わたしがわたしに戻っていく、そんな変化の途中記録。
「それ、そんなにいいかぁ？」
「なんでそれなん？」
「ほかにもっと、いいもんあるやろ？」
「意味わからん」
過去のわたしは、
自分と好みがちがうひとたちを
否定しまくってた
StockSnapによるPixabayからの画像
あるとき
ふと、
相手を否定することを
やめようと思って。
それでも
反射的に
クチを開けば
否定的な言葉が
出てきていたわたし…
だったらとりあえず、
クチを開かんかったら
ええんやわ！
と、
極論にたどり着いた。
（ゼロか100かという思考が強い
）
わたしの好みではない
音楽を聴いていたり、
本を読んでいたり、
食べ物を食べていたり…
そんなひとがいたら、
いつもだったら、
「えー！それ、そんなにいいかぁ？」
「意味わからん！」
とかが、
クチをついて出てくる
でも、
そういうひとがいても
ひたすら黙る！
耐え忍ぶ！
（つい言いたくなってしまうから）
それと同時に
いろんな講座を受けていて。
いままで
出会ったことのないような
ひとたちと
お話しする機会が増えて。
ほんまに
いろんな人がおるんや！
好みって多種多様なんや！
わたしの好みのほうが偏ってるやん！
ということに気が付いて
腑に落ちたとき、
黙って耐え忍ばなくても
自然と
相手を否定する言葉が
出てこなくなった。
”こういう場面では
いつも焦っていた
過去のわたし”
に、
縛られていたのかもしれへんな
と、
思った。
冷静になってみたら
いまのわたしは
そんなに焦っていないのかも…？
と思えて。
自分が理解してないと
相手に伝えることって
出来へんな。
理解できてるから、
ちがう言い方を考えたり
相手に伝わるように
試行錯誤ができるんやな。
１２月に仕事が変わり
４月に部署移動して
いま、わたしに
お仕事を教えてくれているのが
一回り以上年下のひとなのですが。
その人と出会って
まだ１カ月。
軽い話題から
そこそこ深い話まで…。
ちょくちょく雑談してたら、
さら～っと
核心を突くひとことを言われたり、
わたしでは
思いつかないような考えを持っていたり。
会話をしていると
考えさせられたり
気づきをもらえたりする。
その人との会話で
自分を深堀り出来るのが
たのしいし、
ありがたい。
４月から
一回り以上年下のひとに
仕事を教えてもらっていて。
雑談とか毎日お声をかけてくれて。
そんななかで
いろいろお話してたら、
「りり絵さん、
ああ言えばこう言いますね」
と言われて、
グサッ！ときた
過去の私が戻ってる～
笑いながら言ってくれたのが
まだ救いやったけど…
「りり絵さんて、○○なひとですね」
と言われたときに、
「いやいや、そうじゃないんです！」
と、
言い訳してたというか…
説明してたというか…
言い訳はしない
受け入れる
そういう考えにシフトして
最近は順調やったのに…
…で、
グサッときたあと
考えてみたら、
ムキになって言い訳していることって
「私はこういう人間なんです！」
っていう、
かたくなな
自分自身の思い込みなのかもしれんな、
と思い至って。
そこを手放す時期に
来ているのかもしれないなぁ。
４月１日から
お仕事を教えてもらっている
一回り以上年下の人に、
「りり絵さん、生き急いでいますね」
と、
言われた
それ、
１０年くらい前にも、
前の職場の上司に
まったく同じこと言われてた
自分では
だいぶマシになってきたと
思ってたのに…
自分が出来ていることを
「出来ている」
と、
認めることができないから
しんどい。
”最善を尽くす”
最善、て、
ひとつしかないと思ってた。
いつも
おなじ最善が尽くせないなら
もう、
最善を尽くさんでも
ええんちゃうん、
しんどいし…
とか思ってた気がする。
体調が悪い日には
悪い日なりの最善があって
気分が上がらん日には、
気分が上がらん日なりの最善があって
その日、
その時間、
その瞬間によって、
最善はちがうんやなって
気がついた。
さっきは出来てたけど、
いまは出来ない。
それでええんやな、と。
自分が
傷つきたくないから
相手を
悪者にしてた気がする。
