過去に上げた作品の画像で、
スキャンの仕方に慣れていなかったせいで、
画像が妙に暗かったり、
解像度を低くして荒い(ジャギった)画像になっていたりして、
新しく画像を上げ直す必要に迫られたため、
初出などの過去記事の画像を綺麗にし、
更にその文章も見やすく整えるとともに、
その綺麗な画像を新たな記事にも再掲するという作業を、
少しずつしています。
今回は、オリジナル妖怪の
旧「鬼眼羅の犭夜太郎」(きめらのぬえたろう)
の、アイキャッチやバナー、
コピー本にしたときの表紙絵などの画像を、
綺麗にいたします。
この漫画のコンセプトは、
「常温の氷はあるか?」
「水の中で火は燃えるか?」
「熱くない炎はあるか?」
「柔らかい石はあるか?」
など、一見有り得なさそうだけど、
念のため本当にあるのかどうか、
調べてみるという「妖怪科学追及漫画」です!!
これはこれで、
知的探求心が凄く満たされました。
結局はネタ切れで終了したのですけど…。
アイコン用画像
画材:アクリル絵具・同人漫画用原稿用紙(A4)
完成:2009年8月25日
【漫画】『犭夜太郎』(鵺太郎)プロフィール画像変更のお知らせ
2009年8月25日
コピー本用表紙絵
画材:製図ペン・アクリル絵具・同人漫画用原稿用紙(A4)
完成:2009年
身体が燃えているのは、
沙羅曼太(さらまんた)
という〝火取羅族〟(ひどらぞく)の火龍。
犭夜太郎の親友。
口は悪くちょっと気難しいが、
知的探求心の半端ない犭夜太郎の要望に応じて、
調べてあげるという、意外と友思い。
ちなみに通常は体温を一般の人間とほぼ同じ温度に
〝意念〟で保っている。
でも結局、
最終回では犭夜太郎と決別し、
新シリーズである、
「妖怪探偵犭夜太郎」(ようかいたんていぬえたろう)
には登場しません。
コピー本用裏表紙絵
画材:製図ペン・アクリル絵具・同人漫画用原稿用紙(A4)
完成:2009年9月27日
当時は調子があまり良くなかった割には、
〝謎の白武士〟が意外とよく描けているという。
作品の出来不出来にムラがありましたね。
結局この白武士は謎のまま回収もされず…。
【漫画】鬼目羅の犭夜太郎(鵺太郎)コピー本第1巻・表紙絵・裏表紙絵
2009年10月04日
バナー用画像
画材:製図ペン・アクリル絵具・同人漫画用原稿用紙(A4)
完成:2011年3月12日
なんと、これを描いたのは、
〝311〟の翌日だったという…。
この日から、
〝この世界〟は〝ぬる~い日常〟じゃなくなりましたよね?
私は、311の前から、
「このぬるい日常が永遠に続くわけがない」
と、漠然と思っていました。
「いつか終わるが、その日はいつ?」
「終わるにしても、具体的にどういった形で?」
みたいなことを、
2000年代頃から漠然と思っていました。
勘違いして欲しくないのは、
〝人類滅亡〟という意味ではありませんので。
ADHDの影響による嫌な人生体験もあってか、
〝生きる意味〟についてよく考えていましたね。
まず「この世界って何?」ってね。
目の前の様々な事象に囚われることが、
何か罠に掛かっている気がして。
何か重要なこと、大切なことが、
どうでもよい事に意識を向けさせられて、
目が行かない様にさせられているという感じ?
(3S政策とかありますよね)
逆に〝なにか重要なこと〟
を見落としたりしていないか?とも。
そこかしこに、
〝気づいてもらいたい何か〟
もあるのかもしれません。
「生きることに意味なんて無い」
などという〝唯物主義者〟〝虚無主義者〟とは
議論のしようが無いのですけど、
私は〝無宗教〟ですが、
〝見えない世界〟はあると思っていますので。
量子力学ひとつとってみても、
古典物理学の感覚で生きている我々にとっては、
わけがわからないのが現実にある様で…。
原子核の周囲を電子がぐるぐるまわるモデルは正確ではない - ログミーBiz
「量子力学」が解き明かす「この世界の本当の姿」がヤバすぎた…! SFよりスゴイ「不思議な現実」(和田 純夫) | ブルーバックス | 講談社(1/4)
数学とか物理が苦手な私にはどうにもならない世界ですが、
こういう問題から目を背けたくないっていうか…。
とりあえず、
「人生を通して様々な経験、体験をし、そこから何かを学ぶ」
のが人生の目的だと、納得して生きています。
(また話が脱線しました)
Dimpleart DE Nuetarō
画材:ディンプルアート・カラー
完成:2014年8月1日
ブログで繋がった絵描きさんの主催する
「ディンプルアート」
の制作会に参加して描かせていただいたもの。
この頃は、ブログで繋がった絵描きさんの展覧会に、
よく足を運んでおりました。
理由は、逆の立場だったら、
嬉しいだろうと思うからです。
「ブログを見て来てくれる人はいないので驚きました」
とはよく言われました。
してほしいことを、
してあげるという。
言うまでもないことですが、別に、
私が展覧会をしたら来てね、
というわけでもありません。
見返りは特に求めていません。
逆に求めたら、相手に失礼ですし。
まあ、心に余裕ができたのかな?って。
最近は、自分のやることが決まっているので、
特別な何かが無ければ殆ど行かなくなりましたが。
「ディンプルアート」というのは、
乾くとゴムのようになるところがアクリル絵具っぽいですが、
プラ板に液状の絵具を垂らして描く感じです。
残念ながら、現物が行方不明なので、
再スキャンができず。
でも、作品自体鮮やかな色彩なので、
そんなに暗くは見えず。
(追記:偶然見つかったので再スキャンしました 2024/4/15)
2014年8月1日
画材:アクリル絵具・ケント紙(B5)
完成:2015年2月6日
これは、封印とか破棄とか、
しようかどうか迷っていたのですけど、
結局は〝過去を直視する〟名目で再掲いたしました。
自分の能力以上のことをやろうとして失敗する経験、
昔は無数にありました。
ADHDで〝自分が見えない〟せいもありました。
この頃は、調子の悪さがまだ残っていて、
思った通りの絵が描けませんでした。
頭の中に漠然とあるカッコいい図像、
それが描けないもどかしさ。
悔しかったです。
この絵、センスが無いですよね?どうみても。
記事の題名に「リアル版」という言葉を出していますが、
「どこがリアルなんだよ?」
って、突っ込まれても文句は言えません。
一応「習作」とは出していますが。
「なんでここまで描けないんだ?」
って、自分でも疑問に思っていました。
でもこの翌年に、
フィンランドとエストニアの旅行を経ると、
どういうわけか、
調子が戻って絵が描ける様になりました。
そうなるまでに、
この日から1年以上待たねばならなかったわけですが。
【海外旅行】フィンランド・エストニアの旅 - その5(最終回)
2016年11月29日
↑上掲記事の冒頭に、
その1~その4までの同旅行の記事へのリンクが貼られています、
興味がある方はご覧ください。
2015年2月6日
画材:アクリル絵具・ケントボード(A4)
完成:2017年7月22日
修正:2017年7月23日
2009年の表紙絵は、
不完全版のコピー本のための表紙絵でして、
2017年のものは、
お話が完結した後に作ったコピー本の表紙絵です。
犭夜太郎が筋肉質になっていて、
ちょっとキモい?
「犭夜太郎」のポーズを見て、
昔懐かしい「ゲームセンターあらし」を思い出したというか。
ちなみに、裏表紙は、
2009年に描いた裏表紙をそのまま使用しています。
2016年前半までと、
2016年後半のフィンランド・エストニア旅行後とでは、
特に絵の鍛錬をしていないにも拘らず、
画力が全く別人になっています。
自分でも不思議です。
気持ちによって、
全然変わるのでしょうか?
記事中に「犭夜太郎」の画像があったので、
ついでに再スキャンした画像を貼り替えた記事↓
2015年7月30日
2015年8月19日
というわけで、
こういった試みは、
「ああ、こんな記事も書いてたっけ?」
などと感慨深い思いに耽る機会を与えられたりして、
何気に有意義なのかも知れません。
ちょっと面倒くさいけど(笑)。
関連過去記事↓
【漫画】旧「鬼眼羅の犭夜太郎」過去漫画再々掲(過去記事整理も含め)その3
2023年8月10日