黒岩禅の上司の魔法 -47ページ目

第1章「関心を持つ」(4) 見方や解釈を変えてどんな部下も本気で好きになる

第1章「関心を持つ」(4)
見方や解釈を変えてどんな部下も本気で好きになる
 — 嫌いな部下の好きなところを100個書き出してみる

 なかには、どうしても気が合わない部下、嫌いな部下がいるかもしれません。
 「嫌い」という感情は、口にしなくても相手やまわりに気づかれるものです。
 知らず知らずのうちに、上司の雰囲気がチームの雰囲気を悪くしてしまいます。

 嫌いな部下の良いところを100個書き出してみましょう。

「嫌いだからない」などと考えず、無理矢理にでも書き出してみてください。どんなことでもよいのです。
 「字がきれい」でも「遅刻をしない」でもよいのです。
 1~2週間かけて「部下の良いところ」を見つけてみてください。
 どうしても見つけられなければ、同僚や仲間に聞いても良いでしょう。思いも寄らぬ「良いところ」を発見できるかもしれません。
 注意いただきたいのは、それを聞いたときに否定しないことです。聞いたら「なるほどね!教えてくれてありがとう!」と答えることを決めておくといいですね。

 意識することで部下の見方が変わります。
 同じ行動であっても、見方によっては悪く見えることもあり、逆に良く見えることもあります。
 それは「解釈」の違いなのです。

 「雨」が好きな人は多くないと思います。
 会社に行くとき、旅行に行くときなど「雨」だと憂鬱ではないでしょうか。
 私は、雨が降ると「空気がきれいになる」「草花が喜んでいるように思える」「農家の方が喜ぶ」などと思うように決めています。

 子どものころに、新しい傘や長靴を買ってもらったときには、早く雨が降ることを願ったのではないでしょうか。
 そんなふうに考えると「雨」も好きになります。
 「雨」に対する見方や解釈が変わるのです。

 部下に対しても、見方や解釈で好き嫌いが変わってきます。
 嫌いだと思っていたことは、「嫌いになろうとしていた」だけだと気づけます。

 私の部下の一人である豊川伸一さんは、いい加減さではチーム一番です(笑)。
 当初は、「このいい加減さはなんとかならないものか…」と仲間からも不評でした。

 しかし、2007年、2008年の2年連続で、アルバイトさんを対象に実施した「従業員満足度調査」において豊川伸一さんが店長をするお店が全国のTSUTAYA中トップレベルの成績を残したのです。

 いい加減と思っていたことも、彼の部下からすると押し引きが「いい(良い)加減」だったのでしょう。

 部下の良いところをたくさん見つけると、嫌いだった部下も好きになれます。

 あなたが部下の一人ひとりを、一番好きになってあげるのです。その本気の気持ちが必ず共感を呼びます。
 共感は「最高のチーム」をつくるために欠かせない要素です。

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黒岩が児童養護施設の子どもたちに伝えていることの一つです。

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第1章「関心を持つ」(3)「1行でもいい!態度に示さない関心は無関心と同じ」

第1章「関心を持つ」(3)
「1行でもいい!態度に示さない関心は無関心と同じ」
 — 部下がレポートを提出したら必ず返事を書く

 あなたの部下が、勉強会やセミナーなどに参加してレポートや感想文を書いたなら、短い文章でもよいから返事を書くと部下が変わります。

 私は、社内イベントである「同行巡回」「オリエンテーション」や、各種勉強会に参加した社員・アルバイトさんには感想文を書いてもらっています。
 その感想文やレポートには必ず返事を書きます。それは、書いてもらったことへの感謝であり、関心を持っていることを示しているのです。

 返事を書き始めたきっかけは、ある女性社員の「言い訳」でした。
 当時、本社からのレポート提出依頼がいくつかありました。
 全社員を対象にしたものでしたが、期限までに提出する社員が3~4割と非常に少なかったのです。
 「私たちは、期限までに提出しよう」と話をしたのですが、なかなか守れない。
 何度か注意をうながしたある日に言われたのです。

 「こんなの書いてもホントに読んでるかわからないじゃないですか。それに、私たちに書けって言うんだったら上司も返事を書くべきでしょ!」

 言っていることはもっともですが、期限までに書いていない以上、それは言い訳です。
 言い訳ではありますが、部下の本音でした。
 
 提出したレポートなどに返事がなければ、「無関心」と思われても仕方がありません。「ホントに読んでるかわからない」と思われても仕方がないのです。
 無関心の上司相手には、喜んで仕事ができないものです。

 そんな彼女に、「わかった。返事は俺が書く。だから、あなたは期限までに提出してください」とお願いしました。
 納得した感じではありませんでしたが(笑、期限を守ることはできるようになりました。

 部下は一所懸命に感想文やレポートを書き上げます。
 しかし、上司からの反応がなかったら、つまり無関心だと思われたら、いつしか「書いても無駄」と思うようになり、やらなくなるのです。
 たったの1行でもよいのです。頑張ってくれている部下に感謝を表わしてみる。

 関心を示すことで、部下が元気になるのです。
 上司の仕事は、部下を元気にすることです。


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