監督 朝原雄三
出演 上戸彩/高良健吾/西田敏行/余貴美子/夏川結衣/緒形直人/成海璃子/柄本佑
剣の腕を磨き、剣術を究める決意をしたのに刀を包丁に持ち替えねばならなくなった若侍。そしてその家に肥えた舌と料理の腕を買われ、請われて嫁いだ出戻りの侍女。
その夫婦関係を加賀騒動などを背景に描く。
『包丁侍』…料理人が武士とは初めて知った。
もう少し料理そのものをクローズアップするかと思ったが、ドラマとしては良いバランスか。
カット割り、構図がやや冴えを欠く。
CHARAの歌うエンディング曲が映画の余韻をぶち壊す。全く合わない。
81点。
数ある外食チェーンの中でも『いらっしゃいませ』『ありがとうございます』を一切言わない店、くら寿司。
店に入ると店員さんがかけてくれる言葉は『何名様ですか』だ。
支払いを終えても『ありがとうございます』を聞くことはまず、ない。
私が行く店舗だけなのかもしれないが、少なくともここの店長の方針は別のところにあるのだろう。
端末機の『おあいそ』ボタンを押すと『おあいそでよろしかったでしょうか』と、何か嫌味のひとつでも言い返したくなるような台詞で店員さんが来てくれるのだが、これも最近は待たされる事が多い。
『少々お待ち下さい』とでも声をかけてくれればまだしも、完全放置だ。
生ビールも少し前に450円から500円に値上げしたが、セルフサービスで500円は高いよ。おまけに量も少し減った。サーバーの設定を意図して変えたのだろう。
そして、とうとうデリカシーの欠如をはっきりと露呈したのが、最近始めたコーヒー。
危惧してた通り、隣からコーヒーの香りが漂う環境で食べる寿司は…。
もはや食べ物屋として、見下げ果てた。
まぁ、近所で便利だし、これからも行くことはあるだろうが、コンビニでおにぎりでも買う感覚で、かな。
店に入ると店員さんがかけてくれる言葉は『何名様ですか』だ。
支払いを終えても『ありがとうございます』を聞くことはまず、ない。
私が行く店舗だけなのかもしれないが、少なくともここの店長の方針は別のところにあるのだろう。
端末機の『おあいそ』ボタンを押すと『おあいそでよろしかったでしょうか』と、何か嫌味のひとつでも言い返したくなるような台詞で店員さんが来てくれるのだが、これも最近は待たされる事が多い。
『少々お待ち下さい』とでも声をかけてくれればまだしも、完全放置だ。
生ビールも少し前に450円から500円に値上げしたが、セルフサービスで500円は高いよ。おまけに量も少し減った。サーバーの設定を意図して変えたのだろう。
そして、とうとうデリカシーの欠如をはっきりと露呈したのが、最近始めたコーヒー。
危惧してた通り、隣からコーヒーの香りが漂う環境で食べる寿司は…。
もはや食べ物屋として、見下げ果てた。
まぁ、近所で便利だし、これからも行くことはあるだろうが、コンビニでおにぎりでも買う感覚で、かな。
160分/ヴィスタ
長い尺だが退屈させる事なく観せる。
村上ショージは期待以上でも以下でもないが、いい仕事してる。でもやはり彼には関西弁で芝居をさせてあげるべきでは?観てる方がハラハラしてしまう。
阿部寛は素晴らしい役者だ。観終わった後、彼以外に本作の主演は考えられないのだから。
姉妹のうち、意外と石原さとみが脇に回り、能年玲奈がメインだが、二人とも存在感があっていい。
リアリティに欠ける部分は多いが、粗を探すのは野暮だろう。
ラストの独白もクドイぐらいに説明的だが、これぐらいしてくれた方が分かり易くていい。
多くの映画が観客をほったらかしにし過ぎなのだ。
この手の映画は素直にぼーっと観てラストで驚くのが、正しい観方だと思う。
MBSラジオの『こんちはコンちゃん、お昼ですょ!』(オリジナルタイトルの表記は「こんちわ」)のパーソナリティ・近藤光史、『ぼーっと観てたらダメなんですよ、この映画は』とか余計な事を偉そうに言うんじゃないよ、馬鹿野郎。
89点。
長い尺だが退屈させる事なく観せる。
村上ショージは期待以上でも以下でもないが、いい仕事してる。でもやはり彼には関西弁で芝居をさせてあげるべきでは?観てる方がハラハラしてしまう。
阿部寛は素晴らしい役者だ。観終わった後、彼以外に本作の主演は考えられないのだから。
姉妹のうち、意外と石原さとみが脇に回り、能年玲奈がメインだが、二人とも存在感があっていい。
リアリティに欠ける部分は多いが、粗を探すのは野暮だろう。
ラストの独白もクドイぐらいに説明的だが、これぐらいしてくれた方が分かり易くていい。
多くの映画が観客をほったらかしにし過ぎなのだ。
この手の映画は素直にぼーっと観てラストで驚くのが、正しい観方だと思う。
MBSラジオの『こんちはコンちゃん、お昼ですょ!』(オリジナルタイトルの表記は「こんちわ」)のパーソナリティ・近藤光史、『ぼーっと観てたらダメなんですよ、この映画は』とか余計な事を偉そうに言うんじゃないよ、馬鹿野郎。
89点。
133分/シネスコ
テレビシリーズとは違い、介護ヘルパーになる経緯がリアルだし、徹底的に要介護高齢者の悲惨さを描写する演出が凄い。我が身が要介護者になったら…と考えさせられながら観た。
草剪剛はこの役柄も実に魅力的にこなす。彼が40代50代になる頃には日本映画界を背負って立つぐらいの役者になっているんじゃなかろうか。
看護士、介護福祉士でもある施設の現場責任者を演じたリリィの存在感が際立っていた。
黒木メイサの登場がよく分からないのだが、本作がテレビシリーズとは別物の設定なのならば、彼女の登場は観る者に混乱を来すし、不要だったのでは?
ところどころに笑わせるネタを上手く折り込みながら、長い尺を飽きさせずグイグイと観せるが、カメラワークがあまりにも凡庸。
せっかくのシネスコサイズなのに…。
ラストも、少しスッキリしない。
86点。
テレビシリーズとは違い、介護ヘルパーになる経緯がリアルだし、徹底的に要介護高齢者の悲惨さを描写する演出が凄い。我が身が要介護者になったら…と考えさせられながら観た。
草剪剛はこの役柄も実に魅力的にこなす。彼が40代50代になる頃には日本映画界を背負って立つぐらいの役者になっているんじゃなかろうか。
看護士、介護福祉士でもある施設の現場責任者を演じたリリィの存在感が際立っていた。
黒木メイサの登場がよく分からないのだが、本作がテレビシリーズとは別物の設定なのならば、彼女の登場は観る者に混乱を来すし、不要だったのでは?
ところどころに笑わせるネタを上手く折り込みながら、長い尺を飽きさせずグイグイと観せるが、カメラワークがあまりにも凡庸。
せっかくのシネスコサイズなのに…。
ラストも、少しスッキリしない。
86点。
伝説的なコンサート、'69年のウッドストックにおけるジミ・ヘンドリックスのライヴと、後年の関係者証言から成る映像作品。
ジミ・ヘンドリックスの生誕70周年記念で、彼の誕生日である本日限り、それも19:30からの一度きりの特別上映という事で、ついつい観る気になってしまった。
この手の音楽作品はソフトを買って家でじっくり観た方が結局は安上がりでいいんだが…エディ・クレイマーが5.1chサラウンド化したというから、まぁジミの誕生日に映画館の迫力ある音響で観ておくのもいいか、と。
音響はクリアで迫力もあり、サラウンド感も自然。
粗い画質と、ジミのラフに見える弾き方とが相まった映像に、違和感を感じるほど音は良かった。
ただ、残念ながら99分の割には長く感じた。正直、ジミの音楽性が少し退屈。
後年の関係者インタビューの日本語字幕の見にくさはひどい。日本人が監修したのだろうか?
特別料金1800円なのに予告はたんまり見させられてうんざり。
その上、真後ろの客が終始軽薄な笑い声を上げてて、イライラした。酔ってるのかも知れないが、なにがそんなに可笑しいんだか。
終わってから顔を見たら、普通っぽい会社員風の中年男だったが。
ジミ・ヘンドリックスの生誕70周年記念で、彼の誕生日である本日限り、それも19:30からの一度きりの特別上映という事で、ついつい観る気になってしまった。
この手の音楽作品はソフトを買って家でじっくり観た方が結局は安上がりでいいんだが…エディ・クレイマーが5.1chサラウンド化したというから、まぁジミの誕生日に映画館の迫力ある音響で観ておくのもいいか、と。
音響はクリアで迫力もあり、サラウンド感も自然。
粗い画質と、ジミのラフに見える弾き方とが相まった映像に、違和感を感じるほど音は良かった。
ただ、残念ながら99分の割には長く感じた。正直、ジミの音楽性が少し退屈。
後年の関係者インタビューの日本語字幕の見にくさはひどい。日本人が監修したのだろうか?
特別料金1800円なのに予告はたんまり見させられてうんざり。
その上、真後ろの客が終始軽薄な笑い声を上げてて、イライラした。酔ってるのかも知れないが、なにがそんなに可笑しいんだか。
終わってから顔を見たら、普通っぽい会社員風の中年男だったが。
92分
もっと美しく、幻想的な映像を想像していたのだが、反して全編を通して漂うのは悪夢を思わせるような暗喩的なムード。
3D映像の意義は十分あると思うが、難解な筋書きは少し退屈。
これならば、サーカスの公演をドキュメントに近い形で見せてもらった方が素直に楽しめたかも。
78点。
もっと美しく、幻想的な映像を想像していたのだが、反して全編を通して漂うのは悪夢を思わせるような暗喩的なムード。
3D映像の意義は十分あると思うが、難解な筋書きは少し退屈。
これならば、サーカスの公演をドキュメントに近い形で見せてもらった方が素直に楽しめたかも。
78点。
WOWOW録画
1980年
松坂慶子/奥田瑛士
松坂慶子の美しさが全て…とはいうものの、役の上では19歳。28歳の松坂は既に完成された女性の美しさに満ちていて、無理がある。
対する奥田瑛士は30歳にしては初々しさを残すものの、やはり年齢的に無理を感じる。
最後の、金閣寺炎上にもいまいちカタルシスを感じず、演出に減点。
カメラワークも凡庸。ラストシーンは特に残念。あまりにも唐突な終わり方。
68点。
1980年
松坂慶子/奥田瑛士
松坂慶子の美しさが全て…とはいうものの、役の上では19歳。28歳の松坂は既に完成された女性の美しさに満ちていて、無理がある。
対する奥田瑛士は30歳にしては初々しさを残すものの、やはり年齢的に無理を感じる。
最後の、金閣寺炎上にもいまいちカタルシスを感じず、演出に減点。
カメラワークも凡庸。ラストシーンは特に残念。あまりにも唐突な終わり方。
68点。
6/12(火曜)鑑賞
2011年 英米合作
原作 シャーロット・ブロンテ 1847年刊
監督 キャリー・ジョージ・フクナガ
主演 ミア・ワシコウスカ/マイケル・ファスベンダー
電気もガスもない、19世紀前半のイギリス。現在とはかなり女性の地位も意識も違い、何の予備知識もなく観る者を戸惑わせる。
孤児のジェーンは伯母の家に引きとられるが、折り合いが悪く寄宿学校へ入れられる。理不尽な厳しい教育の描写を腹立たしい思いで観た。
過去の場面を短くカットバックする編集のせいもあり、感情移入がしにくい。
ジェー ンが愛するロチェスターの視点から描いても、また違ったドラマティックな物語になっただろう。
ラストは、『生きてたの!?』
76点。
2011年 英米合作
原作 シャーロット・ブロンテ 1847年刊
監督 キャリー・ジョージ・フクナガ
主演 ミア・ワシコウスカ/マイケル・ファスベンダー
電気もガスもない、19世紀前半のイギリス。現在とはかなり女性の地位も意識も違い、何の予備知識もなく観る者を戸惑わせる。
孤児のジェーンは伯母の家に引きとられるが、折り合いが悪く寄宿学校へ入れられる。理不尽な厳しい教育の描写を腹立たしい思いで観た。
過去の場面を短くカットバックする編集のせいもあり、感情移入がしにくい。
ジェー ンが愛するロチェスターの視点から描いても、また違ったドラマティックな物語になっただろう。
ラストは、『生きてたの!?』
76点。
7/31(日曜)鑑賞
午前十時の映画祭
監督 セルジュ・ブールギニョン
撮影 アンリ・ドカエ
主演 ハーディ・クリューガー/パトリシア・ゴッジ
1962年11/22 フランス
1963年 日本公開
モノクロ/シネスコ/111分
アンリ・ドカエのカメラが素晴らしい。そしてパトリシア・ゴッジの無垢な可愛さが魅力的だ。
ラストは悲劇的。
PG12指定という事だが、子どもにきちんとこの映画の説明ができる親はどれぐらいいるかな?
ネットのレヴューを見てると「シベールの小悪魔的男たらしが~女は怖い」みたいな感想もあるようで。
87点。
午前十時の映画祭
監督 セルジュ・ブールギニョン
撮影 アンリ・ドカエ
主演 ハーディ・クリューガー/パトリシア・ゴッジ
1962年11/22 フランス
1963年 日本公開
モノクロ/シネスコ/111分
アンリ・ドカエのカメラが素晴らしい。そしてパトリシア・ゴッジの無垢な可愛さが魅力的だ。
ラストは悲劇的。
PG12指定という事だが、子どもにきちんとこの映画の説明ができる親はどれぐらいいるかな?
ネットのレヴューを見てると「シベールの小悪魔的男たらしが~女は怖い」みたいな感想もあるようで。
87点。
7/23(土曜)鑑賞
(記念すべき50歳の誕生日に)
午前十時の映画祭
監督 ルイス・ヴニュエル
主演 カトリーヌ・ドヌーヴ/ジャン・ソレル
フランス/イタリア合作
1967年5/24 フランス公開
1967年9/30 日本公開
カラー/ヨーロッパ・ヴィスタ/100分
ドヌーヴの白く、美しいが表情に乏しいつるんとした顔が印象的。
無表情なのは演技なのか?彼女の作品を観るのはたぶん初めてで、普段からこんな感じなのかとも思うが、演技プランとしても悪くはない。
文芸エロスとしては当時ならかなり刺激的だったろう。現代ではその控えめな描写がかえってエロティックだったりするから面白い。
ラストがよくわからない。付きまとうチンピラが死ぬのは都合良すぎないか?
72点。
(記念すべき50歳の誕生日に)
午前十時の映画祭
監督 ルイス・ヴニュエル
主演 カトリーヌ・ドヌーヴ/ジャン・ソレル
フランス/イタリア合作
1967年5/24 フランス公開
1967年9/30 日本公開
カラー/ヨーロッパ・ヴィスタ/100分
ドヌーヴの白く、美しいが表情に乏しいつるんとした顔が印象的。
無表情なのは演技なのか?彼女の作品を観るのはたぶん初めてで、普段からこんな感じなのかとも思うが、演技プランとしても悪くはない。
文芸エロスとしては当時ならかなり刺激的だったろう。現代ではその控えめな描写がかえってエロティックだったりするから面白い。
ラストがよくわからない。付きまとうチンピラが死ぬのは都合良すぎないか?
72点。