この世にこんなに愛しい輝きがあると教えてくれた子供。
その眩さには及ばなくとも、
足元くらいは照らしたい。
母として。
自分の情けなさを、
世の中のせいにせず、
まわりのせいにせず、
隣の人のせいにせず、
こう在りたいと思う姿に目を背けず、
ごまかさずに生きたい。
母親の、ボロのエプロン姿を思い出す。
一緒に買い物に行くのが恥ずかしかった。
あんなに美しかったのに。
子供の存在で少しずつ芽生えた感情がいろんなもの、結びつけてくれた。
すべて愛しい。
自分を信じてみたい。
気付けたなら壊して進みたい。
子供に何かひとつでいい、
欠片を、残したい。
お母さんを、残したい。