モエレカトリーナ鮮やかに差し切った 紫苑S
中山土曜メーンの11R・紫苑Sは4番人気モエレカトリーナ(牝=畠山重)が鮮やかに差し切り、2着デヴェロッペとともに秋華賞(10月19日、京都)の優先出走権を獲得した。
道中は中団待機。4角で先団に取りつくと、メンバー最速の上がり3F35秒4の末脚で逃げ粘るデヴェロッペをとらえた。道営から中央入りした当初は苦戦が続いたが、夏場に大きく成長した。畠山重師は「落ち着きが出てきたし、使っても体が減らないからね」と精神面の成長と馬体の充実を勝因に挙げた。今後はもちろん秋華賞を目指すが、本番でも騎乗予定の松岡は「直線を向いた時には前をつかまえられると思った。このまま力をつけていけば楽しみ。(秋華賞でも)もしかしたらという期待はある」と話した。
出典:スポーツニッポン大阪