いとう とみこの美味しいブログ -197ページ目

いとう とみこの美味しいブログ

イタリア料理教室やグルメ食べ歩きをのんびりと書いていこうと思います。

Dean&Deluca

入り口の張り紙「2019年9月16日 3:00pmをもって閉店します」
私はそんな紙には目もくれず、いつものように店内に入って行ったのです。

いつもは入り口付近には世界中の果物、野菜等がお洒落に並べられています。
それはそれは美しいディスプレイで、今の時期には日本の柿、さつまいもも。
それが何も無い!



中に進むとケースにはお寿司がそれはそれはぎっしりとだったのに。

随分お高いけど、と思わず手に取りたくなってしまう巻き寿司、握り、丼物等のお寿司は、どこに?
もうこの時間に売り切れたのかしら?



夫に張り紙を見るよう促され、驚き嘆きましたね。

もう45年以上年前になります。
ニューヨークのソーホーに我われは3ヶ月ほど住んだことがあります。
当時ニューヨークは荒れて治安も悪かった。
それでもジャズを愛する夫やミュージシャンにはニューヨークは特別の街です。
ソーホーは倉庫街だったので、大きなスペースを安い家賃で借りられたのでしょう。
アーティストが多く住んでいました。

それからニューヨークは治安もよくなり、綺麗な街になって行ったのです。
ソーホーは大きなスペースが確保できる、ということからでしょう。
ブティックやレストランが沢山乗り出して来て、お洒落な街へと変身したのです。
ニューヨークはどんどん街並みが変わってゆくのが凄いです。

1988年、小さなチーズ専門店から出発したDean&Delucaはソーホーの地に店を構えたということです。
その頃にはソーホーがお洒落な街になり始めていたのでしょうか。
私もその頃か?ディーン&デルッカを見つけて「何と素敵な!」とすっかりファンになってしまったようです。
私のようなファンが大勢いたのでしょう。
ニューヨークを訪れる度に店が増え、さらには日本までも、いや名古屋にも。


9月16日は雨が降り、スケジュールを変更してソーホーに行ったのでした。
予定としては翌日訪れることになっていたのです。
もし予定通り翌日に店を訪れ、「昨日で閉めました」となったら悔んだことでしょうね。

閉店間際の店内です。
長い間ファンだったソーホーのDean&Delucaがなくなってしまう、本当に寂しい!
「新しいフードカルチャーの創設」としてソーホーから出発したここのディーン&デルッカは今後どうなるのか?
(創業者のディーンとデルッカはとうの昔に権利は売ってしまったとのことですが)
会社としてのディーン&デルッカは勿論健在でしょうが。

最後のニューヨークであろう?この機会に最後の瞬間を観れたことは、なにかの縁だったのかな。
大好きだったソーホーのこの店に別れを告げることが出来ことは、幸せだったのかな。

 

旅行から帰るといろいろな用事があるものです。
それに遊んで帰ったらといっても疲れがドッと出るものです。
私の誕生日当日もまさにその様でした。

私の誕生日祝いなんて考えが及ばない、といった感じです。
ところがところが夫がバラの花束をプレゼントしてくれたのです。
こんなこと今まであったかな?
明日雨?
いやー、嬉しかったですね。

「今日の夕食は?」
「今日は飲まないメニューだから、ポテトサラダと鶏の照り焼き丼」
「今日は誕生日なんだから、スパークリングで軽く一杯はどう?」

一生に一度の?お花をもらったのだから、冷凍庫にあるもの何とか作ったのがこのメニュー。
誰の誕生日だったっけ、と言いたくなりましたが。



夕方娘がガトーショコラを作って持って来てくれました。



スマホスマホの今の世の中ですが、今回は嬉しかったナー。
まず学校に出かける前の孫のたいちゃんから、ラインで「誕生日おめでとう」のメッセージ。
それから次々と息子、娘、お嫁さんもお婿さん、友人からもメッセージが。

ニューヨークのグラマシー・タバーンで既にお祝いをしてありました。
2回もお祝いしてもらうと、もしかして2歳も歳をとったりして。

 

アメリカン Gramercy Tavern

早いもので今夜でニューヨークのディナーはおしまいです。
途中お腹の調子が悪くなったので、せっかくのグルメ旅行も台無しか、と心配しましたがね。
今日は私の一番好きなレストラン、グラマシー・タバーンなんです。
タバーンとは居酒屋という意味だそうですが、今や超超人気のファンシーなレストランです。
タバーンの面影を残す、バーに本当は行きたかったのです。
しかしそちらはいつも1時間待ちは当たり前の盛況です。
3年前、日曜日だから普段賑わっている会社員がお休みなんで、何とかなるだろう、と行ったのですが、
何と何時になるかわからない、とケンモホロロに。
バーは予約を取らないけれど、レストランは勿論取ります。
そんなことから夫は予約開始の1ヶ月前に日本から予約してあります。
(レストランのほうもぐずぐずしていると取れない)

前日グラマシーから確認のメールが携帯にあり(ファンシーなレストランは必ず確認の連絡が入る)、
その時何かアレルギーはあるか、特別な日か、と質問されたようです。
夫は「妻の誕生日」と答え、名前も聞かれたようです。
本当は5日ほど早いのですが、このレストランでお祝いしようということになっていたんだっけ。

バーから入ると、もの凄い賑わいです。
待ち席には座りきれず、立ってワインを飲んでいる人もいます。

アレー、以前来た時よりスペースが大きくなったかな?
とにかく19:00の店内はお客様で満杯。
会社の同僚、カップル、我われのお隣は家族でした。
もちろん20,30代の息子と娘、結婚した息子夫婦、それに両親の6人。
何かのお祝いというより、何ヶ月かに一度はここで食事を、という感じのお金持ちのご両親。

ニューヨークのレストランのお客はよくしゃべる、よってBGMがかかっているレストランはほとんどない。
おしゃべりが天井の高い室内に心地よく響いている。
特にここの天井は高く、歴史を感じさせる重厚さとカジュワルさが同居している。

従業員がまた素晴らしい!
テキパキとして、言葉に心がこもっている。
席に着くなり、担当のサーヴィスの人からHappy Birthdayと。
そしてワイン係り、デザート係り、皆からHappy Birthday。
いかに連絡がいいかを伺わせますよね。

アペタイザー、メイン、デザートの3コース・メニュー、$134を予約してあります。
ですからアペタイザー、メインの4品がシェアできます。

 

*アミューズ


*ロメインレタスのサラダ
 チェダーチーズ、パンプキンシード等々とにかく超上品、こんなに美味しいサラダは食べたことがない!

*手打ちパスタ
 何が入っていたの?と聞かれてもこの美味しさを味わうので精一杯!
 本当に唸ってしまう。


*魚のメイン
 Flounderという白身魚、何も聞かないでください。
 とにかく旨~い。

*ポークのメイン
 どうしてこんなに美味しく料理ができるの、てな感じですね。


*デザート


*もうひとつのデザート



さーて、デザートの前にロウソクを立てたケーキが運ばれてきました。
何とHappy Birthday Tomiko!とお皿に書かれているではありませんか。
もう感激です!
大勢で来ているニューヨーカーだったらHappy Birthdayの歌を歌うのかしら?


そして最後にお土産


 

そうそうワインの係りの方がHappy Birthdayとワインを我われに1杯づつサービスしてくれたんです。
ですからこれがお祝いのサービスかなと思っていたのです。

異国の地でこんな嬉しい誕生日はなかなかないですよね。
心からの言葉と笑顔で。

こんなときにはチップはウーンと弾みたいものです。
ところがところが、グラマシーはノーチップ制なんです。
充分頂いておりますので、と。
従業員はキッチンも合わせたら、どうでしょう客が150人として、
客の半分の人が働いているでしょうね。
それでノーチップなんですから。

ニューヨークにもっとも支持されているレストランで最後のディナーを食べられたことは、
一生の思い出となることでしょう。

 

イタリアン Scalini Fedeli

さー、今日は楽しみにしていたイタリアン。
このレストランはニューイタリアンというのでしょうか、
斬新なイタリア料理を目指して、今やマリオ・バターリを凌ぐ人気店になっているのだそうです。
お腹もほぼ治ったし、さーて出発です。

マンハッタンの下のほう、トライベッカを目指しました。
トライベッカには随分前、今や世界中に寿司革命を起こした松久信幸氏の「Nobu]へ行ったことがありました。
マンハッタンは5番の目になっており方向音痴の私でもよくわかる街ですが、下町はグチャグチャ。
ニューヨークに精通している夫も迷いましたね。

それでもやっと到着しました。外観も店内もとてもシンプル、
サービスはイタリアらしい人懐っこい。

アペタイザーとメイン、デザートの$75を日本から予約しています。
お決まりで10品くらいのメニューから決めていく。
アペタイザーはすぐ決まったのですが、メインがわからい。
何しろニューイタリアンなんですから従来のメニューにはないものばかり。
シェフのオリジナルなんです。
迷いに迷い、メインは従来のイタリアンらしいのに決めました。

*アミューズ

*アペタイザーはホタテ
 見た目も美しく、口に含むとビックリ、もう凄く旨ーい!
 トッピングにラッキョのような食感のするものがあり、フルーツトマト、ナッツをもの凄く上手に使っている。
 こんなの食べたことな~~い。


*もう一品はカッペリーニのスパゲティ
 これも絶品中の絶品、日本のわらびのような食感のものがあるんです。
 とにかくあっさりして上品。


*チキン
 チキンカツの上に野菜がのっている(私もよく作るのですが)すごくポピュラーのディッシュです。
 それはそれは美味しい。
 でもなにしろ量が多い。


*ポーク
 これもすごい量!
 小食の私には・・・、夫もさすがに・・・


*デザート


*もうひとつのデザート



メインディッシュは完全に我われのミスチョイス、やはりニューイタリアンを選ぶべきでした。
あれだけ美味しいアペタイザーだったのですから。
悔やんでも後の祭り、何しろメインがあんなに量が多いとは分からなかったので。

メインも、美味しいデザートも随分残してしまいました。

食べきれないもうひとつの理由があります。
このレストラン、にこにこしながら次々とサービスの一品を持って来てくれるのです。
まず始めに小さなアミューズは、どこのレストランでは共通しています。
でも合間合間に小皿が運ばれてくるのです。
我われが始めて訪れたのでサービスを、と思ってくれたのでしょうか。
勿論もう凄く美味しいのでいただきましたよ。
メインディッシュの前に既にお腹が...

サービスの皿です。
サービス1


サービス2


サービス3


サービス4

 

多分ニューヨークはこれが最後かも?と思いますが、もし万が一訪れることがあったら、
必ずこの店でメインもニューイタリアンをチョイスします。

あれだけのアペタイザーを出してくれたのですから。
 

アジアとニューアメリカンのフュージョン、「Asiate」


ニューヨークは20~24℃と気持ちがいい気候です。
しかしあちらのビル温度は寒いくらい(ハワイでも同様)。
そんなことからか、疲れからか、お腹の調子が悪い。
それでも日本から予約しているレストランを当日キャンセルすることはできないと夫はいいます。
夕方にはには少し落ち着いたのでヨカッタ。
そんなコンディションの中での本日のディナーは、マンダリン・オリエンタルのレストランです。
こういう香港の高級ホテルなんぞ、我われには縁のないところですが、
アジア料理としてNYでも高評価されているのだそうです。
我われの今回初めて行くレストランです。

NYでも高級ホテル、レストランが並ぶコロンバスサークルの一角、お隣がセントラルパークという最高の場所。
レストランは35階、見晴らしは最高にいい。
夫は窓側をリクエストしておいてくれました。
窓側には70歳代の品のいいご夫婦、そしてお隣はあわよくば今夜は?という男の気配がするカップル。

夫はアペタイザー、メイン、デザートで$98というコースを頼んであります。
それぞれ10品ほどからのチョイスです。

アペタイザーとメイン、それぞれ1品ずつなので4品チョイスできます。

そして我われがチョイスいたのは
*Spanish Octpuse
 タコの足が切らずにあるのも我われ日本人には新鮮。
 アーモンドやXOジャンのソース、さすがアジアンテイストです。

*Bigeye Tuna
 まぐろの刺身にごま、アボカド等のソースが面白い。
 ただしもう少し美味しいマグロだと・・なんて思ってしまいましたが。


*Long Island Duck
 これは美味しかったですね。


*Salmon
 ミディアムレアにしてもらったサーモンがとても美味しい!


それにデザート

もう1つのデザートは

 

このホテルは香港のホテルなので、シェフは香港人なんでしょうね。
中華をベースにアシアのいいとこをピックアップして、なかなか面白い。
でもザガットサーベイがどうしてあんな高得点をこのレストランに与えたのかな?
中華やアジア料理には馴染みが薄いので、甘かったのか?
なんて思ったりして。。。