大学という斜陽産業 -174ページ目

非常勤講師が見つからない

おそらく、一般的に言って、この時期、来年度の開講科目及び担当者は確定していると思うのだが、勤務先では、ある科目だけ、非常勤講師が見つからない。


自分は教務委員ではないのだけれども、関連分野と言うことで、人捜しを依頼されているのだが、適任者が全然いないのである。


一応、正体を隠しているので、科目名を挙げられないのが残念であるが、個人的な印象では、全国的にこの科目の人手は足りないと思う。


いわゆる大御所クラスは結構いる。中堅もぼちぼち。若手が絶対的に少ないという逆ピラミッド型。ここ数年のうちに、超大物クラスはほとんど定年でいなくなる(か、新設の大学か大学院に招待される)。だから、この分野は狙い目だというのが、個人的な印象。JRECIN の公募情報にも、ここ数年、数大学で募集がある。


こういわれると気になるでしょ? 本当ですよ。でも、具体的な分野名は秘密です。

銀行振り込み

昨日のエントリー(非常勤講師の報酬と超過勤務手当 )に早速TBでコメントをいただいたので、そのネタに続けてます。


一応、昨日の落ちで、「超過勤務手当が本給と一緒に同じ口座に振り込まれるから」ということを書いたのですが、今日の柿柳 さんによると、給与の振り込み口座を2つに分けることが出来る大学があるとのこと。


まさか、そんな実例があるとは思わなかったので、細かくは書かなかったのですが、あの一文の意味するところは、単に口座が一緒と言うことだけでなく、給与明細の中に超過勤務手当も書かれてしまう、ということです。


まあ、非常勤講師の報酬を別口座にしようとも、いくらもらっているかをオープンにしている人もいるかもしれません。が、それぐらいの秘密が欲しいと思うのは自分だけでしょうか。


前にも書いたかもしれないけど(アメブロのシステム変更で過去のエントリーをすべて検索できなくなっています)、知り合いの中には、A大学の非常勤は車のローン用、B大学の非常勤は住宅ローン用と、非常勤講師料がすっかり生活費用に組み込まれている人がいます。おそらく、金額をすべてオープンにしてしまうと、このように搾取(自主的に上納?)される可能性が高いのでは、と危惧しているので、口座も明細も別=秘密、の方がよいのではと思う訳です。

非常勤講師の報酬と超過勤務手当

気にならないふりをしつつも気になるのが他人の懐事情。いろいろとお手当(こう書くと、別の手当みたいです)のエントリーがあったので、以下のブログにまとめてTBしています。


大学教員の日常・非日常:講義料

研究する日々:非常勤の時給TB

今日の柿柳:非常勤の時給


やはり千差万別ですね。


皆、個人的経験をベースに書いていると思います。自分も同様です。


初めて非常勤をした時は、月給制で2万円代前半。翌年、別の大学でも非常勤を担当したら、2万円台後半。約片手ほど差が出ました。


いずれも、本務校の職位(講師、助教授、教授)をベースに、本務校がない場合は教歴の年数によって職位のいずれかに当てはめるという形で、3段階に分かれており、自分の職位が変わったわけではないのに、こんなに違いがあるんだ、と思ったものでした。元々のベースが違うからでしょうか、前者は教授クラスでも2万円台真ん中ほど、後者は限りなく3万円に近い金額になっていました。


時給制の経験もありますが、その時は、1コマを2時間とカウントして、単価5千円程度でした。そこの大学では、金額の根拠を示してくれなかったので、職位によってどれだけ差があるのかはわかりません。なお、講義回数を半期13回+試験1回とすると、年間にならすと、月給制換算で月2万円台前半になるでしょうか。


ちなみに、勤務先は月給制で教授クラスでも2万円台中盤でお願いしています。


非常勤の報酬もちょっとした自由になるお金ですが、多くの大学では、責任担当コマ数を超えた授業にも、超過勤務手当とか超コマ手当といった形で、+αの手当がついていると思います。


勤務先の場合、非常勤の報酬をベースに、そこから減算していく形で超過勤務手当が決まります。だから、1週間に担当するコマ数が同じでも、すべて勤務先で担当するよりも、勤務先でノルマしか担当せず、他の大学で数コマ担当した方が実収入が増えることになります。


近隣の大学では、逆に非常勤手当よりも超過勤務手当を高くして、非常勤として他大学に出講するよりは、本務校で多く担当してもらうように誘導しているところもあります。持ちコマが増えることによって、大学に来る日数も増えることになるから、学生をもっと指導できるでしょう、ということらしいです。確かに、文系だと、授業がないには大学に行かない人も多いですからね(自分もその一人)。


ただ、これをもっと実効性のあるものにするためには、解決しなければならない重要な問題があります。経営者はおそらく、この問題に気づいていません。それは何かって?


超過勤務手当として支給すると言うことは、本給と一緒に、同じ口座に振り込まれるということです。



大学の休日と昼休み

大学教員のトホホな日常に、大学の時間割の設定上、「昼休みをなくしたら・・・ 」という主張があった。


諸外国の事情は知らなかったが、実は同じようなことを教務委員会の非公式な席上、周りにふってみたことがある。もちろん即座に却下された。教員だって、現在の昼休みの前後の時間が空いていたら、わざわざ昼休みに食事に行かないで、時間をずらして食事してるんですけど、なぜか昼休みは大事らしい。


かつては、大学改革に関する検討委員会では、今の前後期制ではなく、クウォーター制の導入、さらには日曜・祝祭日すら休みにする必要はないのでは、という過激(?)な主張もしていたりする。


もちろん、「大学教員たるもの一年中休み無く働くべきである」という主張をしたいわけではない。


大学の授業が様々な制約で組みづらいということだったので、そうならばもう一日授業をする日を増やせばいいんじゃないの、という単純な発想に加え、その時分は華の(?)独身貴族だったので、「別に日曜に仕事しても良いよ、その代わり、平日に休みをもらった方が遊びに行ってもすいているからね」という利己的な思考もあった。


#だから、このような主張も家族持ちになった今はあまり強く主張していません(汗


また、仮にセメスター制であっても、学生が一度に履修する科目数が多く、しかも週1回の授業じゃ全然身に付かないだろうから、クウォーター制によって、履修科目をもっと制限し、その科目の授業を週に2~4回として、特定の科目を集中的に勉強させた方が良いだろう、とう個人的信念もあった。


さらに運用の仕方で、教員側には、たとえば、今年は第一クウォーターと第二クウォーターに講義を持ったならば、残りの2つのクウォーターは講義無しとして、まとまった研究時間を確保できるようになるというメリットがあるよ、というわけである。とはいえ、ゼミはさすがに通年で担当しなければならないので、まったく授業なしとはいかないところが難しいところではありますが。


社会人大学院だと、院生から夏休みすら不要という意見が出るらしいけど、個人的には、さすがにそこまでは主張しません。というのも、勤務先で実施している海外研修にそれなりの意義を見いだしており、このような研修は夏休みみたいなまとまった時間がとれなければ実施できないからです。


まあ、勤務先の場合、学部数もいくつかあって、学年暦等を統一しているので、やるならば全学的に変えなければならない訳で、まずもって実現可能性がないのが現状です。

KAZU

たんなる感想ネタです。


先ほどまでトヨタカップを見ていました。もちろん、シドニーFCのKAZU目当て。


プロとして現役にこだわり、かつ、それを実現しているところは、本当に偉いと思っています。


ゼミの忘年会

昨日はゼミの忘年会でした。正式には後期が終わっていないのだけれども、後期の打ち上げを兼ねています。

前期も打ち上げをしたのですが、勤務先のゼミは二年からなので、まだなんとなくまとまりがない感じなのです。

でも、夏合宿を経ると、大分雰囲気が変わって、まとまってきます。その変化がコンパでは、二次会の参加者数にあらわれます。今回も例年どおり、増えました。

ということで、ちょっといい感じの忘年会でした。いい感じで酔ったせいか、財布も大分軽くなったような気も・・・・・・。

師走の日程の複雑さ

講義回数を15回確保する、またはそれに近づけようという動きがどこの大学でも見られると思う。


しかし、祝祭日の影響で、同じ週に第一回目が始まっても、講義終了の週が同じにならない。そのため、曜日を振り替えて講義を実施する大学がある。たとえば、火曜日なのに月曜日の授業を行うなど。


これはまさに個人的事情が状況を複雑にさせているのだけれど、勤務先と非常勤でそのような取り扱いが入り交じっているので、もう大変である。ある曜日は振替を行うので、年内に複雑な日程で授業が終わる。でも他の曜日は年明けにも講義がある、など。こんなんじゃあ、どこかの講義を忘れることになりそうである。でもって、休講した分を補講しなければならなくなって・・・・・、魔のスパイラルに陥りそうです。



忘年会

昨日のエントリーで、忘年会に対する財政的基盤が確立した(?)旨を書いたが、予想に反して(?)参加する忘年会が少なくなりそうである。財政的にも、肉体的にも朗報(?)である。残念ながら(?)すでに2つの忘年会の参加を辞退している。


ちなみに、勤務先の職場の忘年会は、たいてい教授会のある日に、教授会の後に実施される。だから、その日は教授会の運営も非常に効率的でいい。


やればできるのだ。普段からなぜやらないのだ。


今の職場では、教員だけの忘年会である。ちなみに、前の職場は小さな単科大学だったからか、教育職員も事務職員も一緒に忘年会をやっていた。事務職員の方はどう思っているか知らないが、以前の職場では、たまにはあまり接触のない人とも一緒に飲むことで、日本的な「飲みにケーション」がとれ、いろいろと仕事を進める上ではかどることもあったのだけどなあ。

お小遣い稼ぎ

某出版社から某誌への原稿依頼有り。論文等の締め切りがあったので、ちょっと躊躇したが、結局受けてしまった。


この手の原稿の原稿料はあまりたいした金額にならないけど、ちょっとしたお小遣い稼ぎに利用させてもらっています。入校してもすぐに入金されるわけではないのですが、この忘年会シーズンでの赤字を埋めるのに利用させてもらう予定です。


大学院生の時分、諸先生方から言われたことの一つに、「非常勤手当と原稿料・印税の振込口座は給料の振り込口座とは分けること」というのがある。


これは、特に結婚してから自分の自由になるお金を確保しておく手段として重要だということだった。本当の意味でお小遣いにするだけでなく、研究に自腹を切らなければならない場合、必ずしも結婚相手にその支出の重要性が理解されないだろうから、ということだった。もちろん、結婚しても家計の決定権を手放さなければよいのだろうが、普通はそうはいかないだろう。


中には、その口座の存在すら秘密にしている強者もいるらしいです。


自分の場合、もちろん分けています。しかも、給料、非常勤手当、原稿料・印税、の3つです。一応、心構えとしては、そのうち一つ(原稿料・印税用)は極力引き出さないようにしようかなぁ、ということであえて支店が近所にない銀行に口座を開設しました。手数料を払うのは馬鹿らしいぞ、と自分に言い聞かせようかと。その試みが成功しているかというと、・・・・・・。

ボーナス

今年もちゃんと出ました。もちろん、金額等は秘密ですが、社会保険料の徴収の関係で、従来3月に支給されていた分が上乗せされるようになったので、なんとなく得した気分。


ただ、この大学に移った年から、支給額を算出する月数が減らされてきています。人件費を下げたい経営陣は、まずこのボーナスに手をつけています。


やはり、せっかくだから(?)、何か買いたいのですが・・・。えっ?財務大臣との予算折衝が必要だろうって。確かに、タフネゴシエーターです。


金は天下の回りもの。


う~ん、とっとと自分の手許を過ぎ去ってしまいます。自分の懐には回ってこないような。