Listening NOW!《24》




庄 野 真 代
Reminiscence blue〈蒼〉
[FLCF-5031盤]
2011.06.01.発売

アーティスティックな活動を今も続ける真代さん。
なのに、アーティスト然としていない。
世俗的。
母がよく、夕飯の準備をしながらラジオを聴いていた。
ヒット曲はそんなところから徐々に渦を巻き大きな流れとなって生まれた。
そんな感覚が漂う。
感覚。
ホッとするでも、安心するでも、ぬくもりでも、ノスタルジーとでも、また違う。なんか。
明菜さんとは、似て、でも、非なりでもある。
けれど、ともに、大衆性があるのにカッコよさがある。
遠い存在なのに、近く感じる。
違ったカッコよさ。
ラテンフレイバーな「勝手にしやがれ」がとにかくカッコいい!!私にとってのこのアルバムの肝か。
「ダンシング·オールナイト」もカッコゆし。
男前すぎるやろな「悲しい色やね」。
初期の聖子さん(の楽曲)というイメージの小田裕一郎さんによるプロデュース。
その小田裕一郎さんの作品からは、田原俊彦さんの「グッドラックLOVE」をチョイス。
プチマニアックに感じてほくそ笑みながらその歌さばきを楽しむ♪
けれど、やっぱり、、、
ミディアムなナンバーに歌声を乗せるのがお好きなんだろうなぁ。。。心地いいんだろうなぁ。。。
ちょっとウィスパー的で。。。
酔いしれてしまいます♪
けれど、ほどよく、ほろよい 💖
ありがとう、庄野真代さん。
ヾ(˙❥˙)ノ
Listening NOW!《23》
中 森 明 菜
A N N I V E R S A R Y
[WPCL-10281(WPCL-10298)盤]
1984.05.01.発売〈オリジナル盤〉
2006.06.21.再発盤〈紙ジャケット盤·AKINA BOX盤〉
✻パッケージ·歌詞カード等は諸事情により喪失。

季節先取り♪夏を先取り!
デビュー3周年を記念したオリジナルアルバム。
なんだか、急に、このアルバムが聴きたくなって。
明菜さんのアルバムの中にあって、もっとも明るく清々しさを感じるアルバム。
けれど、明菜さんらしさがちゃんと感じられる。
かげりだったりそういった部分も。
久々に今こうして聴いてみると、粒ぞろいだなと改めて思う。
大好きなのは、アイドルのサマーソングらしさ全開の「100℃バカンス」。
「シャット·アウト」なんかは、今の歌声でも聴いてみたいなと思うほど、渋オシャレでカッコいい♪
「メランコリー·フェスタ」は、今となっては後のエスニック路線を予感させる。まだ手探り、実験段階、そんな様子に感じる。
夏らしさのあるアルバムだけど、明菜の " 夏 " は、やっぱり他とは違う!
ご本人もお気に入りであろう「アサイラム」、ミディアムなナンバーで、浮き足たたずに爽やかに軽やかに明菜の夏が幕を開ける。
2曲目にはいきなり、精神的に壮大なバラード「まぶしい二人で」。
おまたせ、明菜の熱〜い夏、いよいよ始まるよ、な、「Easy」へと流れていく。
このあたり、今振り返ると、かなり冒険で賭けに出た構成だなぁと、個人的に思う♪
「まぶしい二人で」含め、「夏はざま」「バレリーナ」とバラードはすべて必要以上に歌声で表情を持たせることはせず、素直に表現しているように感じる。ありのまま。
だから、感情をそのまま乗せて心地よく聴ける。
評論っぽくなってしまいましたm(__)m
それだけ、今、久々に聴くと、感じて溢れてくる。
うれしいね♪
ずっと愛せるものがある。
思い出。
中学生になったばかり。
初めて自分の手でお小遣いで買った明菜さんのLPレコード。
学校から一度家に帰って、友達と集合して自転車で街へ。
思い思いに一枚レコードを買って帰った。
後ろの荷台の横にカゴが付いてるタイプの自転車だった。
後ろのカゴにレコードと、もらった丸められた特典ポスターを入れて。。。
途中で気づいたらポスターがなくなってた。落としちゃったみたい。
探しながら戻ったけど、結局みつからなかったな。
またまた苦い思い出(^^;
けれど、そのレコード屋さん。
その後、いつも店先に "ご自由にお持ち下さい" とポスターをいっぱい置いてくれてあって、買わなくてももらってよくって、たくさんの明菜さんのポスターをいただきました♪
ありがとう、我が街のレコード屋さんm(__)m
今、明菜風、摂氏100℃🔥
この今のきらめきを、今そのまま投稿させていただきます♪
ありがとう、明菜。
ヾ(˙❥˙)ノ
Listening NOW!《22》

中 森 明 菜
月 華
ブティックJOY TV-CF イメージソング
[MVDD-10009盤]
1994.10.05.発売

懐かしの8センチCD。
こちらも手に入りやすいものから何となく買い戻しを始めました。
その第1弾♪
今日手にできました!
カップリング含め何度もリピートして聴いています♪
裏面ジャケットの明菜様がお気に入りぃ~♪
カックぃぃ〜〜〜
孤高の歌姫。プロフェッショナルで遠い存在。
けれど、明菜さんのセルフプロデュース力って、手作り感を感じて、身近なものに感じる。
まるで私たちが、夏休みの自由研究とかをワクワクしながらやるようなそんな感覚。そんなものを感じて。
遠い存在なのに、思わず、私もこんなふうにカッコよくなりたい!したい!してみたい!って。
そんなふうに自分を投影しやすかった。
遠いのに身近。
スゴく身近に感じる。
それが明菜さんの魅力のひとつかな。
ただただ、ごくごくフツーの歌の好きな女の子だった。
けれど、出せるだけのアイデアを出してがんばったら全国大会で入賞して表彰されちゃいましたみたいな。
この歌の思い出。
年末のミュージックステーション SUPER LIVE 。
風邪をひいて体調不良。
まったく思うように歌えず、苦しそう、悔しそう。
見た目だけでなく、気持ちものたうちまわってるように見えた。
華やかなステージの聖子さんとは対象的だった。
本当に明暗が別れちゃったなって思った。
「何やってんだよ、明菜」
「がんばれよ、明菜」
テレビの前でそう思った。
悔しかった。
私にとって、明菜さんは、架空のお姉ちゃんみたいな存在なのかな。
ごめんなさいと、
やっぱり、ありがとうを、
明菜さんに。
ちなみに、お気に入りの歌唱は、
2003年ライブ "I hope so" の歌唱映像。
真っ赤な衣装·ライティングで汗ばんで歌うその姿は、女性の情念みたいなものが露わになって伝わってくるようでもあり。
体ごと代弁してくれているようでもあり。
ありがとう、明菜。
ヾ(˙❥˙)ノ