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※お知らせ

11月28日まで日本一時帰国中につき、、

通話セッションは夜23時ごろまで営業時間が延長。

大宮での対面セッションは28日まで受け付け。

line文字セッションは通常通りです

 
 
ここから本文。
 

今日は文字セッションを卒業される方の声を紹介します

私のセッションは、克服過程の一部として使っていただく形でもよいと思っていますが、本日のMさんは、、、、


治ったけどいつ戻るかまだ怪しいなーっていう感じでもなくて

もう「治って安定してる状態」にまでなった

。。と話しを聞いてて思います。

 

もう、セッションなくても人に相談しながらやっていけるんじゃない?

なんかあっても過食嘔吐に戻ることはないんじゃないかな、、

って思うくらい、よくなった方。

 

でも、もともとは、
 
 

◆過食嘔吐

(セッション受けだしてからは一年たたない間に過食嘔吐は止まったけど、もともとは27年間苦しんでいました)

 

◆過活動、ネバべき思考

やらなきゃ、やらなきゃ…という強迫観念。

運動強迫もそうですが、それ以外にも掃除しなきゃ、アクティブに行動する趣味をやらなきゃ、疲れていても気が乗らなくても休むとか何もしないなんてダメだなど。

 

◆人の評価依存
人に評価されて嬉しいは誰でもありますが、人に評価されそうと思い描く自分になるためならば、自分の心身を痛めつけることも毎日が面白くなくて死にたくなる努力も「やりたいこと」だと思ってしまうほど、自分で自分を満たすことができなくなっていました

 

◆孤独、ほっとできる心の居場所がない

家族と同じように生活を共にしている、家族同然の人間関係があったけれども「自分が病気で頑張れなくなったり、自分が心地よく生きることを優先していたら自分の価値など認めてくれないんじゃないか、相手は自分がこうしないとダメな奴だ必要ないって思われるのではないか…という漠然とした不安が「あるのが当たり前」にもなっていました

 

 

 

メッセ―ジここから

 
あやさん、1年間のLINEセッション、
ありがとうございました。

最後のLINEになるので、色々と長文になるかもしれませんが…読んで頂けたら嬉しいです。


最近になって食行動について感じている変化があって、

あやさんが本でも書かれていた、
「食後も心地よく動ける感覚」がある食べ方、
これができるようになってきたかも、

というもの。

 
 
27年続いた過食嘔吐が治ってからも、
実はちょっと前までは、過食ではないけど
「食べすぎて苦しい…」っていう感じが結構多かったんです。
 
それが今は
そもそも苦しくなるまで食べなきゃいけないくらいの空腹感(飢餓感)になるまで何も食べない、
ということを選択しなくなって、

そのせいか
お腹が空いてないならそれなりに、
軽く済ませるみたいなこともできるようになってきていいます
 
 
食後の苦しさとか気持ち悪さとか、
普通に食べるとすごく眠くなる…
みたいなことも減ってきて、

サクサクお皿洗って片付けられる、とか、

仕事がおわってお昼ご飯食べた後なら、
帰りの車の中で寝ることも殆どなく、
帰宅してからの片付けもスムーズに動けるようになってます。
 

(といっても、たまには、脂っこいもの食べたら胸やけしてもうだめだ動けないとなることはありますが。

 

 

体を緩ませること、
睡眠やお酒との付き合い方、
食行動についても、

多分、これからもまだまだ
「あ、楽になったな」って気づくことがあるような気がしています。
 
あや:↑これそうだと思う!
病気というほどの症状が治ったらそこで回復は終わりじゃなくて、
そのあとも、病気治すときにやってきた心身の守り方ケアの仕方が身についていれば心も体も回復はしていくからね

 

 
 
逆にそういうところが荒れてきたら、
「あ、なんかストレス抱得すぎてるのかな」
ってサインとして受け取って、
その時の私なりにケアしていければいいんだろうなぁって思います。
 
 
 
以前感じていた、

お風呂入るとか
お香を焚くとか、
優しい音楽を聴くとか、
そんなストレス解消方法で癒されるか!
(癒されてたまるか!の方が近い)

…みたいなイラつきや破壊衝動みたいなもの、だいぶ解消されてきています

 

体を緩めることへの対処法でもあるし、
お風呂入るの気持ちいいなーとか、
いい香り(今は沈香の香りが好きです)のお線香を焚くのだとか、

遠ざかってた
優しめの音楽を聴いて涙が出てきたり…
みたいなこともあって、

今まで自分に課していたアクティブ系だけじゃなくて、
静かなストレス解消の手段も、
ちょっとずつ増えてきてます。

 

※注 byステップあや 

ストレス発散とか快を見つけることの重要性を聞くと、拒食脳が発動して「アクティブに活動すること」ばかりをやろうとするけど、行動しなきゃ(休む系はダメ)としていると逆にアクティブが発散になるところがストレス製造することになっていたり、そもそもアクティブに快を見つけようとしても快を感じられないことがストレスになったり、、ということになっていたりします

 

実際は人間の心身は
「動く」だけでなく
「休む」も両方がセットで、うまく循環するようになっているのだということを忘れないでね

 

 

 

あやさんが先日書いて下さった
病気の時の苦しい価値観についてのお話。

 


※↑について注釈

この前のラインで都会でバリバリ働くキャリアウーマンにならないとダメとか、人に憧れられる(と思い込んでる)体型、もの、彼氏、結婚相手、、なんでも他人目線ですごいといわれそうな何かを欲しがっていて、それが本当に自分のしたいことだと思っていて、そうなれないことが本当に怖くて、、、

 

体型でも仕事でも人に認められそうと思い込んでる何かのためには自分を苦しめてでもその結果を手に入れなきゃと思う。

その価値観に苦しみながらもその価値観を捨てる=価値のない劣った人間になる=そうなるくらいなら死にたい…くらい思っていたという話をしました。

 

その価値観(カルトの洗脳のようなもの)も信じてるその時はそうとしか思えないけど、それが違うと思えないまま、その価値観でい続けることが苦しくて疲れてきて罪悪感を持ちつつその価値観から離れた、、、としても、それをきっかけにその価値観を外から眺められるくらいに回復してしまった今は、

 

その時の苦しさはリアルに思い出せるけれども
本当にこうじゃないと価値がないと思っていたことについては
なんであんなこと思ってたんだろう、って思うというか

本当にあれは病気だったんだなあ…という気がする

という話をしました

 

周りの人も私が私の病気の価値観で
ひとりで優越感を感じてる時も
ぎゃくにひとりで劣等感感じてるときも、

私の周りは私に優劣つけてなくて
その強迫的な考え(実際に太るのがめちゃくちゃ怖いとか、仕事も趣味もこなすキャリアウーマンじゃないと劣ってる気がするとか)はつらいんだろうねえ、と否定はしなくて、でも、不思議な
病気だねえ。。という感じで聞いてくれていた人がいたよっていう話をしました



私の場合は、昔

「絵を上手に描けること」にすごく価値を置いていたんです。

 

それはたぶん絵が上手な姉からの影響で、
褒められてる彼女をみて
「絵を描けるのはすごいこと」って思い込んで、
私も彼女かの女みたいな描けるようにならなきゃ!って思ったのだと思います。

 

子供の頃は割と必死な気持ちで描いてたこともって、

そのせいで、絵の上手い人をみると
敵対心が湧いちゃって、
粗探しをしてはこんな絵無価値だとか酷いこと思ったり言ったりしてたんです。

 

 

でも

そういえば
絵に対するこういう気持ち
気づいたら全然なくなっていたなと。

そう気づいたら、
「もう絵が上手い下手、みたいなことで優劣をつけて人と勝負しなくていいんだ」って思えて…なぜだか泣けてきました。


あやコメント: わかるー。↑この話はさ、

 

痩せなきゃ!と何かの拍子で信じてしまって、痩せること以外の人生の喜び犠牲にしてまでダイエット頑張ってたら、人の食べ方や体型でイライラするようになったり、ダイエット頑張ってなくて幸せそうな人見て私はこんなに頑張ってるのに…って意味不明なイライラが生まれるようになるのと、からくりは同じだと思う。

 

私の場合は、優劣の基準が、痩せているかどうかのほかに、ちゃんとクリーンで正しいとされる食べ方してるか、ちゃんと運動してるか、都会で働くキャリアウーマンのライフスタイルしてるか、海外飛び回ってすごいねって言われる仕事してるか、、とかの優劣基準もあったけど、同じ仕組みだったよ

 

 

 

趣味の歌のことも
今まだ少し悩んでる仕事のことも、

 

絵のことについてそうだったように、

今後はもしかしたら、

 

そういえばそんなことに
めちゃくちゃ価値があるって信じてたな、

 

…くらいに、過去のこととして思い出す対象になるかもしれないし、

付き合い方を変えてみることで、
新しい感じ方が出てきて、

今までみたいに

優劣だとか
人から認められるかどうか
…みたいなことじゃなく、

自分が心地よくできるやり方でやっていけたら、
もっともっと歌も仕事も

楽しめるようになるかもしれない

 

そういうふうに思えたらいいなと希望しているところです。

 

 

24日に大宮の対面セッションでお会いできるので、
あまり名残惜しそうにしないようにしようとも思いつつ、
長々書いてしまってごめんなさい。

お会いできたら

改めて、
ここまで回復、変化できたのは
あやさんのサポートがあったからこそ
ということへのお礼を伝えさせて下さい。

「先生も一緒にお礼しに行く?」
って思わず聞いたくらい、
先生も
あやさんには多分、めちゃくちゃ感謝してると思います。

 

 

※特殊な環境で、家族じゃないけど家族同然の存在がいらっしゃいました。

家族のものを離れて、メンバーとともに暮らしながら音楽バンド活動してる人にとっては、メンバーが家族みたいなものになるのと似てるかも。

 

いきなり食行動を治すとかいきなり太って健康になるとかの前に、やっぱり「心の安全基地」がなければそれを作ることの方を先にしないと前に進めない場合はそれを遠回りでも優先して頑張ることが大きなステップになることがあります

 

 

 

これからも
「今」の自分がどう感じているのか?
どうしたら心地よくなるか?
ということを自分自身に聞いて、

 

毎回そうできないこともあるかもしれないけど、
できる限りそちらの方向に向かうようにしていくことで、
もっともっとラクに緩んで生きていけるように、
色んな人の力も借りながら、やっていきたいと思います。

 

 

行き詰まったら
(そうじゃなくてもあやさんと話したくなったら)
またその時はzoomセッションなど、予約させて頂きます!

ではでは、
24日の対面セッション、楽しみにしてます(^^)

本当に1年間(その前の期間も含めて)、
ありがとうございました!

 

 



ーーーーーーーーー

 

mさん、ありがとう!大宮でお会いした時にもお伝えしましたが。

 

症状が一時的に止まってる(一生懸命止めてる)感じでもなくて、もう、体も心も過食嘔吐や痩せることへの依存は抜けてるから、戻らないだろうな、って思いました。

 

もしかしたら、たまに
なんかモヤモヤ曖昧にしたくて食べ過ぎて気持ち悪くなった、

くらいのやつは


今後、まだ今の自分には

対処法がわからないストレスにぶつかったときに出てくるかもしれないけど、

 

周りの人に相談もできるようになったし

 

(愛がそこにあっても受け取る力ないと受け取れないけど)

愛を受け取れるようになってきたし

 

痩せた太ったは普通の女性としての気になるはあるけど、それで自分の価値が脅かされるという苦しい感じ方でもないし、、

 

何より(Mさんの場合は)後回しにしてきた


ストレス関係なく一口食べたら止まらなくなっていた「体の食欲」も、体を十分に栄養で満たしてきたおかげで、健康になった!!


 

過食じゃない普通の食事を食べる練習をまだ頑張って
ギリギリで症状が止まってる危うい段階も過ぎて


格闘せず平和に

食べる食べない出来るのが

それがフツーになった!!

 

(↑なおった!てバラ色になるのが悪いことって意味じゃなくて、まだハイな気持ちで止まってる時は、まだ安定じゃなくてその次があるということ。

 


ハイな気持ちが終焉を迎えてから、摂食障害の痩せる快や過食の快で心の退屈をどうにかしなくてもいい安定した心と体を作っていくから本当に安定した状態になります)


 

ほんとに一年間、よく頑張りました。


その前から通話セッションもしてたから、一年半?だったかな??
 

 

🔻Mさんがやってきたこと

 

◆周りの人との関係で「居場所」を感じれるようになった

 

◆コミュニケーション(捉える、伝える、聞く)で心の平和と安心を増やしてきた

 

◆食や体型についての苦しい考え方も、楽に変わってきた
※楽に変わるって甘えたダメな奴になるって意味じゃないよ
 
◆体の食欲を安定させる食べ方も実行に移してきた
 
◆人からの評価と自分を苦しめる、ネバ、べき、絶対そうだ!!って思いこんでた考えについてもそうかな??って別の角度から点検してきた
 
 
変わるときって、自分の常識(これが正しい、当たり前って思いこんでいる自分の考え)と違う価値観に触れていくわけなので、やっぱり違和感をもったり、イラっとかモヤとかする。
 
変わる必要のない部分は
わざわざ自分と向き合って
思いして変える必要はもちろんない。
 
けど、変わるのも今の価値観の自分には怖いけど、この苦しい考えで生きてくことに疲れた、変わりたい…って思うタイミングまで来ている人は、、
 
変わると気の違和感、変わるときの痛み(ほしくないもの)のほうを、ちょっとずつ引き受ける覚悟してみると、、、
 
今より楽に楽しく快適に人生を生きている未来につながる一歩を進めるよ。

今の苦しいとらわれ、考えを
外から眺めて
ああ、私この中にいたんだな、
私この中で頑張ってたんだな、
苦しかったね、がんばったね
お疲れさまでした、わたし。
 

、って自分に声をかけてあげられる時が来る。

 


 

けど、

自分と向き合うって

しんどいときはしんどい。


治すぞーがんばるぞーっていうモチベってずっと続かなくて当たり前だよ。



がんばりたいときに頑張って、

休みたいときは休んで、

またやりたくなったらやる、


…で全然大丈夫だし、

それだって治ります。

 


そして、

まだ治したい気持ちが
あまりなくても治せます。

そういう時は、治る行動を目標にするのではなくて
治したい気持ち育てることを目標にすれば前に進めるよ。
 
 

たったこれだけ?って思うような階段も、その一つ一つが重なるから、治った未来に向かう階段になります。

 
 
今日ご紹介したMさんも、それをやってきたよね。
私のセッションは一年半だったけど、
その前からの27年間の病気との格闘や
孤独が当たり前だった心の状態で生きてきたことを考えると、、
 
本当に今平和に生きられてること、よかったなあって思います。
 
 

大丈夫だろうなって思っているけど

また新たな悩みにぶつかって
自分と周りに相談するだけでので対処は難しいと思う悩みがでて来たら

 

その時は一人で頑張りすぎず、手遅れになる前に、相談にいらしてくださいね!
 
 
MさんとMさんの大切な人がたくさんの幸せを感じながら生きていけますように。
ずっとずっと、遠くから応援しています!!
 

 

 

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