ClementineはどんなSQLをデータベースに命令しているのか
Clementineには「SQL最適化」という機能があり、Clementineでノードを並べて接続することで設定した一連の処理の内SQL に出来る部分を書き直してODBC で接続しているデータベースに命令する機能です。これによりClementineで処理をせずある程度データベースで処理したあとでClementineに取り込んで残りの処理を行うことが出来ます。OracleなどのRDBMS はレコードやフィールドに複雑なリンクをあらかじめ貼っておくなど高速処理の工夫が施されておりますので、同じマシン上でもClementine自体の処理より速いです。Clementineとは別の冷蔵庫のようなサーバーに入っているデータベースに接続できれば、なお高速化が見込めそうです。
当然データ入力ノードがデータベース入力ノードで始まっているストリームである必要があります。「SQL最適化」で処理されているものはClementineの実行時にノードが紫色になり、紫色にならないノードはClementine側で処理されております。
Clementineのメニュー[ツール]→[ユーザーオプション]をクリックし、ダイアログの[最適化]タブをクリックしますとこの機能に関する設定項目があります。上半分の[設定]はすべてチェックしておいていいでしょう。ただし4月6日の記事の問題 に引っかかる場合は[データベースキャッシング]は外してください。なおoptions.cfgファイルなどの設定のほうが優先されますので、ここで設定した内容が反映されない場合もございます(options.cfgファイルについてはそのうち取り扱います)。
下半分の[ログとステータス]を設定しておくと、最終的にClementineはどんなSQLをデータベースに命令しているのかがわかりますので、最適化が具体的に何をやっているかも確認できます。チェックボックスでは「実行中」と「準備中」で確認できるようなのですが・・・
赤枠の[...]ボタンをクリックし[メッセージ]タブをクリックすると、Clementineが出しているSQLを実行中でも確認できます。「準備中」にチェックがあれば実行前の「プレビュー」を、「実行中」にチェックがあれば実行中のSQLを確認できますので、見たい項目をクリックして内容を確認します。10個以上のノードによる複雑な処理がここでSQL化されていると、結構壮観なSQLが表示されます。
ちなみにデータベース入力ノードでモードを[SQLクエリー]としてデータソースを指定し、[メッセージ]タブで得た内容を貼り付けて、データベース入力ノードひとつで実行させるということも出来ます。
SPSS 15.0 English Demo
SPSSを使ってみたい場合、4月7日の記事 のようなトライアルライセンスを活用できますが、これはあくまでSPSSのCD-ROMを持っている人、または知り合いが使っていてCD-ROMを借りられる人に限られてしまいます。周りにSPSSユーザーがいないけどどうにかSPSSを試したい場合はどうすればよいでしょうか。
英語版のSPSSでしたら、米国SPSSからデモ版をダウンロードできます。14日間は全てのオプションが制限なしで利用できるようです。2007年4月23日現在は以下の要領で入手できます。
(1)SPSS Inc.のホームページ
にアクセスします。
(2)右上に[Search]という検索がありますので、「trial」と入力して[Go]をクリックします。
(3)最初に[SPSS 13.0 Demo for Windows]がヒットしますので、これをクリックします。
(4)IDを問われますのが、3月25日の記事
同様、ID・パスワードとも「guest」で入場できますので、入力してログインします。
(5)(3)で「SPSS 13.0」をクリックしたのですが、SPSS15.0がダウンロードできますので、クリックしてダウンロードします。圧縮でも約160MBあるので注意してください。
私は日本語版が使えるので試したことはないのですが、おそらく使用に問題はないと思われます。サポートは受けられないでしょう。修正パッチはわかりません。まあ試用が目的ですからこのあたりはしょうがないです。



