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わたしとランと

2006年より走り始めランニングをライフワークにするはずが、2013年から体調崩し、2015年3月に関節リウマチの診断おりる。6月〜9月中旬まで3ヶ月休職。復帰へむけて一歩ずつ・・・

トライアスリートで食欲コンサルタントの村山彩さん、ランナーならご存知でしょう。
ランと食のイベントなどもよくされています。

こんな本も・・・!

あなたは半年前に食べたものでできている/サンマーク出版
¥1,512
Amazon.co.jp

今回大病をしてみて、(まだ闘病中ですが)、食事もいろいろ気をつけてるのですが、
村山さん監修のおいしいスープレシピのサイトご存知でしょうか。

体が喜ぶ22時のスープ。

アスリートも、ダイエットしている人も、病人も、とにかく誰にでもおすすめ。
ヘルシーで栄養があるスープを紹介しているんです。

この中の6回目のスープ。
「手羽先と冬瓜とモロヘイヤのスープ」

モロヘイヤとか、冬瓜とか、なかなか料理にとりいれたことなかったので、つくってみたいなーとおもってて、きのうやっとつくることに・・・。これがすごくおいしい

鶏ももがあったので、手羽先のかわりに。
そして黒ごまのすりごまがなかったので、白ごまで・・・。
ごまをスープにいれるっていうのも、珍しくないですか?わたしはやったことありませんでした。


そうしたら、このごまがいい仕事しました・・・。
最初ごまだけかけた状態でたべて、うん、おいしい!それからすだちをしぼったら、またとてもおいしい!!

レシピ通り2人前つくったのですが、ひとりで一気に全部食べちゃいました。
栄養価の高いモロヘイヤ、タンパク質たっぷりの鶏肉。スープ料理は胃にもやさしいし。カリウムも多くデトックス効果の高い冬瓜。抗酸化のごま。

しかもスープだから、簡単だし。手間もいらない。

こんなスープ思いついちゃうなんて、すごいですね。
次の記事が楽しみだな~。 秋冬の食材でつくるおいしいスープレシピも知りたい。
珍しくランニング関係の投稿です

先週水曜から仕事復帰をして、少しずつリハビリがてら、外にでていこうと思っていたのですが、仕事仲間や友人に会うたび、たくさんの声をかけていただくたび、日に日に見違えるように元気になっていきました。

そこで、土曜日、ランガール★ナイト@お台場に顔をだしてきました!
まったくの部外者となるのは、今年が初。なんも手伝ってません・・・。

ランのスタートに間に合うように出かけたのですが、会場について、女の子たちのキラキラ感におお~シャバに戻ってきたわ!と実感できました。
会場が華やかな分だけ、妥協知らずのランガールメンバーの努力も伺えてジーン。

そんなこんな考えて入り口でつったってたら、いきなりメンバーの満美さん、カトちゃんがかけよってきてくれて、不意打ち。泣いちゃいました。

まだ準備不足だよ~。 それから心を整え、気合いをいれて、本部へ行ったので、もう泣かなかったよ。

みんなに会って、挨拶をして、元気だった頃やろうとおもっていた、コース上の応援へ。わたしがランガールナイトに関われていた頃は、持ち場はステージ。MCの柴田玲ちゃんと一緒にいて、ステージ&スタート地点を離れたことがありません。

だから走ってる雰囲気とかあまり見たことなかったのですが、今回はランナーを応援しながらコースを歩きました。

景色のいいところや、イケメン応援隊、すてきな要素もいっぱいあります。
でも、もちろんそうでない狭い道や、雨でできた水たまりをさけるために走りにくいコースもありました。

一般の観光客の方をランナーのいない間に誘導して通したりしてくれたり、給水しながら応援してくれるボランティアスタッフ、実際そういう存在がいることはもちろんわかってたけど、コースを歩きながら目にして、大変だけど楽しんで参加してくださってるその姿に、なんだか、ぐるぐると複雑な気持ちになりました。

こんなにたくさんの善意に支えられているの、もっと自分がやってるころから実感できてたらよかったのになあ・・・。飴でもかってきて、ボランティアの女の子たちにくばりたくなりました。(⇦飴をくばりたくなるところがおばちゃんですねw)

スタート地点から遠い折り返し地点の方で、間庭さんと進藤さんが応援しているというので、そこにいくと、東南アジアの土産物屋のおばちゃんみたいな明るさで、手作りうちわをもって応援&コース誘導をしてました。(悪口ではないです。褒めてます)

水たまりコースをさけるための誘導です。

とても嫌な走りにくいコースですが、二人の明るい声がけでかなり気はまぎれたはず。
わたしも、そこで一緒に応援させてもらいました。



あとで3人で写真とったけど、真っ黒になっちゃった。

コースにでたおかげで、いろんな人にも会えました。
たくさんのランナーに声をかけてもらって、タッチして、ハグして、結局ここ半年くらいで最長の5㌔近く歩くことができました。みんなに元気もらったね~。

ちょっと前まで通院している病院内でも看護婦さんに「車いす使います?」なんてすすめられるくらい、よぼよぼだったのに、楽しく5㌔も歩くことができるようになるなんて。

ひさびさにみた広い空、ランナーたちのひたむきに走る姿、声をかけると笑顔でこたえてくれるのがまぶしかったよ~。

本当はショーまでいたかったけど、歩きつかれて、進藤さんとお先に失礼することに。



わたしと進藤さんの陸上ファンという共通点から、
【あの大島めぐみさんが、スタッフで裏方やってるってすごい大会だよね】
【いまだに、会うたび、おお!って心の中で思っちゃう】

~なんて話から、ちょうどお会いできたのをいいことに、写真とっていただきました。

満喫しました。

とってもとってもかっこいいに決まってるファッションショーに後ろ髪をひかれながらも、お台場遠いし、家族も心配するので、先にかえりました。

わたしが思っていたランガールナイトって、かっこよくって、おしゃれな大会!なんなら、かっこよすぎて、おしゃれすぎる大会とさえ思ってました。

でも、今回外からみてておもったのは、スタッフも女性だから、参加者も女性だから生まれる、気遣いと、優しさと、感謝と、けっこうな包容力にみちた大会だったんですね。

病人のわたしからすると、パワースポットみたいでもありました。

あとで、SNSやブログなどで、ショーはもちろん大成功で、エンディングを迎えたと知りました。

ランガールメンバー、ずっとずっと忙しかったはず。寝てないだろうし、若くもないのに(失礼)連日朝から晩まで泥臭く作業したとも思えないくらいのあの元気は、ランガールナイトをおもいっきり楽しんでくれている参加者の方からも、もらってるんだろーなー。歩きながら応援してて、ランナーも本当、みな素敵でした。

そして超個人的なことだけど、1200人のランナーを喜ばせながら、たった1人のわたしにも目を向けてくれて、ランガールメンバーがこんな寄せ書きを用意してくれました。



一応、前日きりこさんに、「行きます」とは連絡したんだけれど、ものすごい量の作業におわれながら、いつこんな素敵なものを用意してくれたんでしょう。

会場について、まみさん&かとちゃんとあって、涙をふいて、心をきりっとたてなおして本部にいって、うだちゃんから、これもらったときは死ぬかと思いました。

「ありがとう」もそこそこに、すぐにリュックにしまってしまいました

そのかわり、家に帰ってから、何度も何度もみました。家だったら泣き放題だもの。

RUNderful LIFE!~ランのある、素晴らしい日々~


今回のランガール★ナイトのテーマです。
しばらく走ることから離れちゃった私ですが、みんなのおかげで、RUNderful LIFEを体感することができました。

タイトルとデザインをかえました。誰のブログだ??と思った方も多いかもしれません

デザインは新しいのをつくるまで、しばしこれで。

走ること、病気のこと、これからは2本立てにして書いていきます。病気もわたしの一部だと思うんです。病気は生きていくための体からの手紙だとおもって、症状に耳をかたむけながら、付き合っていきます。

走ることは、今の体ではあきらめています。
しかもここ2年本当にろくに走れてなく、全然ランナーじゃなくなっちゃった。

ただ一応希望はすてずに、こんなタイトルにしてみました。

さて、病気になって、わたしが慰められたのがラジオでした。

本は好きだけど、疲れるからたくさんはよめない。
テレビは見てないといけないし、表面的で遠く感じる。
そんな中、ラジオは寝ながら楽しめるし、パーソナリティが自分の言葉でいろんな考えや経験を届けてくれるから、素敵な友達をもったように、励まされ、退屈しなかった。
そうじゃない番組もたくさんあるけれど。

ラジオの仕事はじめて長いけど、こんなにたくさんラジオをきいたの
今回が初めてだったかも。 それも問題か??

ラジオってすごいいいなぁと改めて感じれたこのタイミングで、
まずは、今週のラジオの収録から少しずつ仕事を復帰することにしました。

薬があってきたようで痛みが少しやわらぎ、毎日のようにつづいた、39-40度の高熱祭りもおちつき、ゾンビから人間っぽい動きになってきた。

もちろんまだまだ普通の体からはほど遠いけれど、
そして、できないことだらけです。服の形状によっては一人できれないし、重いものはまったく持てない。歩くだけで走ったくらい疲れる。ペットボトルのフタは当然無理。

でもね、わたし、外にでたいんですー

無理はしないように、休みながらだけど、人にあって外の空気感じて、動かない体を少しでも動かしたい。

・・・というわけで、復帰していきます。じょじょに。

お仕事関係のみなさま、宜しくお願いします。また不在の間フォロー、ありがとうございました。
きょうは大学時代の友人きんちゃんが2度目のお見舞いにきてくれました。
一緒に庭でランチしました

さんま七厘焼きと大根おろし
生ハムいちじく
きのこホイル焼き 
すだちの輪切りを大量にのっけたすだちそば

おやつにアイスコーヒーとおさつバター焼き 


ここ2-3ヶ月で一番おいしいご飯。ぺろっと全部たべました。
秋の味覚もどっさりたべた。シードルもちょっと飲んじゃった。

血液の炎症値が薬でぐっとおさえられ、体がやっと「食べる」ということに意識がいきはじめたところに、親友来訪でハッピー。
いろんな効果で食欲アップしたんだとおもう。 病気になってからは、いつもこの半分の量で箸をおいていた。

ここ3ヶ月は果物くらいかなー。あとは本当に何を食べてもおいしくなかった。

ぽっちゃりめの体重のときからは、10㌔。 少なく見積もっても、8㌔はおちた。 目指していた憧れの体重を通り越し、そこから4㌔おちた
でもこの食べっぷりならすぐ戻るとおもう。全部戻らず4㌔だけもどりたい

ここ数ヶ月、家族や周りの人は、痩せて小さくなっていく私に 「食べろ、食べろ」とずっと言っていた。
でも、食べるってエネルギーを使う。痛みに耐えるのがせいいっぱいで、食べるほうまで気がまわらない。
動物が、病気になると食べなくなるというのは、よく知られた話。
消化に使うエネルギーを病の治癒のために使うとか・・・。 断食も、そういう考え方ですもんね。
長崎ペンギン水族館って知ってますか?世界一ペンギンが長生きする水族館で、ここの飼育なんだけど、週に1回だったかな?プチ断食をさせていて、それが長生きの秘訣といわれているんです。
だんだんと少しずつ、話がそれていく。
「食べない」ことは悪いことじゃないけど、それが言いたかったわけじゃない。 少しずつ食べれるようになったよと、言いたかったの。
おいしいって幸せだ。おいしいって健康だ。
美味しくないときは、食べなくてもいいときなのかも
あと同じ食べるでも、健康か病人かでは意味がかわってくる。 普通の人がなんでもないことが、病人にはすごい負担になるからだとおも う。 あ、また話がそれようとしているので、筆をおこーーー
少し前だけど、大学時代の後輩のみえちゃんが、わざわざ痛みにきくというオイルサプリを届けにきてくれた。
富士山のふもと、河口湖から、わざわざだ。

みえとふたりで、どっかに遊びにいったこともなければ、ふたりっきりではなしたこともないとおもう。
そんな感じなのに、人見知りなのに、みえが来てくれたことがすごく嬉しくて、もともとあったはずの距離感は、不思議と消えていた。

河口湖からわざわざ届けものをしてくれて、豊かなお話をたくさんしてくれて、とっても嬉しかったんだけど、一番嬉しかったのは、最後、わかれぎわ。みえが、ふと、両手をエイのように大きくひろげて、「桂子さんまたね。」といいながら、ハグをしてくれたこと。

THE日本人で照れ屋の私にはない習慣なのだけれど、素直にするっとその腕の中に入っていけた。子供みたいに泣いて「かえっちゃだめー」といいたいくらい、幸せな時間で、しみた。

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話はかわって、きょう。朝から世界陸上女子マラソンをテレビで観戦。BSフジで北海道マラソンが始まってからは、両方をいったりきたりしながら、ウォッチング

どちらも見応えがあった。
北海道マラソンは、男子のほうがどうしても注目されがち。友人の吉田香織選手を応援したいのだけれど、なかなかテレビはうつさない。ときどき、順位表がでて、今、4位かー。とか確認できたくらい。

世界陸上伊藤舞選手の7位入賞をよろこび、そのあとは北海道マラソンに集中。結果はご存知のとおり。女子1位がはいったあと、アナウンサーは「2位のデンソーの選手がおってきているはずですが・・・」というけど、画面にうつしだされたのは、なんと吉田香織ちゃん!

“かおりちゃん!かおりちゃん!! 
がんばれがんばれー”


・・・といきなり、大きな声をだしたから犬はびっくり。
後半追い上げてたんだね・・・。そこを放送しないなんて、BSフジのばかーー。
うれしくって、驚いて、朝からリウマチの痛みで、げんなりと、していたのに、一気に痛みを忘れてしまった。
たぶん健康な人以上のはしゃぎっぷりで、テレビにむかって声をあげていたとおもう。
かおりちゃんゴール後は、うれしくって涙。またもや犬びっくり。

ここにたどり着くまで、どんだけ苦労したのだろう。
もちろん優勝したかっただろうし、ここがゴールではないのだけど、とりあえずおめでとう。かおりちゃんのいるべき場所に戻ってきたね。
じわっと幸せなきもちがわいてきて、久々に病気から解放された。
どんな薬よりもききました。
元気もらったよー。


富士山からやってきたみえが抱きしめてくれて、
香織ちゃんががんばった姿を見せてくれた、夏の終わり。

“病気”から“元気”へ  一歩進めたきがしました。