ブリヂストンが開発している非空気入りタイヤ「エアフリーコンセプト」の実用化がいよいよ現実味を帯びてきた。空気が入ったゴムチューブを用いる従来のタイヤと異なり、特殊形状の樹脂で荷重を支える新発想の製品で、パンクの心配や空気圧の調整が必要ない上、100%リサイクルできる優れものだ。
第1世代は、高齢者向けに作られた速度の遅い「シニアカー」などで用いるのが精いっぱいだったが、第2世代なら軽自動車よりコンパクトな1、2人乗りの超小型車などに装着可能。
従来のタイヤは9割程度を燃料に再利用できるが、タイヤとして再生はできない。それに対しエアフリーは、樹脂や表面のゴムなど素材すべてをタイヤとしてリサイクルできるのが特徴だ。
(参考 SankeiBiz 1月13日(月)8時15分配信)
パンクしないタイヤは、普通の車いすでは使われています。
「シニアカー」って、具体的にどんなものなのか知らなかったので調べてみました。
「シニアカー」とは、高齢者向けに作られた、三輪または四輪の一人乗り電動車両(バッテリーカー)のことで、分かりやすく言えば「電動車いす」のことみたいです。
「電動車いす」は、超低速でしか走れませんから、パンクしないタイヤを使えるみたいですが、多分乗り心地はひどく悪いでしょう。
高速で走る自動車のタイヤに、「パンクしにくいタイヤ」があるというのは聞いたことがありますが、「パンクしないタイヤ」というのは技術的に非常に難しいものと聞いたことがあります。
第2世代のパンクしないタイヤは、最高60km/hまでということみたいなので、やはり普通乗用車に装着は無理でしょうね。
普通乗用車に装着できる、「パンクしないタイヤ」は、強度や乗り心地などの問題で、多分実用化は無理でしょう。
それじゃ、明日もみなさんにとって良い日になりますように
Good Day