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いとう とみこの美味しいブログ

イタリア料理教室やグルメ食べ歩きをのんびりと書いていこうと思います。

10月4日(水) 最終日のパリ
今日でイタリア・パリの旅行はいよいよ終ります。
朝に熱を計ると、かなり熱は下がってきていました。
有難い! これなら何とか帰れるなー。

パリ発が19:20なので、最後にタクシーでエッフェル塔やら凱旋門やらを巡ろうか?
やっとコロナも納まってきたし、ラグビーワールドカップ開催のこともあって、
とにかく人が多い。

身体を休めるのが一番と、夫は12時のチェックアウトを延ばしてもらってきました。
ホテルを出る頃には平熱に下がってちょっと安心です。
パリの街は人も多いけれど、車も大混雑。

観光だけでなく、来年のオリンピックの工事で大渋滞なのでしょう。
ANAから早めに出るようにとの指示があり、お迎えの車は待機してくれていました。

パリではタクシーは皆トヨタの車です。
お迎えのハイヤーはレクサス、パリの街は大混雑でしたが高速ではスイスイです。
160キロくらいで飛ばしてくれました。
運転手さんは「トヨタは非常に乗りやすくて最高、いい車です」と言っていました。

わが家はホンダ派ですが、レクサスの乗り心地良さに感心しました。

飛行機に乗り込むとまずシャンパンで乾杯です。
乗れて良かった!
勿論熱が下がったからといって体調が完全とは言い難いものです。
帰りの飛行機では日本食をオーダーしていたのですが、残念ながらほとんど食べられない。
行きの飛行機では間食に一風堂のラーメンまで食べたのに。
それでも日本酒のだっさいはちょっとだけ飲みました。

 

そして羽田で乗換え、5日の夕方セントレアで降りた時には『帰れて本当にヨカッタ。
有難うございました。神様仏様』と思わずつぶやきましたね。
早速無事到着できたことを子供達に伝えたのでした。

これでイタリア・パリの旅行は終りました。

 

10月3日(火) パリ3日目 
本日はパリで一番楽しみにしていたオルソー美術館とムーランルージュです。
だがしかし何ともこんな時に・・・
熱が下がらない、それに身体がダルーい。

ルーブルと並び称されるオルソーはたくさんの印象派の作品あり、この日からゴッホ展も
併用して開催されるという、ラッキーさだったのです。
ゴッホ展も含めたオルソー美術館のチケットは既に購入済です。
どうかご寄付も、ということで一人€20も寄付しているという。
寄付はともかく行ったことがない美術館ということもあり、楽しみにしていたのに。
夫は一人で出掛けて行きました。私はベッドの中で熱と格闘。

旅行前から具合がイマイチだったので、体温計を持って来ていたのです。
それを最後に使うとは・・・
何度計っても38,4℃だったり、37,5だったり。
毛布を2枚借りました。
昔から風邪ばかりひいていましたので、よく熱を出したのです。
対策はしっかり暖かくして汗をかく、これが私流熱の冷まし方なんです。
(やり過ぎて肺炎になって入院というはめになったこともありましたが)
夫のいない時に汗をかいてもみました。

夕方からはお楽しみだったムーランルージュです。
これは往復ハイヤー付き、ディナー付きなんです。
聞けば1人¥70,000を既に払ってあるというんです。
あー、あー。
迎えの車の1時間前にもう一度計ってみました。
何と右も左も36.6度、何度計っても同じなんです。
さー、行こう!
それからサッサとお化粧をして車に乗り込みましたよ。
嬉しかったですね。
まだまだ身体はだるいのですが。
汗出しが効を奏したのでしょうか。

モンマルトルにあるこの歴史ある会場は、やはり雰囲気がありましたね。
映画でカンカン踊りを観たことはありましたが、実情はまったく知りません。


席に案内され、ディナーの説明から始まります。
アミューズ、アペタイザー、メインとデザートとフルコースをいただくというわけです。
飲み物は2人でシャンパン1本。
何しろ根性で熱を下げ?て来た私です。
飲んだり、食べたり、なんてお呼びじゃないのです。
*アペタイザーは天然サーモンとかで、少量だけ食べました。
 (口が苦いので味はわからない)


*シーフードの何かだったか?


*デザート、これも何だったか忘れてしまっています。


具合の悪い時は駄目ですね。
夫は思ったよりは美味しかった、と言っていました。
ディナーショーなどでもソー美味しくはないもの、と相場はきまっていますよね。

食事中の前座のステージには女性、男性の歌手、バックのカルテットの演奏が続いています。
それがえらくヘタクソ!
その上、一生懸命やっていない。
誰もディナーとおしゃべりが夢中で聴いている人なんていない、とはいうものの。
夫はジャズのプロジューサーなので、こんなには耐えられないようです。
「おれ1人だったら、この演奏5分でもう帰るってしまうね」なんて言って。

辛抱していると、いよいよムーランルージュのダンサーの登場です。
胸を裸け、お尻丸出しの、綺麗な綺麗なダンサー。
いやはや参りましたね。
プロポーション抜群、適度の大きさのバストがこれまた形がいいんです。
いやらしさがまったくないのです。
顔も綺麗、唄もダンスも上手い。
半分は女性客なのですが、きっと私と同じような印象だったと思います。

アイスショーがあったり、水に潜るショーがあったり、黒人男性ならはでのスピード感ある、

ダンスがあったり、とバライティー豊かにショーを盛り上げています。
夫はブロードウェイに比べて、ダンスも歌もへただし、ショーの構成も音も古臭い、
なんてブー垂れていました。
でもブロードウェイのショーはもっともっとプロ、生存競争に打ち勝ったものが残る。
アートですので凄い、ですよ。
でもこのムーランルージュのダンサーのような、こんなシルエットを持っている?
これは全くの娯楽、綺麗な物を観て楽しませてくれる、それでいいのでは?
と反論しました。
「そーいう見方も出来るんだ」なんて言っていましたが。
だから娯楽として100年200年と続いているのでしょうね。

ただちょっと病身の私としては音が大きく、ショーが長かったかな。
でも観ることが出来てよかった!
もう一度観る?と聞かれたら「一度で充分」と答えることでしょうが。
そこがブロードウェイと違うかも。
 

10月2日(月) パリ2日目
朝から喉が痛い。
昨夜のお風呂でちょっと寒いかな、もっと温まらなくてはと思いつつサッと出て
しまったのがいけなかったのか。
イタリアと比べれば、やはりパリの温度は低いのに。
でも大丈夫でしょうーーね?

本日はルーブル美術館からエッフェル塔まで歩く、という予定です。
ルーブルの入場券は既に買ってスマホに納まっています。
何でも事前に入場券を買っておかなければいけないんです。
チケットがあって入場するだけでも、長い列をつくっているのですから。
比較的空いているという午前でも、この様な状況です。

とに角広い広いルーブル、一応観る順を考えては来ました。
モナリザ、ミロのヴィーナス、サモトラケのニケは観たいとか。
やはりモナリザにはたくさんの人だかり、それでもしっかり観てきました。
50年前にはほとんど人はいなかった。
誰もいないモナリザの前で「これがモナリザか、けっこう小さいんだ」なんて思っていました。

 

セーヌ河沿いから見たルーブル

正面

天井も素晴らしい!


ミロのヴィーナスもやはり人が多かったですね。
美しい彫刻です。
向田邦子さんのエッセイに「ミロのヴィーナスの前から不動金縛りになってしまった」
といったことが書いてあったのを思い出しました。


女性独特のふっくらした柔らかさのある絵画が多いのに、彫刻はゴツゴツした裸の男性が多い。
とにかくたくさんの作品で溢れている、わけが分からなくなって、そんな感じです。
ニューヨークのメトロポリタンもとんでもない大きさですが、ルーブルの方が大きい?

2時間くらい居たでしょうか。
まだまだ観ていない展示場があるのですが、疲れてしまった。
いやそれよりも何だか気分が悪く、ダルい。
ちょっとホテルで休みたい、と。
予定としてはエッフェル塔から昔泊まっていたサン・ジェルマン・デプレ辺を歩くという。

少しホテルで休んでから、予約してあるBrasserie Lippへ。
ここはサン・ジェルマン・デプレにある150年前からやっているブラッサリー。
アーネスト・ヘミングウェイもこの店にくるのが楽しみだったという。
ジャンポール・ベルモンドやらたくさんの有名人の写真が飾ってありましたね。

悪いことに何だか気分だけでなく、食欲もない。
こんな処までわざわざ来たのに。
大きな店で、老舗といった雰囲気を醸し出していますね。
オーダーしなくては。
*夫はアペタイザーにパテ


*私はシーフードと野菜のスープがあるというので、野菜のスープをオーダー。
 出てきたのはカボチャのスープ、カボチャとは想定外でした。


*夫はペッパーステーキを
 もの凄いペッパーが効き、舌がヒリヒリ。


夫は結構楽しみにしていたのですが、期待に反してあまり美味しくなかったようです。
私は食欲がないので論外ですが。
ビール1杯だけ飲んで€80(私がほとんど食べてないので安いのかな)

ビールを頼むと出てくるのか、フライドポテトが籠いっぱい出てきました。
このポテトも気に入らない、何故ってマクドナルドのフライドポテトのように
機械で押し出して揚げる、というもの。本物のじゃがいもではないことです。
(モスバーガーのは本物のじゃがいもを揚げています)
昨日のブラッサリー、ルーブルは本物のじゃがいもをちゃんと揚げてありましたよ。
老舗のくせにアメリカのマクドナルドのマネをして、手を省いている。
先祖が泣くぞ、と言いたいですね。

そんな元気がまだあったんですが、帰ってみて体温計で計ると、やはり38,4度。
こんなところで風邪をひくなんて(私は風邪を引くといつも熱を出す)
最悪!

10月1日(日) ミラノ~パリへ
イタリアから最後の目的地パリに、今度は飛行機で向かいます。
朝早くホテルを出発し、ミラノの飛行場のラウンジでコーヒーを飲んでいた時のこと。
夫が私のスマホを貸してと言ったので、バッグを見たら無い!無いのです。
そーだ、セキュリティチェックでスマホをバッグから出して、上着と一緒に籠に入れ、
バッグと上着は持って来たのに、スマホを入れたままだった。

すぐ夫とセキュリティチェックに向かいました。
ラウンジとかなり離れているので、方向音痴の私は戻って来れないと思ったからです。
リナーテという飛行場は大きくはないものの、グルッと周りったとても分かり難い。
やっと辿り着き事情を話し、もう一度セキュリティチェックをして、入れて頂きました。
そして有りました!。
保管していて下さったのです。
一時はどうなるかと泣き出しそうになっていましたが。
スマホは海外では入場券等も入力されたりして、パスポート同様大事なんです。

スマホがないことに気がつかずに出発してしまったら、気が付いても時間がなかったら等
を考えると今でもゾッとしてしまいます。
本当に運が良かった!

そんな思いをして到着したパリ。
車からの流れる街並みは、さすがパリです。
美しい!ビルも木々も道もキッチリ整備されて。

ホテルに着くと、モネ等で有名なオランジェリー美術館に向かいました。
日曜日は入場料がタダだと本にかいてあったからです。
何と運のいいことかと。
入場希望者がズラーっと並んでいるだろうと思って見渡すと誰もいない。
何とタダでも予約が必要だったのです。
よく考えてみると、そうですよね。
ルーブル美術館もオルセー美術館も日本から入場予約してきたのですからね。

さー、6:30に予約してあるレストランまでまだまだ時間があるし。
どうしようかな?
オランジェリー美術館の広々とした公園やら、来年のオリンピック会場の工事現場を見たりと。
そして目的のレストランまで、セーヌ河の岸をどこまでも歩きました。
セーヌ河は本当に綺麗な河ですね。
ルーブル美術館を左に、明日訪れるオルセー美術館を右側にしてゆったりと流れています。
正面にはシテ島と、本当に素晴らしい眺めです。


 

いよいよ夫が一番楽しみにしていた「Brasserie du Louvre」です。
ここはリオン郊外にある名店「ポール・ポキューズ」がホテル・デュ・ルーブルの1階に
オーブンしたブラッサリーとのこと。
(東京にも出来ている夫は言っていました)

お楽しみのメニューは
*ここの自慢のお奨めのアペタイザー
 中にソーセージのようなものが入っていてgood! お奨めに従ってよかった!


*夫はツナの料理でソースがたまらなく美味。


*私はエッー、ハンバーガーがあるの?こういうの食べたかったとオーダー。
 さすが庶民のブラッサリーですね。



いやはや期待通り凄く美味しかった!

さすがワインの本場です。今まで飲んだワインで一番美味しかった。

シャトーマルゴーの第4級で1杯が€22。
しかし量も多く、そして揚げたてのじゃがいもも大量についてきましたよ。
美味しい塩が振ってあって。(わが家でも使っていますが、フランスの塩は美味)
いつものように2人でシェアですが、それでも食べ切れなかったですね。
ワインも飲んで、夫はビールも飲んで、€159。
お値打ちです。

夫はこの旅の食事で一番満足だったと言っていました。

9月30日(土) ミラノ4日目
本日はいよいよ最大の目的オペラ「フィガロの結婚」鑑賞です。
ですがその前に昨日のガイドさんお奨めのドゥオーム見学です。
毎日のようにドゥオーム辺りでふらついているのですね。

やはりお奨めに従って良かった!
世界1大きな背の高い教会を、ということでダヴィンチは丈夫な大理石を充分使わねばと考えた。
ミラノ近辺には大理石が発掘できないので、他から持って来なくてはいけない。
大量の大理石を運ぶには人では無理なので、水運でと運河まで作ってしまったということです。
ダヴィンチは絵だけでなくいろいろな才能があることは知っていましたが、土木にまでもか。
こんな100年にではなく、1000年に一人という人もいるのですね。

ドゥオーモの中に入るとまずスケールの大きさに驚きの連続です。
ガイドさんがおっしゃっていたように太くて高い柱の下部分は大量の大理石、
ステンドグラスの数々、たくさんの大きな彫刻。
入り口の彫刻もしっかり観てきましたよ。
来た貝甲斐がありました。ガイドさんに感謝です。


 

そしてこれもガイドさんお奨めの「GROM」にてジェラードです。
この店は毎日製造しているので、フレッシュで柔らかくて美味、食べるならこの店でと。
(他で作られた冷凍のものを置いている店がほとんどだそうです)
Gromでは必ず2種類を結構大盛りにしてくれるのです。

「フィガロの結婚」は7:30からなので、軽くなにか食べてと。
ジェラードでお腹も膨れているので何でもいいか、とバレエの前に行ったお隣の「Marina」
*やはりバッファローのカプレーゼ


*夫はトマトソース味のパスタ


*私はリゾット



さー、いよいよ念願のスカラ座でのオペラ鑑賞です。
私にとってはスカラ座でオペラを観る、これが今回の旅行目的といってもいいくらい。
イタリアオペラの方を観たかったのですが、この時期はモーツアルトなのです。
チケットはすぐ完売するほどの人気のオペラとのこと。
席は旅行会社の方が奥の手を使って下さって、何と前から4番目の中頃という最高の席。
オペラグラスを使わなくってもしっかり観れるんです。
「フィガロの結婚」は日本でしっかりビデオを観てきているので、歌詞はわからなくても
ストーリーは分かっています。
スカラ座には各シートに台詞が出てくる小さな画面が貼り付けてあるのですが、イタリア語では
我々にはないのと同じ、じっくり歌手とオーケストラを鑑賞できるというものです。
いやはや夢が実現できるのです。


そして有難いことに我々の前の方2人は一幕で帰ってしまったのです。
前の席の大きなフワフワ頭がなくなって、何と有難いことか!
きっとご招待され、一幕だけで義理は果たした、と帰ったのかな?

さすがスカラ座のオペラです。
皆様盛装のオンパレード、女性は黒いドレスが多かったかな?
ロビーで写真を撮った後、間違って2階のバルコニー席に行ってしまったのです。
あれあれ、間違えた。
バルコニーのトイレを使っちゃおうか。こんなチャンスはないでしょうから。
入ろうとした時、足の悪い70代?の方が壁を伝ってゆっくり歩いて来ました。
そこでお先に、とお譲りしたのです。
すぐ出るだろうと待っていたのですが、何をやっているのでしょうか?出てこない。
トイレは1個しかないのです。
その内に素敵な黒いノースリーブのロングドレスを着た、多分40代後半の方も待つように。

ここまで待ったのだからと意地になって待ちましたね。
そこで優しそうな素敵な年配の男性が、申し訳なさそうにジーと待っているのに

気がついたのです。
女性のトイレ前なので、これは今の方の夫なんだろう。
足の悪い妻を気遣って待っている、わが夫では考えられないですねー。

やっと出てきたご婦人はにらめつけるように出て行きました。
長くなってごめんなさい、と言わないまでもニッコリくらい出来ないかね?
素敵なご主人とキツイ?ご婦人とのご夫婦も何十年もやってこれたのですね。

イタリアはキツイ年配の女性が多いのか、そんな場面によく直面しました。

いやはや本場のオペラは素晴らしかった!
一生の想い出を作ることができました。
ホテルに帰ったのは真夜中でしたが、大切な1日となりました。