うちには2歳になるブラックリトリーバーのスミがいる。まっくろだからスミ(墨、炭)、まったくの短絡思考の名前。 そのスミが去年の夏初めててんかんの発作を起こした。 子供たちは目の前で起こる発作をどうすることもできず、でも15分もたつとまた元気に走り回り、ほっと胸をなでおろした。そんなに頻繁に起こらなければ、薬も必要ないし、リトリーバーには珍しくないそうで(獣医さんによると)そのままほっておいたしだい。


1年たってまた発作。今回は私の連れ合いの目の前。発作の後、しばらくは自分は誰か、どこにいるのか。わからず混乱状態。人柄というかイヌガラもすっかり違っていて、怖いみたい。パニックに陥って、吠え掛かっているのを見て、連れ合いは急いで、ベンチを引っ張って自分とスミのあいだをふさごうとしたそうな。そのベンチというのがもとは教会ので樫でできた重たいやつ。引っ張った力のあまり、自分の足の親指のつめをすっかりはがしてしまった。 痛かっただろうと思ったのはずーっと後。自分で消毒してガーゼをあてて。叫び声もあげず、こういうときは、感心する。


というわけで、当分靴もダンスもお預け。口の悪い私の同僚に言わせると、”ダンスレッスンから逃れるためには何でもするよねー”

社交ダンスって、子供のときからあこがれていた。 父は戦後すぐにダンスホールに通いづめていたらしいけど、まさかその影響でも無いだろうに。 やっと40歳もかなり超えて、ダンスレッスンにいけるようになった。 夫を説得、懐柔し、一緒に。  パートナーが必要というのはいいようなわずらわしいような。


1週間に1度のグループレッスンを1年ちょっと続ける。 タンゴ、ワルツ、チャチャ、サンバ、ルンバ、スイング、など、覚えた端から忘れていくという悪循環。 ともすれば休みたい連れ合いを脅し、なだめ、買収する苦労。 連れ合いは 何しろ、音楽に合わせてステップさえ踏んでればいいんだ、ちゃんとしたことを知らなくてもなんとかなるさ、という手合い。 きちんとしたのを習いたい私とは正反対。


私の友達には ”よく続くねー”と感心せられ、われながら何とかなってるじゃないと、思うようになった矢先、思いがけず ダンスは中止となったのです。 (続)

やっと最新のハリポタを読み終えた。息子二人は売り出しと同時にあっという間に読み、あとの一人は映画になるまで待つとか。重要登場人物の誰が死んでしまうのかもわかってしまった。 やれやれ。 カンサスシティーのラジオ局のDJがその秘密をばらしてしまい、抗議の人たちがデモをするという騒ぎ。


一方保守的なキリスト教の信者は ハリポタは悪魔の本と言ってボイコット。子供には読ませない。 どんな本だってこどもは読んでいるだけで、教育上結構ではないかという人も多い。 私には単に”面白い”本。 読んでいる途中は、つい登場人物の話し方に似てしまったりしておかしい。イギリス特有のいいかたをまねしたりして。 bloke, snogg などアメリカではめったに聴かない。


ハリーの成長ぶりをわが子に重ねる。


ヨガのクラスに息子二人と 行ってきた。土曜の朝7時は、きついけど、1時間半のレッスンのあとは快い疲れと食欲もりもり。 汗がでるくらいのかなりの運動量。 息子たちは何しろからだが硬いので、足の先に手は届かず、ストラップを使って体の屈伸。片足でたつポーズ、ツリーは 誰が一番ながくバランスを保てるかで、つい競争に。  


こどもが大きくなると、親と一緒にできること、してくれること、が だんだんなくなるようで寂しいけど、ヨガを口実に 子供との時間 楽しんでいます。 


 

私の職場の同僚でありいい友達でもあるP氏は奥さんとともに弁護士、こどものいない中年の優雅な生活。捨てられていたのを貰い受けたダックスフントの2匹が子供代わり。 毎週日曜日はニューヨークタイムズのクロスワードを二人ですることになっているとか。 それによく出てくるのが、ワビ、サビ、オビという日本語。英語では i で終わる言葉ってあんまり無いもの。 それで意味を訊かれて困るというわけ。


私は自慢じゃないけどクロスワードって終わらせたことが無い、というより半分も埋まったことが無いというべきか。中年は中年でも優雅とは程遠い、私の暮らし。息子三人にイヌ一匹と猫2匹それになんだかつかみ所の無い連れ合い。日曜は家事と食料品の買出しで終わってしまいます。

毎日100度を超える暑さ。体温が98.6だから、微熱より暑いわけだ。 今日はサンフラワーゲーム (カンサス州の総合体育大会)。  サイとリュウは空手で出場、武器と型とスパーリング。 エアコンのない古い体育館で、おおきな扇風機が生ぬるい空気と汗をかき混ぜる。 ハリポタの最新作をかくれもって、、、見学。 小さい子供たちの競技には親たちの歓声にビデオにとこちらまで盛り上がる。40歳過ぎておおきなビール腹のおじさんの型は本人は真剣でもなんだか危ない感じ。60近いおばさんあり、足の不自由な人あり、かわいい幼稚園児から、お色気たっぷりの若い女の子まで。 


リュウが武器で一等(棒)、誰も怪我をせず、まずはめでたし。



サンアントニオ旅行の続き。 本場のビーフを食べようとステーキハウスに行く。一ポンド(450グラム)のプライムリブ、ベークドポテトとサラダで23ドル。 ポテトはいらない(全部つれあいにあげる)。サラダは半分こ。 お肉はつれあいにちょっと助けてもらって、といってもほんの5口ほど、あとは全部自分で食べる。 ミヂィアムレアの柔らかいお肉の塊のおいしさ。 コレステロールも高血圧の恐れも、体重が増えるのも一時忘れて食べる。 メキシコのビールであぶらを胃袋に流し落とす。 


これで当分ビーフはお預け。 堪能いたしました! 

テキサスのサンアントニオに旅行で行ってきた。 日本食が食べたくなり、SUSHI ZUSHI というレストランに入って、”チラシ寿司”というのを注文。出てきたのは 塗りの丸盆にすし飯がしいてあり、その上に、マグロ、たこ、いくら、はまち、かつお、のお刺身、が二つ折になって、乗ってる。 かんぴょう、しいたけ、卵もいっしょに。 こちら岡山の祭りずしで育った身、違和感はどうすることもできず。 


アメリカ人のつれあいは ”do-it-yourself すしだね”っていいながら、ご飯をぽろぽろこぼしながら、ご満足。 ま、いいか。

 


仕事場の同僚に訊かれた。”侘びさびってどういうこと? 説明して”  こういうのって一番困るんだなー。一応知識階級に属してる人なので 適当にごまかせもしないし。 彼は”不完全な美”と説明してあったっていうけど、そういうものかなー。 アメリカでは何しろピカピカで大きくて新しくてきれいであれば一番というから、その正反対と言う感じかな。

フーム。

アメリカの夏休みの長いこと。5月の末に学校が終わって約3ヶ月。学期の終わりだから宿題もなく、ただ遊ぶだけの夏。 頭がからっぽになる暑い夏。 新学期にはまず復習に1ヶ月かかるというのも当然。 長男クマは大学4年生、次男サイは高校3年、三男リュウは高校1年、図体ばっかりカサ高いのが3人もいると、家は狭く、食費は二倍、洗濯物も二倍。トイレットぺーパーはすぐになくなり、1ガロンのミルクは2日で空っぽ。


夫と私が仕事で朝出かけるときは、3人まだみんなベッドの中。 9時過ぎにおきて、私の仕事場に電話。 ”朝ごはんはなに?”  


日本の子供たちはまだ期末試験の真っ最中、夏休みも宿題に塾にと忙しいだろうに。というと、"アメリカにいて、ラッキー" だって。