。靴を脱ぐ家もある。
第一日本人はきれい好きなんだ。靴カバーしろ!!”
カバンから靴カバーを出して履き始める。
全く最初からそうしなさいよ!!
その後、ガス屋は領収書を見せろ、と大家に言う。
“これ、ニセ領収書じゃないか!”
と指摘されている。
せっかく大家が取り付けた湯沸し器を取り外す。
“ガス管も詰まっているぞ。ガスが半分しかきていない。”
それだけ言って帰っていった。
後には、取り外された湯沸し器が残っていた。
大家もガス管を見に行くといったきり帰ってこない。
大家の家に電話したら、大家が電話に出た。
無責任さにあきれて話す言葉が見つからなかった。
その晩、友人の家にシャワーを借りにいった。
熱くてやけどしそうなお湯。最高である。
翌日、やっと大家が来て、全ては終わった。
中国に住むとわかること、
それは、何事にも時間がかかるということ。
そして、時間に対する価値観が違うということ。
とっすいさん、Peaceyさん、ぱんださん
コメントありがとうございました。
今年一年、波乱に満ちた一年が過ごせそうです。
暑い夏に熱いお湯、
寒い冬に冷たい水。
なんて親切すぎる家なんでしょう。
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今年も、よろしくお願いいたします。
STM
こんな家に住んではいけない(三)
数時間後、彼は意気揚々と帰ってきた。
新しいガス器具をぶら下げて。
とても嬉しそうなのはいいが、取付け工がいない。
新品で買うと、取付けは無料だというのに、
大家は本当に自分の腕に自信があるらしい。
私としては、安全にさえ使えれば問題ない。
大家が買ってきたものは、目を疑うものだった。
松下製!
ネットで急いで値段調査に入る。
安くても2000元程度。
まじで?すごいかも!
もう一度、箱に目をやる。
確かに、松下とはあるけれど、
は?Pamasanto?
聞いたことあるようで、無い。
もう一度、箱に目をやる。
日本の合弁会社との表記は無い。
もしや、これってニセ松下?
ネットで正規松下のホームページに、
このPamasantoの文字は無い。
ガス器具は出してはいるが、そこには、
ちゃんと、Panasonic と書いてある。
中国のネット購入サイトを見ると、
この偽物は960元で売り出していた。
人の命を軽く見るこの大家に頭にきた私は、
上海秘蔵っ子へすでに連絡してあった。
彼女がやってきたあと、大家の顔色は変わる。
彼女は生粋の正義感たっぷりの上海っ子。
バトルが始まる。
というより、1分でKO!!!!
彼女の戦法はいつも論理的で鮮やかだ。
国家の基準、大家としての責任。
そして、人としての道徳観念。
大家が言い返せなくなったその時、
品質保証書になる領収書が偽物であることを指摘。
上海市の領収書にはそのインクと番号が存在しない、
と言い始めた。
ガス器具には、国家保障のマークが無いことも告げた。
疑いは疑いをもたらす。
もしかしたら、本当は偽物では無いのかもしれないが、
大家のような誠意の無い人を信用したくはない。
2009年、安全に気をつけたいと願う一年の幕開けである。
教訓
本当の意味で安いものは存在しない。
安いものは悪い
高いものの中にも良い物、悪い物がある。
品定めの目を養え!






