大学という斜陽産業 -173ページ目

推薦書を断るには

たまには変わった時間に投稿です。今回は自動投稿機能を利用しているわけではありません。これを書いたら寝ます。


どうしてこんな時間に書き込むかというと、昨晩、ゼミ生からメールが届いて、大学院に進学したいので、推薦書を書いて欲しいとのこと(先日のエントリーのゼミ生とは別人)。参った。まさに想定の範囲外。


どうやら、勤務先の大学院の推薦入試を狙っているらしい。しかし、はっきり言って、その学生が仮に一般入試で大学院に入学したとしても、その人となりを知っている自分としては、面倒を見たくない。だから、推薦書も書きたくない。


さて、その学生にどうやって引導を渡すべきか。


「あなたは大学院に進学するのは無理です」と言うべきか、「進学するのは勝手だけど、推薦書は書けません」と言うべきか。それとも目をつぶって心にもない美辞麗句を浮かべて(結婚式のスピーチのように?)推薦書を書いてしまうか。それとも、さりげなく、他の専攻に変えるよう働きかけようか。


だいたい、今まで大学院のだの字も言っていない人間が、メールでいきなり推薦書を書いて欲しいと言ってくるのも何だかなぁ、とも思うのだが。

「研究者の論文改ざんなどに罰則導入・文科省方針」

年末モードで、年賀状書きなどでネタ不足。ちょっとした紹介で終わりになりますが、こんな記事がありました。


すぐにリンク切れになるかもしれませんが、日経新聞のサイトによると、「研究者の論文改ざんなどに罰則導入・文科省方針 」とのこと。


記事では、具体的な例として、科研費などの不正受給についての応募資格停止などといったことしか書いてありませんので、詳細が不明です(今後詰めていくようです)。


文系の場合(当然理系もですが)、データの捏造・改ざんに加えて、盗用・剽窃といったものがよく問題になります。その点の判定基準が重要な点になりそうです。


新春賀詞交歓会

会社では良くあるようですが、大学では如何ですか?


ちなみに、勤務先では、毎年毎年開かれております。来年もあります。案内も来ていましたが、どこかに行ってしまいましたので、詳細は不明。


いつからかは知りませんが、企業経営者の理事が、「従業員(=教職員)が経営者(=理事)に新年の挨拶をするのは当たり前だ」と言いだしてから、かなり出欠にうるさくなったと聞いています。


実際には、事務職員はほとんど参加するようですが、教員は、なぜか学部ごとにバラバラ。文系の出席率は低く、理系の出席率は高いんです。だから、自分が属する学部の(歴代の)学部長は、毎年年末の教授会で、上から文句を言われるので、出来る限り出席して欲しいと言っています。でも、効果はないようです。ちなみに、自分は一度も参加したことがありません。愛社(愛校)精神なんてほとんど無いですし、彼らに雇われているという意識もないし(という意識が問題かもね)。


しかし、理系と文系に二分するのはおかしいという意見もありますが、教員の行動原理も結構違うんですよね。どうしてでしょうか。

大掃除

勤務先も、今日で講義もおわり、明日で御用納め。研究室は荒れっぱなしなので、大掃除でもと思うのですが、結局しないことに決めました。自宅も出来るだろうか、というのが実情。


世間的には1年の区切りはこの12月なのでしょうが、教育機関的には3月が一区切りですよね。となると、大掃除は3月が良いのかなあ、と思ったりもします。書類の区切りも3月だし、講義で使った資料の残りの始末もこの時期だし、と言い訳をいっぱい思い浮かべています。


同業の皆さん、やはりこの時期に研究室の大掃除をしますか?


物言わぬ配達員

職業柄(?)、郵便や宅配便がよく届。年末はお歳暮シーズン(残念ながら(?)、自分宛は少ない)か、配達する人はバイトが多い。そlして年賀状対応モードで、郵便配達もバイト。


中でも男性配達員が、物を言わない。荷物/郵便物を差し出して、「ここにハンコを押してください」とだけ。同じ町内に同じ名字の方がいるので、たまに誤配があるので、宛先ぐらい言って欲しい。いつもの担当者なら「○○さんに荷物/書留です」と言うのにね。


今日の郵便配達なんて、呼び鈴に対して「どなたですか」って聞いても無言。制服を確認して扉を開けたら、書留を差し出して、やはり「ここにハンコください」だって。それじゃあ、何も言わずにサークル等の書類に「ハンコください」と言う学生と同じじゃないか、と思ったら、彼も学生(生徒?)バイトでした。

クリスマス・プレゼント

世間はクリスマス・シーズン。本来は宗教的色彩が強いので、安易にクリスマス、クリスマス、というのは良くないらしいが。


先日、結構仲の良い知人が、非常に採択率の低いジャーナルにアクセプトされたと喜んでいた。


クリスマス・プレゼントとして「物」はいらないけど、そんな朗報だったらうれしいな、と思ったわけです。


でも、よくよく考えたら、今どこかに投稿している(結果待ち)の論文は無かった。現在、年明けの締め切りを目指して進行中のものがあるだけでした。ということで、なかなかグッドな結果が欲しいかな。

仕事納め?

明日は天皇誕生日ということで、本日をもって年内の授業は終了。つまり、授業的には本日をもって形式的には仕事納めということです。


とはいえ、授業ではない仕事は沢山あるので、結局毎年、仕事納めというけじめ(?)をつけることはほとんどありません。明日からも、年越しの準備をしつつも、研究等をすることになるだろう。


でも、これからの数日間で何らかの業績が出てくることもないので、今年の研究等の総括というか、何となく振り返ってみると、相変わらず結局たいしたことはしていないなあ。

研究計画書

ゼミ生から、大学院に進学したいとの相談を受けた。


自分の本心としては、「やめた方がよい」だけれど、本人が行きたいんだからしょうがないだろう。幸いなことに、他の大学の院に進学したいとのこと。いや、ちょっとまてよ、幸いではないかもしれない。どの先生を希望するのかによっては、「出来の悪い学生ですが、よろしくお願いします」と挨拶ぐらいしなければならないかもしれない。


あわせて、頭が痛いのは、出願の際に提出する「研究計画書」である。書いたから見て欲しいと言うが、本当に見るだけで良いかい?


やっぱり何か言わなきゃ駄目だよねえ。


本音:読んでもさっぱり理解できない。いったい何をやりたいのか全然わからない。


実際:研究内容に不明瞭な点があるから、もっと焦点を絞るように。


本音:そのレベルの低いテーマは卒論用じゃないよねえ。あれ、そもそも、君は卒業論文は書いているんだっけ?


実際:大学院の研究はそれなりのオリジナリティが求められるから、あなたオリジナルの内容をもっと含めた方が良いよ。面接では卒論のことも聞かれるから、しっかりまとめるように。


そういえば、勤務先の場合、研究計画書を出願者全員に提出される仕組みになっていない。とりわけ留学生。君たちも本当にいったい何をやりたいの?

年末年始は修論づくしか

年内も残り少なくなってきました。毎年毎年、「さて、今年は何をやったのだろうか」と自問しています。


教育関係のお仕事として、この時期から年明けにかけて日々追われるのが、大学院の修論指導。本来なら、卒論指導も大事なのだけれど、最近は書く方が少数派。


で、今年の院生の一人は、結局何をやりたいのかよくわからない。というか、研究だか勉強が進んで、すこし方向転換をしはじめてからが問題。方向転換自体は悪くない。研究が進めば良くあることだから。でも、方向転換の時期が遅すぎたようだ。


個人的には、今春終了した院生よりも、途中までは良い具合で進んでいたと思っただけに、こちらも油断していた。本当に締め切りに間に合うのだろうか。


もう、いっそのこと、提出をあきらめてくれればいいのに。そういえば、昨年の院生も、「出すのあきらめたら」って何度も言ったけど「絶対出します」といって出していった。同僚の先生には、「出しても良いけど、結果は知らないよ」という方針の人がいる。もう、院生は言うこと聞かないらしく、「出したいなら出しなさい。ただし、審査で落とされることを覚悟しなさい。」ということらしい。


でも、最近の某問題のように、「○○先生が提出を許可したのだから」ということで、結局通っちゃったりするんですよね。年配の先生曰く、「昔はこんなんじゃなかった。主査がOKと言っても副査がNOと言って落ちるケースは毎年あったんだよ」とのこと。


今の雰囲気で落としたら、「武勇伝」になっちゃうか?

学生証ケータイ

勤務先の学生証は、ICカードです。昨日のニュースだと、お財布ケータイならぬ学生証ケータイが登場するようですね。


携帯電話が学生証 神奈川工科大、来春導入へ


今の大学生にとって携帯電話は当たり前のアイテム。学生証を忘れて定期試験を受けられない、なんてことがあるけれど、彼らは、何はなくとも携帯だけは忘れないようだから、結構良いかもね。