10kmレースにでるのなんて、いつ以来だろう。思い出せません。
そして、ブログ自体もおそろしく久しぶり。
12月23日荒川河川敷で開催された、足立フレンドリーマラソン10㌔の部に出場してきました。
そして・・・完走できました。
それが嬉しくって久しぶりにブログを書く気になりました。
この日はとてもあつく、12月とは思えない陽気。天気予報では17度とのこと。そのため、ゴールできるか本当、不安でした。ランガールナイトは、5kmで熱中症になったわたし。暑いの大嫌いなんです。そして体力も前以上になくなっています。
まだまだ体調もよくわからないし、病気発症後初の10㌔レースなので、無理しないとだけきめてました。そしてDNS、DNFの可能性も大でしたので、誰も誘わず一人レース決行。そんなこと、ほとんどないのに・・・。誰かでてるかなーと思ったんだけど、あえて探さず、いってきました。
ほぼ、誰にもいわずに、エントリーして、走って、さくっと帰ってきました。
暑さにドキドキしながら、走り始めて周りをみる。
わたしの目標タイムは、1時間20分。
わたしくらい遅いと、周りも大変そうだ。
おじいさん、おばあさん、足が痛そうな方、いかにも初めてのマラソンっぽい人、速い人たちとはまた違った物語がそこにはありました。
走るのにベストな状態ではないはず。
だれかに走りなさいと強要されたわけでもない。
でも、みんな走ってる。そして私も、走ってる。
「なんで、走ってるんだろう? しかもレースで」
練習でも続けて10kmは1回も走れてないし・・・。
5kmはしって、休憩、そのあと5kmというのはある。それでも1km8分くらいかかってた。そんなレベルだもん。
わざわざ、レースにでなくてよくないか??(笑)
そんなことを考えながら走っていたら、西田隆維さんも10㌔にでていたらしく、5kmおりかえして戻ってきた。そこで声をかける、気づいてもらえて嬉しくなる。
はやっ、わたしが、3㌔も走ってないのに、もう7.5㌔くらい走ったってこと?
誰にあうつもりもなく走り始めたのに、西田君に会えて嬉しくなってしまった。
(※西田君がいい男だから・・・というわけではありません)
そして、この大会で一番嬉しかったのは、学生のボランティアの応援。
たぶん、地元の高校生かな・・・?
有名選手でもなければ、若くてかわいいお姉ちゃんでもない、わたしにすごいたくさん応援してくれるんです。
「ありがとう」をできるだけみんなにいいながら、手をふったり、ハイタッチをしてたら、じーんとしてきて、戻って来れたんだなと実感した。
戻りたかった場所・・・。
ふと見上げた、そら。
ひとりぼっちの時間、でも周りはたくさんの応援と共にゴールを目指す人々。
マラソン大会じゃなければ一生こなそうな地味な川原。
そしてここにこなければ会わないし関わらない人々。
そうだ、マラソン大会って、こんな感じだった! 久々に思い出した。
走れるっていいな〜。しかも「ありがとう」をいいながら。
折り返してから私があう人たちは、わたし以上に遅い人たちだからそれは大変そう。
「ありがとう」「がんばって」を言って、言われて、折り返してからの5kmは、「早くゴールにつきたい」という思いと、「もう少し走っていたい」という思いが交差するくらい楽しかった。
ゴールしたときは、「ただいま」って気持ちでした。
戻りたかった場所へのただいま。
10kmレースではもっとも遅いタイムだけど、なぜか昔みたいに悔しさはない。
きもちの大きさを比べるなら・・・
「楽しかった〜」>「ほっとした〜」>「疲れた」>「速くなりたい」
・・・って感じでしょうか。
そして、一応目標タイム(1時間20分とひくすぎるから)もクリア
ゴール近くでカメラをかまえる小谷さんにも遭遇。
ゴール後、少しお話もできました。結局誰かにはあってしまうんです。会えてよかったけどね。
ちなみに、この日のウエアは、Tシャツ→ナイキ、ランパン→ステラ、タイツ→ナイキ、シューズ→ナイキ&キャタピラン。ナイキばっかりじゃん!!
そして、これが参加賞の、ぼうしと、ネックウォーマーと、なぜか真空パックのごはん。
これをきっかけに、ブログまじめにやろうかな。走ることについていいたいこと、届けたいことが、いろいろあふれそうになってきたから。
タイムはワーストですけど、楽しさは、一番かも。走ってよかった。走れてよかった。
また、こっそり、なんかのレースにでてみよう