でエネルギー過敏症について述べました。
エネルギー過敏症を克服した私でしたが、さらなる試練が待ち構えていたのです。
それは、
肉体と霊的な体がズレてしまう
というものでした。
あれは小学3年生か4年生の半ば頃だったと思うのですが、ある時友達と体育館の端から端までどちらが速く走れるかという競争をしたのです。
私の通っていた小学校は、体育館がとても小さく、端から端まで25m程度しかありませんでした。
そのため、全力で走ればすぐに壁まで辿り着いてしまうのです。
幼かった私は、勝負に勝つことしか考えておらず、全力疾走しても壁に手を付けば無事に止まれるだろうと思っていました。
しかし、現実はそう甘くはありませんでした。
勝負には勝ったものの、壁の手前で止まることが出来ずに、かなりの勢いで壁に手を付いたため、物凄い衝撃が体にかかったのです。
バーーーーンッ!!!!!
と大きな音を立てて、腕や肩、背中にビリビリビリッ!と衝撃が来たと思うと、次の瞬間、
「キーン!」
という激しい耳鳴りと共に突然視界が緑色一色になってしまったのです。
それから体の平衡感覚までもがおかしくなり、まともに立っていることが出来ず、地面にへたり込んでしまいました。
そのまましばらく休んでいると、視覚と聴覚は少しずつ元に戻ったため、ゆっくり立ち上がろうとしたのですが、そこで初めて自分の身体が思い通りに動かなくなっているということに気が付いたのです。
普段私たちは、指を動かそうとすれば、意識したのとほぼ同時に動かすことが出来ますよね。
しかし、この時の私は何をしようとしても、意識だけが先行してしまい、体が2テンポほど遅れて動くのです。
立ち上がろうとしても、意識の上では肉体は既に立ち上がっているのにも関わらず、体がなかなかついてこないのです。
今であれば、霊的な現象に関しての知識をある程度は身に付けていますから、説明することも自分で理解することも出来るのですが、当時は知識も無かったため、誰にも説明することが出来ず、このなんとも言えない気持ち悪さに慣れるのは本当に大変でした。
得意だった跳び箱も、タイミングがズレてしまうため、急に飛べなくなってしまい、常に原因不明の吐き気に苛まれていたのです。
私たち人間は、言葉で説明できないものをずっと内側にかかえていると精神が不安定になってしまうようです。
それは、理解できないという感覚が長期間そのままにされてしまうと、いつの間にか恐怖に変わり、最終的にはそれが怒りになってしまうからです。
私たちは、論理的な思考をしたり抽象的な概念や感覚について考えている時、日本人であれば日本語を使って思考していますね。
これを学習言語と呼びます。
この学習言語は、幼少期にどの言語体系を身に付けたかによって変わるのだそうです。
そのため、私たち日本人であれば、一般的には日本語が学習言語ということになります。
当時まだ日本語の力が未熟だった私は、自分の身に起きている摩訶不思議な現象について、十分に思考することが出来ず、そのストレスまでもが吐き気に繋がっていたのだと思います。
やはり言葉は重要なのです。
今の知識で、改めて当時の状況を冷静に考察してみると、あれは一種の体外離脱状態だったのだと思います。
しかし、完全な体外離脱ではなく、少しだけ霊的な体がスライドしてしまった状態だったのです。
おそらく、肉体と霊的な体とを繋ぐ重要なパーツが、激しい衝撃で一時的にダメージを受け、それがきっかけとなり、肉体と霊的な体が数センチほどズレてしまったのではないか、と考えています。
実は、リモートビューイングで有名なマクモニーグルさんも、ベトナム戦争での背骨の負傷が原因で、肉体と霊的な体がズレてしまっていたため、常時軽い体脱状態だった、というような話を何かの本で読んだことがあります。
体の反応は鈍くなってしまった一方で、音が敏感に聴こえたり、色彩感覚が変になったのも覚えています。
おそらく共感覚的な知覚で、目に見えないエネルギーを感じとっていたのではないかと思います。
誰にも理解されない不快な感覚に苛まれ、ゾンビのようになっていた私でしたが、しばらくこの感覚と付き合っていると、何故か日によって波があることが分かりました。
例えば、ある日は2テンポ遅く、こういう日は吐き気と気怠さがひどいのですが、別のある日は1テンポ遅く、こういう日は吐き気と気怠さがほとんど無い、という具合です。
何故だろうと色々試してみたところ、なんと意識と肉体のズレは、睡眠時間と明確に関係している、ということが判明したのです。
改めて自分を振り返ってみると、この時から自分で探求しないと気が済まない、探求者としての人生が始まっていたのか、と少し驚きました。
確かに、よく眠れた次の日は、体の感覚が健康だった時の状態に少し近いのです。
そのことに気が付いてからは、早めに床に就いて睡眠時間を増やすようにし、学校では積極的に体を動かすようにしたところ、どんどん調子が良くなっていきました。
完全に元の状態に戻るまでに2年ほどかかりましたが、この症状もまた、自力で乗り越えることが出来たのです。
自力とは言うものの、当時から先祖たちが導いてくれていたということが、今ではハッキリわかります。
肉体を持った人で当時のこの感覚を理解してくれて、アドバイスをくれた人はいませんでしたが、そんな状況でもなんとか乗り越えることが出来たのは本当に幸運だったと思います。
よく、私たちは眠っている間に霊的な世界から目に見えないパワーをたくさん補給していると言われますが、あれは本当です。
良質な睡眠は非常重要であり、特に霊的な分野を生業にしていたり、敏感な人は更にそれが大切になります。
長時間眠れなくても構いません。
細かく昼寝をするようにして、トータルの睡眠時間が少なくならないように工夫してみてくださいね。
しかし、体に衝撃が走った程度のことで、肉体と霊的な体がズレてしまうのならば、私体験したような症状がもっと多く報告されていてもよいはずですよね。
一体何故なのでしょうか。
実は、これは私の体質と深い関係があったのです。
セミナーなどでは何度もお話ししているのですが、実は私は、小学校に入学する前から、何度も空中浮遊をしていた記憶があるのです。
幼い頃の私にとって、人間が空を飛べるのは、当たり前のことでした。
5m~6mくらいの高さまで浮かび上がり、自由に空中を泳ぐことが出来たのです。
このように書くと、きっと夢をみていたのだろうと思われる方もいるかもしれませんが、夢などではなく、私にとっては明らかに現実でした。
一度、家の和室にぶら下がっている照明の裏側を空中浮遊で見たことがあります。
この照明は電球に和紙で出来たカバーを被せたタイプの照明でしたが、当時の私の身長からすれば遥かに高い位置にあり、踏み台に乗ったとしても、私がその照明の裏側を見ることなど絶対に不可能だったのです。
しかし、私はごく当たり前のことのように(少なくとも当時はそう思っていました。)天井スレスレの高さまで浮かび上がり、カバーの裏側に積もっているホコリの山を目撃したのです。
子ども心に、
「うっわー、きたないなぁ。」
と思ったのを、今でもハッキリと覚えています。
空中浮遊の記憶を色々と思い返してみると、空中浮遊する時は何故かいつも私1人であり、空中浮遊しているところを誰かに目撃されたり、私が誰かを目撃したりということもありませんでした。
しかし、当時の私にとっては、それらも含めて当たり前という感覚があり、特に違和感はなかったのです。
更に、空中浮遊するにはあるユニークなコツがあったこともよく覚えています。
それは、ジャンプして空中に飛び上がった瞬間に、まるで泳ぐときのように、足を勢いよく動かす、というものでした。
そうしないと、重力に引っ張られて体が下に落ちていってしまうのです。
どういう原理なのかは、自分でもよく分かりませんでしたが、とにかく推進力は足でした。
足で重力に逆らいながら空中に留まり、方向転換は手で行っていました。
まさに空中を泳ぐ感覚だったのです。
こうして当時の感覚を思い出しながら書いていると、我ながら本当に不思議な体験をしていたのだなぁと思います。
いつまで空中浮遊が出来たのか、正確には覚えていませんが、おそらく小学校に入学し、「人間が空を飛ぶことは出来ない」という常識を受け入れたことで、空中浮遊していたことも少しずつ忘れていき、飛び方を忘れてしまったのだと思います。
なんらかの不思議な感覚を持っていた子供が、成長するにつれ関わる人が増え、周囲の常識を受け入れることで、その感覚を忘れてしまうことはよくあることなのかもしれませんね。
直接今回の話とは関係ないのですが、私は小学校の高学年までサンタクロースを信じていました。
それは、両親が子供の夢を壊さないように毎年上手にプレゼントを用意してくれていたということもあるのですが、それだけでなく、一度空飛ぶトナカイに乗って飛び去っていくサンタクロースを実際に目撃したからなのです。
それ以来、サンタクロースの存在を確信した私は、毎年クリスマスの時期になると、空から綺麗なベルの音が降ってくるのを聴いていたのです。
しかし、この感覚も、ある年のクリスマスに、親から
「実はサンタクロースはいないんだ」
と聞かされたことで、消失していまいました。
この世の終わりかというくらいのショックを受けましたよ笑
常識というものは、社会生活を送るためには必要ですが、我々の能力を制限してしまう枷になる場合もあるのかもしれません。
幼少期は霊感・サイキックセンスを発揮しやすいと言われていますが、確かにそうであるようですね。
生徒さんたちやクライアントさんたちからお話を伺っていて、お子さんの不思議な体験を耳にする機会が非常に多くあるのです。
うちの子は大丈夫なのかと心配される方が多いのですが、大人になるにつれて、それらの感覚は好きなことに集約されていく傾向にあります。
例えば、漫画家や芸術家たちの中には、未来予知と言うしかないような作品を生み出す方々がおられますよね。
おそらく幼少期から突出した予知能力があったのでしょう。
好きなことが定まっていない幼少期は色々な方向でそれが発揮されるため、私もそうであったように、一時的に混乱することもありますが、多くは一過性のものです。
正しい対処法を知っていることは勿論、経験者はそう多くいるものではありません。
もしも気になることがある場合は、私タカテルに遠慮なくご相談くださいね!
そうしたサイキックセンスですが、大人になるにつれ、自分が好きな活動を通して集中的に発揮されるようになっていく人が多いのです。
それはつまり、自分の持っている潜在能力を通して、自分と人を実際に幸せにしていくことが出来るようになっていくプロセスです。
究極の個性化であり、自主独立ですね。
これこそ、
「誰とも競うことなく、自分が自由になることを通して他者を自由にしていく生き方」
に他なりません。
詳しくは下記の記事を読んでみてくださいね。
苦しいこともありましたが、幼いころは不思議な世界がこんなにも近かったのか、と再確認すると嬉しい気持ちになりますね。
大人になり、今再びそうした幼いころの感覚が甦りつつあると感じています。
それと同時に、幼少期に比べて語彙も増え、言葉の使い方を学んだ今だからこそ、過去の不思議体験を論理的に再検討することが出来るのだ、とも感じています。
皆さんも、幼い頃の体験をふとした時に思い返してみてくださいね。
大人になった今だからこそ、新たな発見や素晴らしい気付きがあるかもしれませんよ。
そして、それを是非シェアしてみてください。
きっと、同じような体験をしたことのある人や、今まさにそのことで悩んでいる人に届くと思います。
読んでいただき、ありがとうございます。
ps.幼少期の不思議体験シリーズを書いてみました。
当時は当たり前のことだと思っていたため忘れかけていたり、あまりにも苦しかったので忘れようとしていた体験でしたが、それらの経験に対し、今は心からありがとうと言えます。
それはやはり、感覚だけでなく知識や言葉なども用いて、自分への理解を深めようとしたからだと思います。
「自分とは何か」というのは、今も昔も私の永遠のテーマです。
一生かかっても答えは出ないかもしれませんが、少なくともこのテーマに向き合い続ける限り、人生は素晴らしいと胸を張って言える気がしています。
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