stairs ~次のステップへと進む階段~
次女がなかなかバイトが決まらずにいたので、
二学期も始まって新しい時間割になるし、
ここで一度、考え直してはどうかと
私は考えていました。
ところが長女は
「このまま続けさせた方がいい」
との意見。
「ここで決まらないまま辞めてしまったら、
もう応募も働くことも
イヤになってしまうから」と。
私はむしろ、落ち続けることで
次女のメンタルダウンを心配していました。
私が考えていたのは、
冬・春休みにボランティアに行かせることでした。
それがまずは次女の
社会参加への第一歩になるかな、と。
ところがところがっ
とうとうバイトが決まりました
諦めていた母に対し、
「バイトしたいから」と
諦めずに応募し続けて
とうとう手に入れたバイト採用
「ネットでバイトが落ちる理由を
検索して、対策して、
次の面接でそれを生かすようにしてきた。
今回、積極的に質問したのが
たぶん、良かったんだと思う」
そうか、そうか。頑張ったね。
本当に立派だよー。
諦めずによく頑張ったー
私が思っている以上に
次女はしっかりしていました。
…と喜ぶ気持ちと共に
「大丈夫かな。仕事と人間関係、
両方ちゃんとやっていけるかな。
続けられるかな」
といった不安・心配もあります。
…親ってどこまでもバカだな
次女は某ファストフード店で働きます。
「食べに来てね」と誘われているので、
仕事を覚えて落ち着いたころに
様子を見に行ってみようと思います。
まずは良かった、良かった
秋の長雨が続き、
何だか心身ともにどんよりです。
次女のバイトが決まらない、
ということが
ボディーブローのように
じわじわと効いている私です。
そしてそれは次女も同じようで、
表面ではいつも通り明るくしていますが、
バイトの結果を聞くと
「聞かないで」と激高します。
次女は次女なりに振り返りをし、
履歴書や面接のブラッシュアップを
しているそうです。
「自分なりにやってるんだから、
もう言わないで」
なんかなあ…。
社会に求められない、
社会に出られない子育てをしてしまった。
この子はこのまま
社会に出て自立することはないのでは…。
そんな風に考えてしまいます。
コミュニケーション能力とか
社会性とか、そういうところを
私は伸ばしてやれなかった…。
結構、落ち込んでいたんですよ。
そうしたら一緒にボランティアしている
40代の女性が
「私もたくさん、落ちてますよ」と。
その方、いま就活(パート・アルバイト)中でして
たまたま次女と同じ職場を受けてたんです。
そしてやはり落とされたと。
「どこも即戦力を求めている気がします。
それとガッツリ、働いてくれる人。
大学生は試験前に入れなかったりするし、
ましてやバイト初心者なら
一から仕事を教えなくてはならないので、
ちょっと敬遠されてしまうかも、ですよ」
同じ大学生でも授業数の多い1年生は
敬遠されることもあるのかな。
いや、思っていた以上に
社会は厳しいです。
軽度知的障害、大学1年生の次女の
夏休はあと10日ほどで終わります。
8月、次女は髪をブロンズ色に全染。
本人はとても気にいっています。
この夏はバイトをして過ごす予定で
7月下旬から動いていました。
しかし、ファストフード店を中心に
何件か面接を受けて全落ち。
理由のひとつは髪色でした。
それとおそらく、問われたことに対し
適切な回答をしていないのでは、と
母は想像します。
聞かれている意味が分からず
「はい」しか言えなかったり。
本人は気にする様子もなく、
次々とバイト面接の予定を入れているのですが、
まあ、一向に決まりませんね。
どこがだめだったかを振り返り、改める、
ということが次女にはできません。
本当に、この子は社会が求めているような
人物ではないのだ、と思うと苦しいです。
そんなわけで、この夏はバイト面接で終わりました。
もう私が主導して本を読ませることは
しませんでしたが、
「サービス接遇検定3級」の勉強、
作文、クロスワードパズルだけは
私が主導して、毎日やらせました。
それ以外は小学生時代から変わらぬ
夏休の過ごし方、でした。
ああ、なんという実りのない夏。
先日、たまたま大学の
次女のメンター担当の教授とお会いする
機会がありました。
そこで言われたのが
「とにかく自己評価が低いです。
何を褒めても次女さんの心に響かない。
優秀だったお姉さんに憧れている一方で
『何をしても姉に劣る』と思っているよう。
他の先生方とも、どうしたらいいか
話し合っているところです。
次女さんは本当にがんばっています。
無遅刻無欠席で努力しているのが分ります。
中国語が好きなんだと思います。
何とかして自信をつけさせたい」
次女とも話し、
・人に褒められたらまず
「ありがとうございます」を言う。
・比べる対象は姉や他人ではなく
過去の自分。
・姉は姉、次女は次女
ということを確認しました。
次女は自分自身を信じていないからね。
自分を信じるで「自信」だから。
自分を信じるには、コツコツと
色々な面で実績積んで、「自分」固めをしないと。
ここは、親としてサポートしたい。
しかし大学も親切になりました。
メンター制を導入していることで、
授業外のことも相談したり、
指導を受けたりできるようです。
ありがたいことです。
次女は相変わらずバイトが決まらず、
それでも何度か面接に行っています。
「だんだん、分かってきた」そうで、
これも良い経験、次の面接で生かそうぜ。
ただ、不採用続きで
次女のメンタルが削がれてきたら、
一度、ストップかけようと思っています。
そんな中、朗報が。
次女、HSK3級に合格しました
しかもかなりな高得点

みんなびっくり。
こうして努力が形になるのは
「自分固め」の一歩、いずれ大きな自信になる、
と思うのです。
この夏、次女はアルバイトをする予定でした。
7月下旬にアプリから
某ファストフード店へバイト応募。
店から一度、連絡は来たものの、
担当者不在ということで
「またご連絡します」
その「またご連絡」が来たのが
1週間後。
面接日時を決めたのに
「担当者の都合」で変更になり、
さらにその変更になった日時が
また変更。
「こちらから連絡する」といった日に
連絡が来ない…。
やっと面接にこぎつけたのが8月半ば。
いま、ファストフード店では
バイトに適性検査するのですね。
それと面接とで、次女、不採用に
このときばかりは私も落ち込みました。
この子は社会に出られないのでは。
バイトすら決まらないなんて
就職はもっと無理だろう…。
他の大学1年生は
自動車教習所へ行ったり
バイト、サークル活動、旅行と
色々な経験をして成長していくのに…
自分でバイトを探し、連絡し、
面接を受ける。
これを一人で出来ているだけでも
次女には成長なんだとは思うのですが。
…焦ります
本人はあまり落ち込んだ風でもなく、
また次のバイトを探しています。
こんな状況で夏休みは
何もしないまま終わってしまう。
次女は家では自分のペースで
好きなように時間を過ごしてしまいます。
自分で自分を成長させる課題を見いだせず、
日々、同じサイクルで時間が過ぎてゆく。
他人と関わることもない。
大学卒業後もこれがずっと続く、
というのが次女の理想かもしれません。
次女はできるだけ外に出て、
他人と関わりながら作業なり何なりを
した方がいい。
それにはアルバイトが最適でしたが、
就くことすら難しいという…
ああ、焦る。

