蒼空日記 -6ページ目

蒼空日記

しあわせダイアリー


『しえ、今日も幸せをありがと。お母さんの子にうまれてくれてありがと。大好き。』

『お母さん、しえも目玉が宇宙に飛んでくくらい大好きだよ。』

布団に入ると、毎日大好きを言い合います。
とっても幸せな時間です。

なんだか今日も泣けてきて、

『こんなお母さんでごめんね。』

と、つい情けない言葉が出てしまいました。

そしたらしえ、
わたしのほっぺに両手添えて、
目を大きく見開いて言いました。

『お母さん、いい?しえが言うのはただひとつ!お母さんが大好きだってこと!』


大人みたいな事言ってこのやろう。

お母さんほんと、幸せ。


時間も時間で、浸ってばかりもいられないので、しばらく寝たふりしてたら、



『うん。じつに素晴らしいハナクソだ。』

ってつぶやいてました。


それどこ捨てた。








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父親の頭の毛が真っ白になりました。
痩せました。

あの甘ったるい味と鼻に抜ける香料が、わたしの顔のあたりをくすぐるので、
今感じた事を。




父親は教師だったので、夏休みなどは、一日中私達と一緒に過ごしました。

何度か、父親の務める学校のプールに入りに行った事があります。
生徒いたけど。

テニスの壁打ち。
自転車置き場。
野球部の立てたホコリ。
すれ違う制服のお姉さん。

小学校低学年のわたしにとってあの場所は、
あまりに遠い、遠い、先のことで、
でも何故かその光景たちが切なく見えました。

父親の背中につかまってプールではしゃぐ自分と、妙に大人びたお兄さんやお姉さん。



プールから上がると、校舎の中の自販機で、ピクニックを買ってもらいました。
いちごオレとか飲んだの初めてで、それはそれは美味しくて。
毎回、いちごオレを買ってもらいました。
普段はあまり口にできなかったからとっても新鮮で。
濡れた髪もそのままに夢中で飲みました。
ピンク色の飲み物を飲むなんて、
悪い事してるみたいでワクワクしたあの味を、まだ覚えてます。
なんか、夏になるとピクニックが飲みたくなるのはそのせいです。



お父さん、あのクソ暑い高校の校舎で一緒に飲んだピクニックの味、覚えてる?

はなえ、ずっと子供のままがいいなって、そんな事考えながら飲んでたんだよ。


お父さん。






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この世にこんなに愛しい輝きがあると教えてくれた子供。
その眩さには及ばなくとも、
足元くらいは照らしたい。

母として。

自分の情けなさを、
世の中のせいにせず、
まわりのせいにせず、
隣の人のせいにせず、

こう在りたいと思う姿に目を背けず、
ごまかさずに生きたい。



母親の、ボロのエプロン姿を思い出す。
一緒に買い物に行くのが恥ずかしかった。


あんなに美しかったのに。



子供の存在で少しずつ芽生えた感情がいろんなもの、結びつけてくれた。


すべて愛しい。


自分を信じてみたい。
気付けたなら壊して進みたい。
子供に何かひとつでいい、
欠片を、残したい。

お母さんを、残したい。































初夢は、
幼稚園に着き、車から出て歩き出したところで荷物まるごと忘れたと気付き、家に取りに行こうと車に戻ると、車の中からラグビー部の筋肉マンが後から後から出てきてなかなか車に乗れずに焦る、
というものでした。





暮れに、両親と大きなお腹の妹、いつまでも傷心な弟、可愛い姪っ子達と泊まりに出かけました。

しえは、この日をずっと心待ちにしていたので本当に嬉しそうで、はしゃぎまくりで。

大浴場には子供達だけで入りました。
そして子供達はまとまって、母親とは別の部屋で寝た訳ですが、
楽しすぎて朝まで眠れなかった!
なんて言ってました。

私自身も、久しぶりに両親や妹弟とゆっくり過ごす事ができ、とても有意義で幸せな時間でした。

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今年は甥っ子ができます。
しえが、新しい命とどんな風に触れ合い、育んでいくのか。


今からとても楽しみです。


本年も、
宜しくお願い申し上げます。




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あと、正月なので、
しえの載せられる変顔の中からひとつ。
『歯茎』


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今年も残りあとわずか。
酒が飲めますね。


娘と大好きな公園でひゃっほーな滑り納めをしてきました。

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帰りにパンダがいっぱいいる店で辛湯を食べました。

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明日から旅行なのに、
正月の買い物はこれからです。
こんなひといるんでしょうか。
ギリギリすぎます。

さてさて酒の肴は何にしよう!
















娘の通う幼稚園ては、たくさん山登りをして体力づくりをします。

先日先生が、今回は崖のような場所へ行ったと言っていたのを思い出し、娘にその時の様子を聞くと、とても楽しかったとの事でした。

わたし、その、崖とやらがどんな場所だか無性に知りたくなりました。

娘の口からは、お尻で滑るのがとにかく楽しかったというワクワクさせるフレーズばかりです。

ワクワクし過ぎて、ソリを持参するか迷いましたが、
…いったん落ち着きます。
今回は様子を見る事にしました。




娘といざ出発です。
かなり急なデコボコ道を登ります。


幼稚園児にできる事が、
わたしにできない訳ない。

そんな事一瞬でも考えたほんの数分前の自分に飛び蹴りしたくなりました。

娘、ずんずん登る。

さすがだと思いました。
わたしの知らないうちに、足腰、そして気持ちが強くなっていた事が嬉しかったです。

母、ついてくのがやっとです。

月明かりが景色を幻想的に変えます。
とても美しい。
どんどん小さくなる家の灯りや車のライト。
一番星、一緒に見つけました。



お尻で滑り降りたという場所に着きました。
急斜面。
落ちる、という表現の方がいい。
わたしが挑めば軽く事故です。
ソリなど、意味を持たないのでしょう。


『ししししえさんよ…本当にここを尻で滑ったの?』

『うん!』

服汚れてもいい?なんて言いながら何のためらいもなく滑り降りる娘。

すごいや…

こういう野生的な遊び、苦手だったのに。


肝の座った娘の姿にまた嬉しくなり、
切れた息は興奮でなかなか落ち着きませんでした。


薄暗いので長居はせずに下山です。
わたし、下るのがとても苦手です。
ギャーギャー言いながら進んでいると
前を行く娘が振り返りわたしの手を握りました。

『おかあさん、しえが守ってあげるからね。大丈夫だよ。』

かなりの時間がかかりましたが、
一度も手を離しませんでした。
ギュッて。
『お母さん大丈夫?』
『石に気をつけて!』
なんて、喋り通し。
わたしの事ばかり心配しながら歩く娘。


何が嬉しいって、

娘がこうして、自分が疲れていても、そばにいる人間の心配ができた事。
思いやりの気持ちが生まれた事。


本当に、嬉しかったです。


そんな愛しい娘に手を引かれ、
無事に下山すると、
膝が大爆笑でした。




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しえが三歳まで育った場所だから、
お母さん、しえとの、いろんな、いろんな思い出がいっぱいで。
つい長居。


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クアアイナで限界に挑んだ後、
ディズニーランドへ行きました。


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子供の頃、ここは本当に夢の国だった。
しえには、どう映ったかな。







サンタの季節がやってきてしまいました。

わたしくらいのおばあちゃんともなると、クリスマスなど、いかにお金を使わせるか、各企業鼻息荒くしてる季節くらいにしか思えませんが、

子供たちにとっては、
空飛ぶトナカイに乗った白いお髭のおじさんが、プレゼントをばらまきにやってくるという、
しかも寝ている間に枕元に置いていくという何ともスリリングな日が到来するわけです!


で、これ。

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さんたさんへ☆

しょっぴんぐせんたーがほしいの☆

にほんじんのね☆

りかのおみせだよ☆

しえより

でんちもおねがい



それ、どこから切りとったの?
ちゃっかり電池までお願いしてます。
サンタが外人だから、日本の店で買うよう促してます。
ほんと、冬の夜空は寒く長旅でしょうし気を付けて来てほしいです。
サンタさん、二階だよ⇧

そして

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部屋はここだよ!
サンタさん!
間違えないで!

娘、念を押す。




そして母おもふ。

こうしている今も、
どこかでつらくて孤独な生活を強いられている世界中の子供たちに、
その日くらい幸せを届けてあげられる本物のサンタがいたらなあと。

そんなサンタが本当に何処かにいたなら喜んで親子で騙され続けたい。

物が溢れる環境に麻痺し、
オモチャくれるから好き好きサンタさーんな娘にやるオモチャは無し。


だから娘には伝えてあります。

サンタにお願いする一番欲しいプレゼントが、一杯のスープだってお友達が、いるんだと、それを忘れるなと。

































娘。心から楽しみにしていた幼稚園の発表会前日に熱を出し、
当日は参加する事ができませんでした。

体調が戻るにつれ、出られなかった事への寂しさを感じる余裕が出てきたのか、
発表するはずだった歌を歌い、踊りを踊り、
譜面を口ずさんでいます。

私も言葉にできない悔しい気持ち
でいっぱいでおります。


ただ、
発表会に向けて毎日みんなで頑張って練習した事や、家で泣きながら木琴の練習をした事、
自分でも気付かなかった根性を出せた事、
本番を迎える為のその過程が一番大切で
この先、大いに娘の糧になると信じております。

話をすれば、私の言わん事は解ってくれます。

娘の頑張りを、成長を、
そして、どれだけ私を幸せな気持ちにさせてくれたかを、
伝えていきたいと思います。

しえありがとう

































幼稚園の発表会がすぐなので、
娘と木琴の練習に明け暮れております。

何せ時間がない。
あと5日で仕上げなければならんのです。
しかし、何十回いや何百回繰り返しても、同じ所でつっかえるのです。

娘は、悔しくて泣きながら木琴を叩きます。

私も、絶対に発表会を笑顔で終わらせて欲しい一心で、
輪をかけてはんにゃになって教えます。
手が出た事もあります。
乗り越えて欲しくて。
やり遂げた清々しさを、娘に味わってほしくて。

娘からしたら、怖くて嫌なお母さんだと思います。
投げだせばいい。
でも娘は、
やめる?と聞いても、
必ず、
やる、と返します。

どんなに叱られても、
出来ない苛立ちに涙しても。



昨晩、寝る前に何やら書き始め、
まるめてゴミ箱に捨てました。

気になり、拾って見てみました。


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おかあさんへ

しえ とてもたのしい

いろいろてっきんのことを

おしえてくれて ありがとう

しえより



終始怒られて泣いてるくせに、
楽しいって…

娘の気持ちをこっそり覗く事ができて嬉しかったです。

こんなに頑張り屋さんな子に成長してくれたことに、
とても感動しました。



感動に浸っていると、
眠い目をこすりながら書き直した手紙を渡してくれました。

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私は、毎日娘にかける言葉があります。

「しえ、お母さんの子供に生まれてくれてありがとう。幸せをありがとう。」

聞き流してますが、
時々ウザいと殴られますが、
死ぬまで毎日娘に伝える言葉です。


今日、初めて、
「うんでくれて ありがとう」
なんて、
素敵な言葉を娘にもらう事ができました。
こんなの、ドラマだけかと思ってました。


親の愛情なんて一方通行で、
見返りなんて考えもしません。
子供に、そんなの求めやしないのです。
子供に注ぐ愛情がだだ漏れでも、
次から次へと注ぎ満タンにする事が親にとっての幸せでもあるのです。

でも娘は、こうして気持ちを言葉にしてくれました。




腕の中でまるまって眠る娘。
その寝顔は、
赤ちゃんの頃と変わりません。

愛してるに勝る言葉を考えながら、
娘を抱きしめながら眠りにつきました。
感情にまかせてきつく抱きしめると抜け出すから、
そっと。

ずっと。