セントライト記念 距離最適カルト高評価
注目したいのはキングオブカルトだ。コンプトンアドミラルがエクリプスS、サモナーがクイーンエリザベスIISと、兄2頭が英GI馬という血統はすばらしい。父は万能型のキングマンボで、母の父がムトト(キングジョージほか)なら、やはり2000メートル以上はほしいところ。この距離なら高く評価できる。
キングスエンブレムはヴァーミリアン、サカラートの弟にあたる。父がウォーエンブレムなのでダート適性は高そうだが、いずれにしても晩成タイプ。ひと夏を越した成長は大いに期待できる。
クリスタルウイングはエリザベス女王杯馬トゥザヴィクトリーの半弟で、ビーポジティブやサイレントディールといった兄姉も重賞勝ち馬。母系はすばらしいし、アドマイヤベガ×ヌレイエフの配合も一流。スピードとスタミナのバランスが取れているので、芝の中距離なら文句なしだ。
マイネルチャールズは中山に替わって見直したい。姉マイネヌーヴェルもフラワーCを勝っており、コース替わりで変わり身がありそうだ。
ノットアローンは父アグネスタキオンに不足はないが、母系からは短距離馬が多く出ているだけに、距離延長がプラスとは思えない。対照的に秋華賞馬ファビラスラフインを母に持つファビラスボーイは、祖母が4000メートルの仏GIカドラン賞の勝ち馬。距離延長は歓迎材料だろう。
タケミカヅチは成長力のある配合だが、このメンバーに入ると母系のパンチ力不足は否めない。距離はベストだが、相対的な評価は低くなる。
伯父に凱旋門賞馬スワーヴダンサーがいるダイワワイルドボアは魅力十分。一昨年の豪GIコーフィールドCを制したトーキートを従兄弟に持つロードニュースターともども成長力を兼備しており、抽選対象ながら侮れない。
出典:サンケイスポーツ