大学という斜陽産業 -30ページ目

焦点を置く?合わせる?絞る?

一応、文章を書くのも仕事なので、言葉遣いは色々気にしている。

ところで、今読んでいる文章に、「焦点を置く」とある。焦点って合わせるのかと思ってたけど、こういう使い方もあるのかと調べるが、よくわからない。

広辞苑だと焦点を絞るとしか書いていないが、ネットの辞書だと「焦点を置く」ともでてくる。

この置くという用語法は、もしかして "focus on" のonから来てるのかなどと考えたりするが、あくまでもそれは推測の域を出ない。

なにかこういうときに決定的ともいえる辞書がないものか。


2013年の入試も一段落かな

まだ完全に終わりではないけれど、今年度の入試はほぼ一段落。


私学の4割ぐらいが定員割れしているとの報道もあったりしますが、勤務先の場合、それなりに出願者を確保して、実質倍率もまあまあ確保できていて、定員割れにならずにすんでします。


しかし、この定員割れとはどれくらいのことを言っているのでしょうか。

勤務先の場合、学部によっては歩留まりを読み違えて、定員を数名下回る人数になった年もありました。勤務先の場合は複数学部からなるので、全体で定員割れはありませんが、単科大学の場合、このような数名の定員割れも報道に言う定員割れなのか疑問です。

レポートと答案の埋めがたいギャップ

先日はレポートネタ。今日はレポート&テストのネタです。


タイトルの通り、レポートの内容と答案用紙の解答にとんでもない差がある場合、同業の皆さんはどうされるでしょうか。


今回の場合、というか、両者に差がある場合は大抵レポートの出来が良いわけですが、その差が、今までの経験上、一番大きいものかもしれません。


まず、答案は限りなく零点に近い。記述式なので、部分点を無理矢理付けて一桁台といった状態。


一方、レポートは、勤務校で言えば修士論文で充分通じるレベル。勿論、もっと肉付けしたり、先行研究を加える必要があるけれども、それを加えれば大丈夫でしょう。


そこで、教員はやはり物事を素直に受け止めず、ネットで色々検索してみるわけです。結果は、見つけられない・・・。これまでも丸写しを見つけたことは多々ありますが、今回はテーマにもあってるし、データも最新のもので分析している。

まあ、中には会員制でレポート売買するサイトもあるので、そこで入手したならばお手上げですが。かなり以前に取り上げたのは、


ハッピーキャンパス


さて、スキャンして、OCRにかけて、コピペルナーに書けるかどうか、とも思いつつ、最終的な成績には試験の割合が大きいので、そこまでしなくても良いかとも思ったり。

まだ、他の教科の採点があるので、そっちを先に片付けてから考えることにします。

孫引きなのになぁ

今年のレポートを読んでいての感想。

相変わらずネットからの丸写しないし継ぎ接ぎも多いが、今年ちょっと気になったのは参考文献の箇所。

毎年、参考文献を明示するようにしつこく言っているが、なかなかうまくいかない。でも、今年は数冊の文献を挙げているレポートがあった。

これ自体に驚くことではないが、その後、引用箇所も同じで、同じ参考文献を挙げているのが続々出てきた。

そう、これはネットの資料で引用している文献を丸写しにしているのだ。

確かに、最初にこの文献が明示されているレポートを読んだ時、何となくテーマに沿っていなくはないけど、本筋とはちょっと異なる引用だと思ったのはそのせいなんだな。

基礎ゼミなどでレポートや卒論の書き方を指導するようにしているのだが、なかなかうまくいかない。そういう継ぎ接ぎ等で書けるレポートを課すからいけないという批判もあるだろう。こちらとしてはそうならないように工夫しているつもりであるのだが、基礎的な科目で課すレポートなんて、重要な論点を確認させるような面もあるから、似たり寄ったりになることもあるだろうと、言い訳もしたくなる。

さて、成績提出まで時間は余り残されていないが、これらのレポートどのように評価すべきだろうか、悩ましい。

学会で報告されればお墨付き?

たまたまラジオから流れるCMというたラジオ・ショッピングの口上が気になっています。それは、



第○回日本○○学会でその効果が正式に報告されています。



このブログは別にステマをしようとしているわけではないので、商品名は書きませんが、これでピンと来る人もいるかもしれません。


で、文系の自分にとっては、学会で報告されたって、絶対というわけではない訳で。おそらく理系だって、それを巡って、別の人が別の視点から実験やら追加的テストを行って、市民権を得るのではないかと思うのですが。


最近だって、「マウス」による実験で、あるメカニズムが解明されたりもしていることを考えると、ある学会で1回こっきりの報告で、まるですべてが解決するような売り込みかたってどうよ、と思ったのでした。





年賀状あれこれ その2

その1を書いたからその2も書いてみます。


毎年年賀状の投函は結構ギリギリになります。ということで、住所不明と言うことで今日も年賀状が何通か戻ってきました。


もう松の内を明けてしまいますが、いただいた年賀状を確認して再度投函します。


そこで気になったことがあります。この戻ってくるまでの期間はどこで差がつくのだろうか、と。


実は、今日戻ってきた住所と同じ都道府県に宛てた年賀状で既に3日前に戻ってきたものがあった。これって、取扱件数が多いなどの郵便局の能力(?)の差なんでしょうか。それともたまたま担当した人が一生懸命探してくれた、ってことなんでしょうか。

しかし、郵便番号が7桁になってから、その分類も機械でスピーディに行われるようになったと思いますので、能力の差は関係なさそうに思えるのですが。

結局のところ、どうせ返送するならば、早くしてよ、っていう自己中心的なクレームをブログに書いただけみたいですけどね。

年賀状あれこれ その1

年明けの風物詩といえば、年賀状。電子メールやその他SNSへ移っていくので、いずれ廃れるとは言われながらも、まだまだ自分は出し続けています。

今年も頂いた年賀状の中に、「今年の3月で定年退職します。」というのがありました。別に今年が多かったという訳ではありませんが、直接ご指導を頂いた母校の先生、私淑している先生、などがもう定年なのかと思うと、色々と考えさせられます。


自分に残された研究人生は、あとどれくらいなのか。何か残せるのか。毎年色々考える割には、行動が伴わないのが致命的な問題ですが。


さて、同僚も定年退職するので、紀要の退職記念号用の論文を仕上げなくっちゃ。

2013年 あけましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。


本年も、「大学という斜陽産業」をよろしくお願いします。


SNSだと素性バレバレなので、もう少しこちらに愚痴やら差し障りのない暴露ネタなどを書ければと思っていますが、毎年抱負と実行力は全然相関していませんので、あまり期待されても困りますが。


みなさんにとっても良い年になりますように。

2012年を振り返って(というほど大袈裟なものではない)

毎年、12月31日のエントリーは、その一年を振り返って、みたいな話題が多い。一応、研究者みたいなので、論文を書いたり、学会報告をしたとか。ということで、定番ネタで今年も締めたいと思います。


学会報告:共同で2回。


論文:共同研究その1で担当テーマで単著2、共同研究その2で共著1(担当箇所明確分けられず、著者はアルファベット順で並ぶなので、いつも先頭にはならない)。


テキスト:改訂版1、新刊1。いずれも分担執筆。


その他:某雑誌からの依頼原稿1。


なんだか年々、研究の比重が下がっているような気がする。エフォートはそれほど低くしていないんだけど(笑)、計画と実際は違うと言うことですかね。


その他に、共同研究の成果を出版するとのことで提出した原稿が4章分(2つの企画)。テキスト(3冊)用にそれぞれ1章の計3章分を提出済み。


特に前者は(査読誌ではないけれど、)一応論文にカウントできそうなので、来年の今年「度」中に出れば今年度の業績になる。上記の内容からはどうもう成果が貧弱なので、年度内に出て欲しくもある。


しかし、このエントリーを書きつつも、実は、先日のエントリーに書いた原稿書きやら修論の草稿に目を通していたりと、まったく仕事納めを出来そうもない状況。これって、やっぱり自分の能力が低いからだよな、と反省します。


それではみなさん、良いお年をお迎え下さい。

年末なんて大嫌い!?

まだまだ年越しの準備が終わりません。


(1)授業は終わりましたが、大学院生(M2)の修論指導は終わりそうもありません。メールで草稿を受け取れるのも良いことなのか悪いことなのか。


(2)年賀状もあと少し。自分用のプリンターが壊れたので、家族共用のプリンターで印刷することになったので、インクが切れたり年賀状をセットしたりと書斎とプリンターを行ったり来たり。


(3)締切を過ぎている&年明け早々締切のテキストの原稿があと少し。いずれも共著だけれど3冊分あり。一つだけでも年を越す前に終わらせたい。というか、締切が過ぎているのは本当は終わっていなければならない。


(4)大掃除。研究室の大掃除はあきらめました。書斎は少しすっきりさせて新年を迎えたいものです。


さて、あと2日。何が出来るでしょうか。