前回:自鍛(じたん)の話に戻る
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ふと牛丼チェーン店に入るとトッピングできる紅ショウガを大量に盛っている人を目にする。
紅ショウガが好きな人にはたまらないのだろう。
好きな人からするとご飯の上に乗った牛肉と紅ショウガの相性が抜群らしい。
彩りも含めてそういったトッピングの存在が味の深みを増してくれる。
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「薬指リングって付けた方がいいですか?」
・・・と聞かれることが非常に多い。
オーダーオプションで取り付けられるメーカーは取り付けることが出来るし、オーダー対応していないメーカーのグラブでも未使用であればベースボールマリオで取り付けも出来る。
たしかに【薬指リング】は見た目のインパクトもあるし、通常のオーダーではない『特別感』が出るトッピングでもある。
その見た目を重視して【薬指リング】を取り付けたいと思う選手も中にはいらっしゃるはずだ。
昔の私もそうだった。
しかし
何がなんでも「薬指リングを付ければOK!」というわけではないと思っている。
ボールを掴みに行くとき(グラブを動かす際)にどうしても薬指の動きは重要になってくる。
そこで薬指のブレをなくすために【薬指リング】というものが出来たらしいのだが、「カッコいいから」という理由で付けてしまうのはあまりお薦めしていない。
基本的にはグラブをはめてみた時に薬指のフィット感や閉じたときのズレが無ければ付ける必要はないと考えている。
薬指リングを縫い込む際に平裏部分に薄い革を噛ませる関係で、グラブをはめたときの感覚や動き、バランスが変わってしまう場合もある。
手が小さい選手や指が短くて指袋まで届かない場合など薬指がどうしてもフィットしないという方は付けた方が良いかもしれない。
なので
どうしても付けなくてはいけないトッピングではないと感じている。
ちなみに5年前の2014年に私が書いたブログ記事で内野手グラブ 薬指掛け加工 【薬指重要説】というのを更新している。
考え方は日々変わっていくが当時の記事を今、読み返してみても5年前の私はまだまだ青いと感じる。
あとはグラブの型や捕り方にもよるので合う、合わないがあると思う。
グラブを動かす際に何となく薬指がブレる気がするという場合などは必要かもしれないが型付けの際に薬指の角度を実際の薬指の第2関節に合わせて曲げてあげると解決する場合も多い。
そこは個人差があるので難しいところ。
・・・というように色々と自分の感覚を研ぎ澄ませた上で【薬指リング】というトッピングを加えるかどうかを決めた方が良いかもしれない。
決して、見た目だけでトッピングしてはならない。
もちろん薬指の動きが気になって【薬指リング】をトッピングしたい方は是非、ベースボールマリオまで。
ちなみに私は
牛丼にはトッピングはしない。
紅ショウガが苦手なのだ。
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