先日、次女がお世話になっている塾の

塾長面談がありました。

 

「次女さん、ずいぶん変わりましたね。

何というか、大人になったというか」

 

家族以外の人から見ても

やはり次女は成長していたんですね。

嬉しい一言でした。

 

さて、いよいよ次女の高校二年の夏休みが

始ります。

 

ネット記事によると

高2の夏休みの勉強時間は平均4時間だとか。

塾長にも、大学受験するなら今から始めて、

と言われているので、どうしたらよいか。

 

今までは私がある程度の計画を立て、

上位下達方式で「やらせて」きました。

が、もうそれは辞めたいです。

そこで本人に「どうしたいか」聞いてみました。

どれだけの勉強をすれば4時間分になるのか。

 

英語の基礎固めとして

英検準2級の勉強をする。

長文と文法の基礎に取り組む。

 

古文と世界史を勉強する。

それぞれ受験のプロに推薦してもらった

問題集を使う。

世界史は暗記する。

 

「ママと一緒にやりたいのはどこまで?」

「英語と古文…と世界史も」滝汗

 

結局、また一緒に勉強することになりましたあせる

とはいえ、私に高校の勉強は教えられないので、

もう私も一から学ぶつもりです。

Youtubeとか、うまく使っていこうと思います。

 

1学期の成績と担任との面談は来週です。

さて、大学の推薦基準は満たしているかどうか。

軽度知的障害の次女にとって

「一人で」と「初めて」は

二大NGワードでした。

 

ですが先月、

初めて尽くしの一人行動を完遂したことで

かなり自信がついたようです。

 

 

さらにまた、この夏休みに

東京都某センター主催の仕事体験事業に

次女は一人で参加することになり。

(高校を通しています)

 

事前説明会&オリエンテーションに

キャンパス訪問時と同じように

会場までの行き方を調べてから

一人で出かけていきました。

 

もう「ママ、一緒に」とは言いません。

淡々と準備して出かけていきました。

 

自信がついて「普通にできること」に

なったのでしょうね。

 

とにかく今は、

いろいろなことを体験させて、

成功を積ませて、

自分自身で出来ることを

増やしていくこと、かな。

 

ここで身に就いた自信が、今後

日常生活の中でどのように発展していくのか。

 

成長のカギはここにあるように思います。

 

とりあえず

いままでの二大NGワードは卒業したようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

久しぶりにママ友と会いました。

1年数か月ぶり、です。

 

お互い、

特性ある子どもの子育てをしています。

はっきりと子どもの障害を告げたことはないけれど、

お互いにもう、それとなく理解しています。

 

幼いころから子ども同士、

とても仲がよく、一緒に遊んでいました。

高校生になったいまは、遊ばないけれど。

 

私たち、もう疲れたよねって話しました。

 

年齢を重ねるほどに

同級生たちと自分の子どもの差、違いが

くっきりと浮き彫りになって。

 

どうして我が子は

他の子たちのように出来ないんだろう、

みんなが簡単にやっていることが

どうして我が子には無理なんだろう。

 

我が子に幸せになって欲しい、

他の子たちのように。

 

これもできない、あれもダメ、

そんな我が子が少しでも

他の子たちのようにできるように。

学校生活が少しでも円滑に行くように。

 

こうしてあげよう、ああしてあげよう、

これはどうかな、こっちを試してみよう。

 

怒ったり、叱ったり、褒めたり。

一緒に勉強もして、遊んで。

環境も整えて。

出来ないところをフォローして。

 

エンドレス、だよね。

ずーっと頑張ってきて、

でも今もまだまだ、同級生に比べると

何かが足りない、何かが違う。

 

疲れちゃったね。

 

でも多分、これからも頑張っちゃうよね。

私たちが頑張るしかないよね…。

 

お互いにこういう弱音を吐ける

ママ友がいて、

私は幸せです。

 

いま、お互いの子どもたちは17歳。

子どもにとって最適な進路は何か、

これからも悩み、模索し続けます。

 

 

 

 

 

 

 

 

次女の高校では課外学習の一環として

キャンパス訪問というのがあります。

 

希望者による少人数グループを作り、

(担当の先生もつきます)

午前午後、それぞれ1校づつ大学訪問。

キャンパス内を案内してもらったり、

校風やら大学の歴史や特色等を教えてもらいます。

 

次女が希望した大学のグループには

次女の知っている人はいなかったそうです。

またボッチだあせる

 

不安感の強い次女には

「ひとりで」「初めて」がNG。

それなのに現地集合のため、

私鉄、JR、初めて乗る地下鉄を乗り継ぎ、

初めての場所へひとりで行くことになり、

次女の不安は高まって

「ママ、一緒に来て」あせる

 

去年も行ってますが、

ひとり行動は行きの電車だけ。

今年はさらに乗り換えが複雑、距離も長い。

しかも終日ひとり。

 

 

私も悩みました。

これが長女なら一人で行かせますが、

次女には軽度知的障害があるので、

どうしたものか。

通勤通学のラッシュの時間帯、

トラブルでもあったら対応できないのでは…。

 

私の中では8割方

「最後の地下鉄の改札まで一緒に行く」に

固まりかけていたのですが。

 

次女は路線と時間、運賃、

使用する駅を事前にきちんと調べていました。

 

そのうえで私に

・交通費と昼食費で3000円欲しい

・朝は余裕をもって〇〇時に家を出る。

 起床は逆算して〇〇時。

・お弁当はいらないが水筒は必要

と伝えてきました。

 

ここまでしっかりできるなら、

大丈夫だろうと判断し、

一人で行かせることに。

 

結果は

コンプリートアップ

 

一人で全部、難なくできたそうです合格

午前の大学から午後の大学へ行くのも

乗り換えが2回あり、

これまた初めての路線、駅だったので

かなり大変だったとは思うのですが。

 

ランチもひとりでファストフード店で食べたそう。

 

今回の件は

次女本人の大きな自信になったと思いますクラッカー

 

私は今後、さらに悩むんだろうな。

「障害ゆえ次女には無理」の線引きを

どこにするかで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次女にはちょっと気にかけている

友人がいます。

今年4月のクラス替えで別れてしまい、

いまは時々しか会えないのですが、

最近、ずっと姿を見ていない。

 

「どうしたのかなあ。心配」

というので、その気持ちをそのまま

LINEでその子に送ってみたら?

と言ったところ。

 

「…」

「その子も、気にかけてもらってることが分れば

嬉しいと思うんじゃない?」

「…うん」

 

要は、

次女には相手を思う気持ちは

あるのだけれど、

どうしたらいいのか分からないのです。

 

「最近、学校で会ってないから

ちょっと心配してるんだ、程度でいいんだよ」

とアドバイスしたところ、

その通り送信したようです。

 

すぐに「少し体調崩してただけ。

もう大丈夫だよ。学校へ行くよ」

のLINEが来たと言ってました。

「良かった、って返信した」

 

こういうちょっとした気持ちのやりとりで

人との関係性って深まると思うのですが。

 

そのやり方が分からないあせる

 

小学~中学にかけて

「次女は自分の感情に無自覚、

それゆえ感情と言語を結び付けて

表現ができない」ことが問題で、

感情を表す言葉や言い方などを

通級で学んでいました。

 

今もそこはまだまだ、な感じです。

 

最近の次女は優しくなりました。

気持ちが柔らかくなったというか。

だから、そこを表現しないのは

とてももったいないと私は思います。

 

次女の感情が動く場面をつかんで、

そこから感情を引っ張り上げて

表現するところまで。

何とかできないかと試行錯誤中です。