秋華賞激走穴馬的中丸秘記録 -4ページ目
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セントライト記念 距離最適カルト高評価

 注目したいのはキングオブカルトだ。コンプトンアドミラルがエクリプスS、サモナーがクイーンエリザベスIISと、兄2頭が英GI馬という血統はすばらしい。父は万能型のキングマンボで、母の父がムトト(キングジョージほか)なら、やはり2000メートル以上はほしいところ。この距離なら高く評価できる。


 キングスエンブレムはヴァーミリアン、サカラートの弟にあたる。父がウォーエンブレムなのでダート適性は高そうだが、いずれにしても晩成タイプ。ひと夏を越した成長は大いに期待できる。


 クリスタルウイングはエリザベス女王杯馬トゥザヴィクトリーの半弟で、ビーポジティブやサイレントディールといった兄姉も重賞勝ち馬。母系はすばらしいし、アドマイヤベガ×ヌレイエフの配合も一流。スピードとスタミナのバランスが取れているので、芝の中距離なら文句なしだ。


 マイネルチャールズは中山に替わって見直したい。姉マイネヌーヴェルもフラワーCを勝っており、コース替わりで変わり身がありそうだ。


 ノットアローンは父アグネスタキオンに不足はないが、母系からは短距離馬が多く出ているだけに、距離延長がプラスとは思えない。対照的に秋華賞馬ファビラスラフインを母に持つファビラスボーイは、祖母が4000メートルの仏GIカドラン賞の勝ち馬。距離延長は歓迎材料だろう。


 タケミカヅチは成長力のある配合だが、このメンバーに入ると母系のパンチ力不足は否めない。距離はベストだが、相対的な評価は低くなる。


 伯父に凱旋門賞馬スワーヴダンサーがいるダイワワイルドボアは魅力十分。一昨年の豪GIコーフィールドCを制したトーキートを従兄弟に持つロードニュースターともども成長力を兼備しており、抽選対象ながら侮れない。


出典:サンケイスポーツ

ローズS 春の女王ポピー2冠へ進化

 「ローズS・G2」(21日、阪神)


 ひと夏越した3歳牝馬が激突。オークスを制して春の女王に輝いたトールポピーが始動する。1週前追い切りでは、栗東DWで併せ馬を消化しており、順調な仕上がりを披露。牝馬2冠を目指す秋華賞(10月19日・京都)に向けて、まずは前哨戦で好スタートを切る。


 春から秋へ。夏を充電期にあてた実績馬か、実戦で力を蓄えてきた上り馬か。ひと夏越して、成長度を図る絶好の舞台。ライバルの前に立ちふさがるのは、樫の女王トールポピー。激戦の疲れを癒やして、いざ戦いの場所へと帰ってきた。


 最優秀2歳牝馬に選出されて、より期待を集めた春のシーズン。だが、順風満帆とはいかなかった。それは“繊細な気性”ゆえ。「テンションが高かった」と角居師は振り返る。1番人気の桜花賞では8着と見せ場なく敗れた。敗因は前走比10キロの馬体減。オークスでは修正に必死だった。当日は2キロと微増だが、陣営の懸命な努力が実を結んでの栄冠となった。


 その後、アメリカンオークスへ挑戦プランを打ち出されたが、疲労が抜けず、米遠征は白紙に。「牧場に出して環境を変えたことで疲れが取れるのは早かった」と決断が功を奏した。


 今月4日に函館競馬場から帰栗。坂路で乗り込まれて、10日には栗東DWで6F84秒6-39秒7-12秒2。馬なりで追走並入した。15日もDWで併走。6F81秒8-40秒1-12秒8と馬なりで追走先着。「順調にきています。ひと夏越してカッとする面を見せなくなった」と、指揮官が話すように、気負うことなく自然体の走りを披露している。


 「レースに向けてはうまくスイッチを上げていかないといけない。そこでこの馬がどこまで耐えて、どれくらい体を保たせてくれるか」と今後の課題を口にしたが、気になる馬体重は「486キロほどあります。北海道から帰ってきても維持できていますよ」と最低ラインはクリアしている。


 「相手はそろいますが、この馬も成長しています」と師は前哨戦にも意欲を燃やす。世代をリードしてきたプライド。秋も最強の座は譲れない。


出典:デイリースポーツ

トールポピー、ひと夏の成長 ローズS(G2) 

 秋華賞トライアル「第26回ローズS」(G2、芝千八百メートル)が21日、阪神競馬場で行われる。札幌のクイーンSで始動した桜花賞馬レジネッタに、すでに栗東へ入きゅうしている関東馬ブラックエンブレムに、切れ者オディールなどがエントリーしているが、やはり注目は、オークスで3歳牝馬の頂点に立ったトールポピー。ひと夏を越し、心身ともスケールアップ。すくすくと成長したひなげしが、秋にまた大きな花を咲かせる。


 心身ともスケールアップして、オークス馬がターフへ戻ってくる。馬群をぬってのイン強襲で、3歳牝馬の頂点に立ったトールポピー。アメリカンオークスは疲労のため自重したが、この夏、生まれ故郷のノーザンファームでリフレッシュ。その後、函館競馬場で基礎体力をつけ、4日に栗東へ帰きゅうした。


 オークス出走時、462キロしかなかった体は「カイバをよく食べて、体調もいいので函館では494キロ。栗東への輸送の後も486キロありました」(前川助手)と、目を見張るばかりの成長ぶり。デビュー戦や桜花賞では、気性難で自滅してしまったが「いい意味で、気持ちにも余裕があって、今はどっしり構えてます」と前川助手。外見だけではなく、ひと夏を越し、内面もすっかり大人になってきた。


 1週前追い切りでも、気負うことなく併せ馬を無事に消化。角居調教師から「久しぶりなので、テンションを上げないように」という指示を受け、慎重に手綱をとったが「折り合いもついて問題ありませんでした。いい雰囲気です」と前川助手。とはいえ、いつ闘争心に火がつくか分からないジャングルポケット産駒だけに「気持ちの方だけ、大事に調整していきたいです。トライアルから秋華賞へと、馬体を減らさずいけるかが重要ですから」と気を引き締める。


 オークスでは、直線での斜行で他馬に少なからず迷惑をかけ、物議をかもしたトールポピー。秋初戦こそは鮮やかに決めて、牝馬2冠へ加速する。 


出典:中日スポーツ

ローズS 桜Vs樫女王の直接対決に注目

 秋華賞TR(3着まで優先出走権)は桜花賞馬レジネッタ(栗・浅見)、オークス馬トールポピー(栗・角居)のGI馬直接対決が最大の注目だ。レジネッタはひと足早く札幌のクイーンSで始動して2着。古馬ヤマニンメルベイユを捕らえ切れなかったが、末脚は力強く負けてなお強しの印象を与えた。3日に栗東に帰厩して、15日には坂路で4ハロン54秒9-39秒1-12秒4をマークするなど気配は変わらずいい。GI2勝のトールポピー(ほかに昨年の阪神JF)は4日に帰厩して、10日にDWコースで6ハロン84秒6、1ハロン12秒3と軽快に動いた。久々の心配はなく、力は出せそうだ。


出典:サンケイスポーツ

モエレカトリーナ秋華賞切符 「紫苑S」2着デヴェロッペも

 秋華賞トライアル「紫苑S」(オープン・13日・中山競馬場・芝二千メートル)は4番人気のモエレカトリーナ(牝3歳、美浦・畠山重)が逃げ粘る2番人気デヴェロッペを直線半ばで捕らえ、差し切り勝ちを決めた。タイムは1分59秒4。2頭が「秋華賞」(G1(ローマ数字の1)=Jpn1(ローマ数字の1)・10月19日・京都・芝二千メートル)への優先出走権を手に入れた。断然1番人気のレッドアゲートは直線追い込んだが3着に敗れた。


 モエレカトリーナは父ゴールドヘイロー、母は中央と地方で計5勝を挙げたシーワンという血統で、昨年8月に北海道・桑原きゅう舎からデビュー。道営5戦1勝の成績で中央入りした。


 松岡(モエレカトリーナ、1着)道中のペースは速いと思ったが、前が残りそうだったので早めに動いた。今が一番力をつけている時で、小回りコースも気にならなかった。秋華賞でも楽しみですね。


 吉田豊(デヴェロッペ、2着)初めからハナに行こうと決めていた。この馬の競馬ができたし、距離も大丈夫だった。


 内田(レッドアゲート、3着)スーッと行くほどの手応えはありませんでしたね。でも、このレースを使って良くなってくると思う。


出典:東京中日スポーツ

モエレカトリーナ鮮やかに差し切った 紫苑S

 中山土曜メーンの11R・紫苑Sは4番人気モエレカトリーナ(牝=畠山重)が鮮やかに差し切り、2着デヴェロッペとともに秋華賞(10月19日、京都)の優先出走権を獲得した。


 道中は中団待機。4角で先団に取りつくと、メンバー最速の上がり3F35秒4の末脚で逃げ粘るデヴェロッペをとらえた。道営から中央入りした当初は苦戦が続いたが、夏場に大きく成長した。畠山重師は「落ち着きが出てきたし、使っても体が減らないからね」と精神面の成長と馬体の充実を勝因に挙げた。今後はもちろん秋華賞を目指すが、本番でも騎乗予定の松岡は「直線を向いた時には前をつかまえられると思った。このまま力をつけていけば楽しみ。(秋華賞でも)もしかしたらという期待はある」と話した。


出典:スポーツニッポン大阪

松岡カトリーナ、直線差し切る…秋華賞トライアル・紫苑S

 紫苑S(13日、中山競馬場、芝2000メートル、良) 秋華賞トライアルは夏の新潟で力を付けたモエレカトリーナ(松岡)が、直線抜け出して優勝。逃げたデヴェロッペが2着に粘り、2頭は、10月19日に京都で行われる本番への出走権を得た。1番人気のレッドアゲートは、3着止まりだった。


 逃げ馬天国の開幕週の馬場も何のその。一気の末脚で、モエレカトリーナが短い直線を突き抜けた。「4コーナーでは前を捕まえられる手応え。最後はすごい脚でした」と松岡。持ち前の瞬発力で、堂々と秋華賞行きの切符を手にした。


 逃げたデヴェロッペを自ら捕まえに行っての勝利。正攻法の内容だけに、松岡の評価も高い。「逃げ馬が残っていたので、もう少し前につけたかった。中途半端になってしまったけど、強かったですね。まだ力をつけている段階だし、本番でどれだけ通用するか楽しみ」と声を弾ませた。


 畠山重調教師は、昨年のアルコセニョーラに続く連覇。「だいぶ落ち着きが出て、使っても体が減らなくなった。行かない訳にはいかないでしょう」と高らかに秋華賞参戦を宣言した。混戦が予想される本番。叩き上げの(地)馬が、台頭する余地は残されている。


 逃げた粘ったデヴェロッペ2着 ○…逃げたデヴェロッペが2着に粘り込んだ。中山は、1月にオープンの菜の花賞を逃げ切った舞台。先手を取る自分の競馬でよみがえった。「出方を見ながら、行けそうだったので行った。自分のペースで行けたし、良く走っているんですがね…」と吉田豊。惜敗に悔しそうな表情をのぞかせた。


出典:スポーツ報知

紫苑S 秋も松岡旋風だ!カトリーナ快勝

 紫苑ステークス(13日、中山11R、3歳牝馬オープン、馬齢、芝・内2000メートル、1着本賞金1900万円、1・2着馬に秋華賞(10月19日、京都、GI、芝2000メートル)の優先出走権=出走11頭)松岡正海騎乗で4番人気のモエレカトリーナが直線馬場の真ん中から力強く末脚を伸ばし、逃げたデヴェロッペをゴール寸前で捕らえて快勝。2勝目を挙げた。タイム1分59秒4(良)。勝ったモエレカトリーナと2着のデヴェロッペが、秋華賞(10月19日、京都、GI、芝2000メートル)への優先出走権を獲得。1番人気のレッドアゲートは直線末脚を伸ばしたものの、3着に終わった。


 夏の福島、新潟のリーディングを獲得した松岡正海騎手の手綱捌きが、秋競馬でより一層の輝きを放った。主導権を握ったデヴェロッペが作り出す淀みのないペースの中、モエレカトリーナは中団でじっくり脚を温存。勝負所から徐々に押し上げ、直線で鞍上の左ムチが唸ると一完歩ごとにグイグイと伸び、ゴール手前50メートルで粘るデヴェロッペをきっちり差し切った。


 「もう少し前に付けたかったけど、あの位置で折り合いに専念。直線に向いた時は前を捕まえられると思ったし、完勝でしたね。今ちょうど成長して良くなっているし、この後も楽しみです」と、してやったりの松岡は満足そうな表情。


 アルコセニョーラで新潟記念を勝つなど、この夏好調の畠山重則調教師は「落ち着きが出てきたし、使っても体が減らず体質も強化した。これで秋華賞に行かないといけないね」とにっこり。本番では相手が強力になるが、夏の上がり馬モエレカトリーナは不気味な存在となりそうだ。


出典:サンケイスポーツ

紫苑Sに嵐吹いた!カトリーナ秋華賞切符

 土曜中山11Rの紫苑S(13日、中山)は、4番人気のモエレカトリーナ(畠山重則厩舎)がゴール前差し切って優勝。勝ちタイムは1分59秒4。逃げ粘って2着に入ったデヴェロッペとともに秋華賞切符を手にした。


 フローラSの勝ち馬で単勝1・5倍の1番人気に支持されたレッドアゲートは末脚を伸ばしたが届かず3着に敗れた。


出典:スポーツニッポン

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