わたしが興味を抱いているテーマは、【古代歴史】とか【人体の不思議】とか【心とは?】みたいなことなんですけど、もっと本質的な事で言うと【本能】【反応】【ことば】なんです。

それらを追っていたら、【超古代歴史】のジャンルに行きついちゃって、古事記とかホツマツタエなんかに寄り道をしたり、潜在意識にハマったりしてるんだけどねw

 

で、潜在意識系への追っかけも自分の中では区切りがつきまして、新たなテーマへ興味が移りつつあります。

 

あ、そうそう

この本ね。読んで紹介しますねなんて言っていたんですけど、潜在意識系の興味からなかなか出てこれなくて、読み進んでないのw

 

オノマトペのことが主にテーマとして書かれいます。

オノマトペが生まれて、共有していく様って本当に興味深いですよね。

だって、車をブーブーとか、犬をワンワンと言うのは分かりやすいですけども、腹痛をキリキリと言ったり、シクシクと言ったりする違いって何なの?と思うよ。

シクシクという痛みって何よ?!と、大人になった今でも思うしね凝視

これがシクシクなのか?も他人に確かめられないじゃん?

不思議だよね。

 

さて、そんな中途半端な状態なのにまた別の本を新聞広告で見つけちゃいました。

それがこれ。

日本語とタミル語(インドの言葉の一つです)の類似点を見つけ出したのが大野晋氏という国語学者の方です。

岩波古語辞典を編纂された方らしいです。

日本語の古語の専門家なのね。

日本の古語の研究者なので、そもそも日本語の起源は?に興味を持たれるのは理解できますね。

そして、どうやらその大野説が否定され、この本の帯によると闇に葬られてるらしい。

穏やかじゃないなあ。。。

大野晋さんの肉声はこちらで聞けます。

参照⇒NHKアーカイブス あの人に会いたい

 

タミル語と聞いて、わたしは聞き覚えがあったんですよ。

んー??たしか・・・

ドラヴィダ語族のやつだよな。

ドラヴィダ人って・・・他でも聞いたようなことがあったよーな・・・

 

これだわっガーンびっくりマーク

参照⇒TOLAND VLOG ついに歴史が覆る。日本の超古代『龍神信仰の謎を紐解く』

23分33秒あたりで言ってますよ。

過去記事⇒富雄丸山古墳の国宝級発見!

『富雄丸山古墳の国宝級発見!』今年の1月に国宝級の発見が報じられました。もう7月だけど、いまさら記事にしますねw 古墳とか土偶とか縄文とかいうワードが新聞に載ってるとすぐ見つけるんですけど…リンクameblo.jp

 

 

 

そして、タイムリーな事にTOLAND VLOGさんの新シリーズで古代出雲口伝が始まってるのよ。

参照⇒出雲口伝シリーズ①

参照⇒出雲口伝シリーズ②

 

うわー、なんということでしょう。

タイミングドンピシャ。

 

ドラヴィダ人って、手長足長族と関係してるらしい人たちのことだよね。

おいおい、そんなに長いわけないじゃん!!

もはやルフィだよ。

胴体どうなってるんだよ。。。

 

超古代の歴史と日本語の起源がバッチリとリンクしたこの大野説とはどんなものなのか?

それを知りたいところだけど、まずはこの【手長・足長族】の事を処理したいので、今日はこちらを調べてみます。

こんな絵もあります。手は普通なのに足だけ異常に長い。

【足長族】の絵なんだろうな。

過剰にもほどがある。話を盛るにも限度と言うものがある。

 

手長・足長族とは、日本各地、特に東北地方に多く語られている昔話に登場するらしいです。

背は高くないんだけど、手足が長いという特徴があるとのこと。

 

諏訪には手長神社、足長神社があります。

手長神社

足長神社

 

これらは、テナヅチ・アシナヅチを祀っているそうです。

このテナヅチ・アシナヅチは、スサノオノミコトと最初に結婚したクシナダヒメのご両親。

過去記事⇒ヤマタノオロチ伝説

 

このインパクトあるヤマタノオロチ退治の方に気を取られちゃうんですけど、このクシナダヒメのご両親は、オオヤマツミの子どもで、コノハナサクヤヒメのきょうだいらしいのよ。

過去記事⇒オオヤマツミの血筋の女神たち

この縁故関係については、もはや信ぴょう性はどうでもいいんですけど、気になるのは名前ですよね。

夫婦して、コンビ名みたいだなって思ってたんだよなぁ。

しかも、クシナダヒメとスサノオが出会ったのって出雲だし。

なんで長野の諏訪にそんなドンピシャな名前の神社があるのかなぁ。

 

まあ、出雲と諏訪は国譲りのくだりで関係あるっちゃあるけど、逃げたのはオオクニヌシの息子のタケミナカタだしね。

オオクニヌシとスサノオは義理の親子ってことだけど、これまた時空を超えたレベルの親子だし・・・まあ、古事記のストーリー上の系図がおかしいんだとは思うけどねw

 

アラハバキ族との関係もあるっぽくて、アラハバキは物部氏ともつながりがあるような。

とにかく、超古代に信仰されていてその後に葬られちゃった古代の神のような気がします。

 

大宮の氷川神社摂社の門客人神社のご祭神もテナヅチ・アシナヅチなんですよ。

 

本殿は、スサノオとクシナダヒメとオオクニヌシだから、埼玉にあるけど完全に出雲と関係してるよね。

 

手長・足長の由来は、諸説あってどれってことは分からない。

ただ、その中でドラヴィダ人との関りを出雲口伝には語られているみたいで、それがわたしとしては興味深い。

だって、出雲とインドだよ?

全然繋がりなさそうじゃない。

 

ドラヴィダ人というのは、かの有名なインダス文明を築いた人たちらしいです。

あちらには、インダス文字ってものがありますからね。

特徴としては、肌の色は黒くて背丈は低いが手足が長いとのことです。

タミル人という人もいるみたいだけど、説明を読む限りドラヴィダ人=タミル人とも読める。

 

背が低くて手足が長めという体形だけの共通点だとしたら、手長足長族とドラヴィダ人を結びつけるのはちょいと強引じゃないかと思うんですけど、言葉と文化の共通点ともなると信ぴょう性がグンとアップします。

 

次回は、大野説について。