中 山 美 穂 / B l a n k e t P r i v a c y
前回の記事で懐かしい12インチシングルの話題をした。「WAKU WAKUさせて PARTY VERSION」。
その後、'87年のヒットシングル「CATCH ME」を聴く機会に恵まれた。
そう言えば、他にもリミックスアルバムがあったっけ。思い出した。
今なら、マキシシングルって感じなミニアルバム。
『Makin' Dancin’』。
で、さらに思い出した。このアルバムのことを。
リミックスアルバムとはまた違って、全曲ニューアレンジ·新録音で聴かせるセレクション·リニューアルアルバム。
実は今回改めてこのアルバムがそんなアルバムであることを認識した。
ミポリンと言えば、私にとって、'88年夏リリースの『Mind Game』あたりまでが印象深く、大好きなアルバムがひしめきあっていた♪
コンサートにも行った『CATCH THE NITE』がその頂点か。
メロディアスなキャッチーさが全編に流れて心地いい『ONE AND ONLY』。
明菜さんの『不思議』を彷彿とさせるコンセプト色をハッキリ打ち出したアルバム『EXOTIQUE』。
それ以前のデビューからの3作品も。
アイドルらしい夏のアルバム『SUMMER BREEZE』など。
それ以降、'89年以降のアルバムって、正直、私にとって、いまひとつピンとこなかった。それが正直なところ。
それは私の環境や状況も影響していたようには思う。
このアルバムも知った曲がけっこう入っているけど何だかパッとしないアルバム。そんな印象だった。
私にとって、やっぱり、ミポリンって言ったら『CATCH THE NITE』前後のアルバムのノリノリナンバーなんだよな。
ミポリンに味わい深さを求めることも感じることもなかった。
だから、私にはこのアルバムが響かなかった。
求めることがなかったから、感じることができなかった。
ミポリンはこの頃、もっと先を見ていたし、見据えていた。
やりたいことがあって、イメージがあって、向かっていた。
私には感じることができなかった。
夜、そっと目を閉じて聴いていたい。
ちょっとのノスタルジーと今なら柔らかい気持ちになれる「幸せになるために」。
幸せになりたいとか、幸せかどうかなんて、考える余裕さえも持てなかったこの頃。
がんばって生きてきたんだな。自分を労ってあげたい。
涙が溢れてくる。
伸びやかな揺らぎが心地いいスゥイングナンバーに変貌した「Midnight Taxi」。
私も心地よく揺らぐ。夜を。今を。私を。
アルバム『Jeweluna』からの大好きな一曲「野蛮な宝石」もR&Bなミディアムナンバーへ。
目を閉じたまま、ただただ身を任せる。
ふわり、ふわりと、ふんわりと。
心地いい。
アカペラでシンプルに唄われる「You're My Only Shinin’ Star ’93」
ホッとする。
ホッとして、温かくなる。
ちゃんと呼吸している私がいる。
今ここに。
生きてる私が。
彼女が唄う " 歌謡曲 " が もっと聴いていたい。
飾らないストレートな歌声。
暗闇の中の光り。
遠といけれど、見つめたい。
柔らかな気持ちで。
「ラストシーンに愛をこめて」
「The Rose」
さあ、歩き続けよう。
「あなたになら···」
幸せになるために。
私になら···。
ありがとう、ミポリン♡
🐖
…………… 🚓![]()
R E B E C C A / O L I V E
REBECCAさんのアルバムをもう一枚。
既発のリミックス12インチシングル2枚と私が先日記事にしたアルバム『Poison』からのナンバーを一部英語バージョンにして聴かせてくれるリミックスアルバム。
12インチシングル。
LPレコードサイズのシングル。
懐かしいですね!
ちょうど私が学生時代の頃、流行り出して、こぞってリリースされていました。
その多くが、既発曲をリミックスしてロングバージョンにしたもの。
あの歌、この歌、どんなふうになってるんだろう。
初めて聴く時のワクワク感、新鮮な衝撃感、そんなものが味わえた。
けれど、やはり原曲の密度の高さに比べると散漫さ、間延び感を感じざるを得なかった。そんな感覚だったかな。
いろんな音がしてくる。入ってくる。
音のおもちゃ箱、音の玉手箱。
音が溢れてくる。
音楽が流れてるんじゃなくて、音が嬉しそうに跳ねてる、遊んでる!
ちょっと大袈裟かな。そんな感覚。
ボーカルだけじゃなくって、音の響きを楽しませてくれる♪
今はそんな感覚。
彼女たちのこのアルバムを聴いて♪
やっぱり実感する。
音楽を" 歌 " じゃなくって、" 音 " として楽しめる余裕がやっと私にもできたんだなって。ここ数年で。
聴けば聴くほどに、聴くごとに、おもしろさがある。
楽しさがある。
また聴きたくなる。
音のリズムにその瞬間瞬間ごとの感じる自分を委ねる。
スルメのような魅力があるリミックス。
ゴキゲンなナンバーが続く♪
一番のお気に入りは、やっぱり私は「TENSION LIVING WITH MUSCLE」だな。
ラストのバラードナンバー「WALKING IN THE WARM RAIN」。
アルバム『Poison』からの「真夏の雨」の英語バージョン。
物悲しさを伴いながらのノスタルジックさに浸りつつ、火照った身体を気持ちをクールダウンさせる。
いい歌だな。
厳かで崇高な感覚になっていく。
音楽を聴ける、楽しめる喜び。私の傍らにはいつも歌がある。歌が居てくれる。その喜び。
ありがとう、REBECCAさん。
ヾ(˙❥˙)ノ
12インチシングル。
何を思い出しますか。
思い出の12インチシングル。
私は、やっぱり、明菜さんの「赤い鳥逃げた」。
奇抜で衝撃的なインパクトのジャケット。
当時、一際斬新さを感じたアルバム曲「BABYLON」のリミックスをカップリング♪
ワクワクして聴いたな。
あとは、ミポリンの「WAKU WAKUさせて PARTY VERSION」。
買ったな♪
それに、興味を持って初めて買って聴いた中島みゆきさんのシングルが12インチ「つめたい別れ」だったっけ。
悲しい歌だけどスティービー・ワンダーさんのハーモニカの響きが何とも透明感を感じて心地よかった。
ちょっとマニアックなところでは、洋楽ダンスカバーが流行った、そんな頃の一枚、勇直子さんの「BOOM BOOM BOOM」もお気に入りだったな♪
それに宝物を見つけた喜びがあった、レンタル店でジャケ借り(!!!)した松永夏代子さんの「メランコリーの軌跡」も12インチシングル盤だったな。
とにかく、大好きでペンをマイクがわりによく一緒に歌っていたな♪
ごめんなさい。話が横道に逸れてしまいました🙇
皆さん、思い出の12インチシングル、ありますか?
大好きだった12インチシングル♡
ありますか。
以下、動画載せておきます♪
週末にでも、興味あるものありましたら、お楽しみ下さいませ♪
ありがとう。
いつもありがとう。
ありがとう。明けましておめでとうございます。
きらめく。チャンス!











