【漫画】ねぬさん幻実記 再掲(過去記事整理も含め)その1 | 妄想印象派 自作のイラストや漫画、アニメ、音楽など

妄想印象派 自作のイラストや漫画、アニメ、音楽など

その他、海外アニメ紹介、無名クラシック音楽紹介など

過去記事の作品画像をスキャンし直し、

尚且つ再掲するシリーズ。

 

今回は

「ねぬさん幻実記」

という漫画のシリーズです。

 

2013年に、子どもの頃、

「イヌとネコのハーフっていないのかなあ…」

と漠然と思ったという事を、ふと思い出し、

他にも同じことを思っている人がいないか調べてみたんですが、

検索で引っ掛かかりませんでした。

何か色々とアイデアを思いついたので…

2013年9月10日

 

その時、犬と猫のハーフを「ねぬ」と名付けました。

 

念のため「ねぬ」が既出なのか検索で調べたところ、

犬顔の猫、「ネヌ?」

というカラパイアの記事を見つけました。

残念乍らその記事はその後削除されてしまいましたが、

カタカナで「ネヌ」はあったわけです。

 

でも、創作系でネヌは見つけられなかったので、

絵随筆のシリーズで漫画を描きました。

 

絵随筆第5回 2013-11-7.jpg

 

〝垂れ耳〟と〝巻き尻尾〟で犬っぽさを出し、

〝茶虎柄〟で猫っぽさを出すことで、

何とか犬と猫の両方の雰囲気を出せたかも?

 

【漫画】ねぬさん(犬と猫のハーフ)インタビュー(絵随筆その5)

2013年11月7日

 

ところが、後から改めて検索したところ、

この漫画の公開よりも2週間ほど前に、

イヌとネコのハーフをテーマにした絵画展が、

デザインフェスタギャラリーで開催されていたという事を知りました。

 

更に、その年明け頃(2014年)に、

イヌとネコのハーフをテーマにした絵本が出版された事も知りました。

 

凄いシンクロニシティですよね!!

 

絵本は制作に数か月は掛かると思うので、

私がイヌとネコのハーフの事をブログに書き始めた頃には、

既に制作中だったのかもしれません。

 

私は、出来るだけ人と被りたくないので、

検索で前もって調べるという事をしていました。

 

で、もし既出だったら、手を付けるのを諦める、

という感じでした。

 

パクりの横行する世の中、極めて良心的でしょ?

(自画自賛)

 

でも、それでも被ってしまった。

 

なので、今は、人と被っても気にならなくなりました。

 

何か新しいアイデアが浮かんでも、

既出なのか確かめるために検索してみるということもしません。

そのアイデアを形にしてブログに出す時、

「既出なのか検索で確認していません」

と表明しています。

 

人と被ったら被ったで、

それをネタにして遊ぶという柔軟性を見せる様にしています。

 

最初の検索で引っ掛からなかったお蔭で、

ねぬさんの漫画を描くことができたので、

これはこれで良かったかもしれません。

 

話を元に戻します。

 

ねぬさんのお話が殊の外気に入ってしまったため、

独立したシリーズを立ち上げました。

 

それが、今回取り上げる御話です。

 

…というわけで、いってみましょう!!

 


 

 

譚ノ1:犬になりたかった猫

画材:ミリペン・アクリル絵具・同人漫画用原稿用紙(A4)

完成:2014年8月19日

 

《1コマ目》

ニャのすけ:ねェ パパぁ ママぁ

ボクね イヌになりたいの!

 

《2コマ目》

ママ:あらまあ

パパ:コラッ ニャのすけ

おまえはいったい なんてコトいうんだ!

 

《3コマ目》

ニャのすけ:だってだってェ~

イヌはさあ とっても ひとなつっこくて

いうこと きいてくれるけど

ネコはさあ きまぐれで じぶんかってで

おたかくとまってるもん

 

《4コマ目》

パパ:おいっ おまえ ネコとしての

アイデンティティを ひていするのか!?

 

《5コマ目》

ニャのすけ:それとね

「め」が「たて」にわれてるのが

みたかんじ こわいんだヨ!

 

《6コマ目》

パパ:まあ ネコは こじんしゅぎだから

おまえが どうかんがえようと じゆうだがな…

 

《7コマ目》

ママ:ニャのすけちゃん それなら

イヌのよいところを もちながら

ネコのよいところも もつようにすれば

いいんじゃ ないかしら?

 

《8コマ目》

ニャのすけ:うんっ そうする!

 

《欄外》

ナレーション:イヌはイヌとしての、

ネコはネコとしての魅力が、

それぞれにあるのだ!!

 

よく、

「あなたは犬派?猫派?」

みたいな質問ありますよね?

 

ネコ好きな人は、マイペースを好み、

馴れ馴れしさを嫌うのでしょうか?

(イヌの構って構って~が苦手そう)

 

ネコは、落ち着いて毅然とした雰囲気があるので、

ネコ好きな人にはそれが「カッコイイ」と見えるのかも。

それでいて、身体を擦りつけてくるなど、甘える態度もとる。

そういう絶妙な匙加減を分かってるっぽい?

ネコは、頭がいいと思います。

人間の心を手玉に取ってるかんじ?

 

「人間は猫にメロメロで、

仕事の邪魔をしても悪戯しても許される」

というのを猫自身が自覚してると思います。

 

イヌ好きな人は、馴れ合うのを好み、

自分勝手な人を嫌うのでしょうか?

(動物との触れ合いを好みそう)

 

犬は裏の無い純真なフレンドリーさを見せるので、

対人関係に疲れた人は癒されるのでしょう。

 

「イヌとネコは元々同じ種から分かれた」

という説があります。

 

ミアキス - Wikipedia

 

ミアキス(Miacis)

というのですけど、

私は、生物学や進化論の素人ですけど、

個人的にはこの説には否定的です。

 

イヌとネコの性質が違いすぎるからというのもありますが、

ネコの「瞳が縦割れ」というのが凄く気になっていて、

元が同じとは感覚的に思えないんです。

(〝縦型瞳孔〟というらしい)

 

猫は哺乳類なのに、

何故瞳が蛇みたいに縦割れなんですかね?

(そういえば、キツネもそうですよね)

 

我ながら、

ニャのすけのママは良い事言ってるなと思いましたが、

ニャのすけはもっと可愛く描けたかも知れないし、

最後のコマの壁の描写に違和感あるのが気になっています。

でも、面倒なので描き直しません。

 

また、全部ひらがなカタカナの上、

吹き出しを使わなかったのは、

絵本っぽさを出したかったからです。

 

【漫画】ねぬさん幻実記 譚ノ1:犬になりたかった猫

2014年8月19日

 


 

 

譚ノ2:ねさぎちゃん

画材:ミリペン・アクリル絵具・同人漫画用原稿用紙(A4)

完成:2014年12月15日

 

《1コマ目》

ねさぎ:あの.....

 

《2コマ目》

ねさぎ:あなたが ねぬさんですね?

 

《3コマ目》

ねぬ:どうして ボクの名前を…

ねさぎ:新聞で見たのです

 

《4コマ目》

ねぬ:あっ そうでしたっけ…

ねさぎ:ねぬさんっ!!

 

《5コマ目》

ねさぎ:実はあたし

ウサギとネコのハーフなんですっ!!

ねぬ:

 

《6コマ目》

ねぬ:何だあ 夢かあ…

 

《7コマ目》

ねぬ:んん…

 

《8コマ目》

ねぬ:うわあ あの娘(こ)!!

 

ウサギとネコのハーフ、

ねさぎちゃん登場!!

 

後から、色がちょっとダメかなあと。

エメラルドっぽい色がいいかも?

と思いまして、続編ではその辺り修正されています。

 

当時は、表現の世界で、

ハーフ獣人って殆ど見なかった気がします。

あるにはあったのかも知れませんけど、

知らなかったですね。

(古くはウナギイヌがいますね)

 

今では結構、ケモナー界隈でも、ハーフ系はいます。

なので、珍しくも何ともなくなりました。

 

また、ハーフの問題もありますよね?

差別とかね。

 

そういう現実の問題に目を向けて貰うために

このお話を作ったわけではないですけど。

 

ねぬさんの服、

どことなくロシアとかウクライナの民族服っぽい気がします。

描いている時にもちょっと意識はしていたんですが、

理由はとくにありません。

 

【漫画】ねぬさん幻実記 譚ノ2:ねさぎちゃん

2014年12月15日

 


 

 

譚ノ3:地下ペンギン

画材:ミリペン・アクリル絵具・同人漫画用原稿用紙(A4)

制作期間:2014~2015年3月14日

 

《1コマ目》

ねぬ:ボクは〝ねぬ〟です

イヌとネコのハーフです

新聞記者をやっています

 

《2コマ目》

ねぬ:以前 僕の所に取材に来た

大塚さんというリスの方から

宜しければ ウチで働かないか?と

お誘いを受けたので

 

《3コマ目》

ねぬ:今日は 世界で唯一の

〝地下で働くペンギンさん〟

の取材をします

ペン助:記者さんって あんたかね?

 

《4コマ目》

ねぬ:今日はひとつ 宜しくお願いします

早速ですが 質問です ペン助さんが

地下でのお仕事をしようと思った理由について

教えてください

 

《5コマ目》

ペン助:ペンギンって いかにもさあ

「お空に飛びたい」

「お空に憧れるゥ~!!」

 

《6コマ目》

ペン助:…って見られるだろ?

俺ぁそういう〝先入観〟ってのが

嫌いなんだよ

だから この世界に入ったのさ

地下鉄の運転手にでも なろうかとも思ったが

結局 トンネル掘削の仕事についた

 

《7コマ目》

ねぬ:そういえば最近

世界初の モグラの飛行士が

出てきましたよね

 

《8コマ目》

ペン助:まあ 時代の流れっつうのも あるかも知れんけど

どんなに時代が変わろうとも 変わっちゃいけないモンがある

〝良心〟ってヤツだ!!

 

新聞記者になったねぬさんが、

トンネル掘削の仕事をするペンギンを取材するお話。

 

私(Satoš)が漫画に登場!!

ねぬさんのデビュー作の時、

私がねぬさんを取材するお話だったので。

 

何か〝先入観〟で見ることって、ありますよね。

それをされて嫌だなあと思う人はいるわけで、

気をつけなきゃならんのかな?と思いまして。

 

私自身、先入観を取り払って、

フラットな状態でものを見る癖も付いていますけど、

人間は完璧ではないし、

うっかり不適切な発言をする事はあります。

 

私はそれでトラブルというのは特に無いのですけど、

不適切発言に凄い嚙みつく人、

Twitter(X)でよく見ますよね。

 

「あなたたちの中で罪を犯したことのない者が、

まず、この女に石を投げなさい。」

って言葉を思い出すんですが。

(私はクリスチャンでも何でも無いですけど)

 

心に余裕の無い人が増えているのか?

私は、世の中を明るくする何かをし続けます。

 

【漫画】ねぬさん幻実記 譚ノ3:地下ペンギン

2015年3月14日

 

というわけで、まだまだありますが、ここまで。

 

実は、このねぬさん、

壮大な物語を頭の中で考えておりまして。

 

一番最初に描いた頃から漠然と構築しておりまして。

 

ねぬさん出生の秘密とか、

政府も絡んだ陰謀とか、とにかくその様な、

SF要素の入ったミステリー小説っぽい感じのアイデアを。

 

ねぬさんのライバルっぽいキャラも考えてあります。

 

でも、この辺りのお話は、全然描いていません。

この後何話か描いて中断しています。

 

優先順位的に下なので、中々手が付けられません。

 

一体いつ手掛ける事になるのやら…。

 

 

 

【追記:2024/4/18】

なんと4月17日に、弊記事が、

公式ジャンル「イラスト・アート・デザイン」部門で

第2位を獲得いたしました!!

 

 

これまでは「1位」以外は報告しない様にしていたので、

例えば「バスクアニメーションの父」を取り上げた記事でも、

何かの部門で2位を獲得していたんですけど、

特にその報告はしていませんでした。

バスクアニメーションの父、フアンバ・ベラサテギ(Juanba Berasategi)

2024年3月1日

 

今後は、2位3位くらいなら報告してもよいかな?と思っています。

いや、でも、この記事が2位を取れるとは思ってもみませんでした。

できる事なら、前回の記事でこれくらいの順位を取りたかった。

【イラスト】ロボットに乗ってぶらりお散歩 - 第7作目やっと完成!!+簡単自作インド風カレー 他

2024年4月1日

 

自分では良いものを作っているつもりなのに殆ど評価されない、

という人生だったので、

アメブロのランキングで1位とか時々取ると、驚きはします。

 

「サイバーエージェントさんは認めてくれているんだ!」

と、素直に嬉しいですよね!