感覚だけで、上手に歌えるひとがうらやましい…
わたしはそうじゃないので、理論や身体の仕組みからアプローチして、歌えるようになりました
諸事情により、ボイトレ教室に通えなくなってから、「なんとか気持ちよく歌えるようになりたい!」という想いで、習った基礎練習をつめこみ、自分に合うであろう練習方法を考えてみました
※ あくまで、わたし個人の感覚であり、わたしに合う方法です
Jill WellingtonによるPixabayからの画像
① スロー再生で、曲をめっちゃ聴く(歌わずに) 前々々回のおはなし
② スロー再生で、歌手に合わせて、歌詞をうやむやな母音で歌う 前々回のおはなし
③ スロー再生で、ちいさな声で、なめらかに歌う 前回のおはなし
④ スロー再生で歌いながら、身体に意識を向けて、余計な力を抜いていく 今回ここ
④ スロー再生で歌いながら、自分の身体に意識を向けて、余計な力を抜いていく
歌手に合わせて、スロー再生で、歌詞をうやむやな母音で、小さな声で、なめらか~に歌っていると、曲がゆっくりなので、意識的に身体の力が抜きやす~い
高音のときに、歌いながら「あ、いま、ノドがしまった!身体が固まってきた!」と自分で気づく
スロー再生だと、その高音1音が長い
その高音1音の声を伸ばしている間に、自分で体の力を抜くために試行錯誤する
ノドの力を抜いてみよう!とか、
肩甲骨の位置をかえてみよう!とか、
胸をなでおろしてみよう!とか、
いろいろ考えて、試すことができる
身体がいかにラクになるか?を、さぐりさぐり歌っていくと、何回かに1回、スコーン!とラクに歌える声の通り道を発見できました
歌声が自分の身体の中を、違和感なく通過すると、歌うのがめっちゃ気持ちい~い
なんじゃこりゃー
これはすごい
歌うのが気持ちいいから、歌いたくなっちゃう~
歌うのを、かたくなに拒んでいたわたしが、気がついたら、家族のまえでも、ひとりでも、気にせず鼻歌を歌っていました
36歳からボイトレに通いはじめて、家族のまえでも、ひとりきりの場所でも、鼻歌すら歌えなかったわたしが!
ボイトレに通えなくなって、自力でなんとかレッスンをつづけていたら、41歳でやっと、なにも気にせず鼻歌が歌えるようになりました~
わ~い
5年間ボイトレで基礎練習をがんばってきたからこそ、だと自分では思っています
ど素人だった5年前に、このボイトレ①②③④の練習をやっても意味がわからんかったやろうな~
①②③④だけじゃなく…
・息の量
・息を通す方向
・気道の太さの意識
・声を出す方向
・舌の動き
・頭蓋骨(ずがいこつ)について
・声帯について
・蝶形骨(ちょうけいこつ)について
・硬口蓋(こうこうがい)について
・・・を考えつつ、①②③④の練習をするわけですが、ボイトレをはじめてから、4年間くらい、まったくの意味不明~
「声は、まえに出るもんやろ?!真上に声を出すとか、うしろに声を出すとか、どういうこと?!」
「腹式呼吸ってなに?!お腹にチカラ入れたら、ノドも締まるんやけど!どうしたらいいの~」
「頭蓋骨やら声帯やら蝶形骨に硬口蓋?!目に見えへんところを、どうやって意識したらええの~?!」
わからへーんっ
…だったのですが
発声生理学の先生に出会ったのと、身体トレーニング(らせん美)のおかげで、なんとなく感覚をつかめるようになって、歌えるようになりました
※ あくまで、わたし個人の感覚であり、わたしに合う方法です
次回↓
鼻歌すら歌えなかったわたしのボイトレの歴史↓
②これ以上、この先生に教わっても、わたしは歌えるようにならないな
④某有名音楽スクール…肝心の、お歌のレッスンはどうやったん?
⑥口内の使い方と、ノド周辺の使い方に特化したボイトレに行こう!
⑧鼻腔共鳴(びくうきょうめい)を教えてくれるボイトレに行きたい!
⑩心理カウンセラーさんの、心を開放する声のレッスンに行こう!
⑪聞き返されることが多い人の為の、ボイストレーニングへ行こう♪
⑫発声生理学・解剖学・アレクサンダーテクニークの視点からのボイトレ♪
⑬まだ歌えないのに…!ボイトレに行けなくなった…どうしよう~っ
⑭「ここで終わらしたくない!」…よし!わたしに合う練習方法を考えてみよう♪