大学という斜陽産業 -161ページ目

教科書を買うか買わないか

毎年学生から聞かれる質問:教科書は買った方が良いですか?


確かに、講義以外で売れないので、値段は高い、しかもその一部しか利用しない、という専門書を教科書として売りつけるのにはやや気が引ける。


今年は、ある科目で、個人的に実験をすることにした(と言うほど大げさではないけど)。ある、入門レベルの科目で、知り合いの先生が自費出版していた穴埋め式のテキスト兼ノートみたいなものを教科書として使うことにした。値段も原価+αなので1,000円程度。まあ、携帯代に比べればやすいこと、やすいこと。


最初に、この本を見たとき、「大学生で穴埋めか」みたいな感じもあったのだが、その先生曰く、「(答を書き取るためにちゃんと読みながら聞こうとするので)学生の理解も進むし、授業も静かで良いよ」と聞いて、その効果を自分でも確認したくなったのである。


さてさて、その効果を完全に検証するにはまだ早いが、少なくとも、確かに授業は静かである。その意味では、私語の注意で嫌になる講義と比べると、天国のようである。質問も出てくる。中には、聞き逃したことをもう一度、というのもあるが、一方通行の講義よりよっぽど楽しい。問題は、理解がどれだけ進んでいるのか、である。

立ち話だけど

正式に人事の件が教授会に諮られる前に、分野が関係する教員の間で原案が作成される。来週までには原案を作成しなければならない。ということで、非公式の会議が開催されることになった。


で、それに先だって、メンバーの教員が顔を合わせると、つい「今度の人事、どうしましょうかね」という会話が交わされる。


自分も何人かの教員とその会話を交わすことに。で、結構、皆見解が違う。一応、「候補となる科目は決まっているのだが、それに決めることなく、もう少し広く募集すべきだ」とか、「年齢構成上、若手が欲しい」とか、「いや、大学院の、できればドクターを担当できる人が欲しい」とか。


さてさて、近いうちに開かれる会議では、意見がまとまるのでしょうか。いや、まとめなくちゃならないんですけどね。

教室間違えました

というのは、よくある話かもしれません。


いつもはちゃんときてる学生に、休んだ理由を聞いたところ、


「教室に行ったけど、誰もいなかったので、休講かと思って帰りました」


へ?ちゃんとやってたよ?


「どこの教室に行ったの?」


「○×○×教室です」


「△□△□教室だよ」


「あ、そーでしたか。教室間違えました」


だって。別に間違えたって良いけど、あなた以外の人が全員休んだという根拠はどこ?たまたまその教室が空いていたからだろうけど、他の授業が入っていたら、教室を間違えたことに気づいたんだろうね。



W杯の代表選手でもいれば

今日のニュースの1つは何と言っても、ワールドカップ・ドイツ大会の代表選手の発表でしょう。


別にサッカーに詳しい訳ではないのだけれど、サッカー選手の出身高校からの中継はあっても、大学からの中継というのはあまりありませんね。最近はあまり大学サッカー部出身者はいないのでしょうか。まあ、選手として、大学に入ってから伸びることは少なそうなので、高校の方が重視されているのだろうと思いますが。


このようなメジャーなスポーツの国際大会の選手に、本務校の出身者が居たら、それはそれで盛り上がりそうです(って、オリンピックの時にも同じようなことを書いたかも)。もちろん、現役の学生だったら、相当盛り上がるでしょうね。


大学公認応援ツアーなんてあったら、参加したいなあ。もちろん、大学公認「休講」措置付きでね。

調べてくるとは?

大学院での院生の発表内容があまりにも酷すぎた。思わず、


出直してこい(怒)!


って、言えなかったです。別にアカハラを恐れたからではありません。


内容は、前回からの持ち越しの課題について。おそらく来週までに再度持ち越して、もう一度発表させてもあまり代わり映えしないでしょう。かえって、他の受講者の時間を無駄にしかねない。


だいたい、調べて来たけどわからない、って、どれくらい調べたきたのか聞いてみたら、本2冊読んだって。しかも、そのうち一冊は他の授業のテキストじゃない(本人はそうは言わなかったけど、お見通しですよ、そんなの)。図書館にも行ってないじゃん。そんなの、調べたって言わないよ。


と、愚痴エントリーでした。





非常勤が応募してきた時

昨日に引き続き、人事関係の四方山話。


以前、本務校で公募をしたとき、その時点で非常勤講師にお願いしている科目で公募をしたことがある。


その時の非常勤講師の方は本務校があったが、その公募に応募してきた。で、その人は採用に至らなかった。


その科目は自分とは関係ないので、端から見ていただけですが、非常勤としてはお願いできても、専任としては不可、って結構微妙ですよね。その方には、「専任を採用したので、非常勤は今年度限りで」と、お断りもしなければならない。しかも、大抵、非常勤講師を採用する場合、内部の人間(すでに退職している場合もあるけど)が推薦しているので、その人は、公募等について全く触れない訳にはいかないし。


で、実は、今度の公募も同じようになりそうだってこと。ただ、その方の非常勤採用にあたって推薦した人は自分ではない。でも、分野が同じなので、当然顔見知り。


頼むぞ、○○さん。応募しないでね。


公募

新年度に向けての動きのひとつ。


まさに自分と同じ分野の補充。審査に絡む可能性が高い。


今あるカリキュラムと、今検討が進められているカリキュラム改正をにらんで、どのような科目で採るかを検討中。


さらに、年齢構成も考慮に入れなければならない。別の学部は、文科省あたりから年齢構成のいびつさ(高齢化)を指摘され、この4月に若手ばっかり複数も採用した。


でも、本当に欲しい人がいれば、年齢なんて関係ないだろう、余計な口出すな、と言いたい。


その一方で、そろそろ学部の中では中堅どころに位置してきた自分としては、今まで若手と言うことで自分が担ってきた(やらされてきた?)仕事をやってくれる若手がきてくれると良いなあ、なんていう個人的感情もあったりして。


さてさて、今月中には詳細を詰めて、JREC-IN に登録することになるんでしょう。

尻ぬぐいに追われる日

今日は淡々と授業をこなす。

そのつもりだったのだが、事務からヘルプ・コールが。ということで、せっかくの授業の合間の休みが潰れてしまった。

毎度毎度、問題を起こす人(と言うほど大げさではないけど)は同じ。その尻ぬぐいは役職上、こちらに。困ったものです。


具体的な問題を書くと、事例が特定できそうなので止めておきますが、その震源地が2つある。しかも毎年同じように改善点を伝えているのに直らない。


そのうち一人は、毎回、パターンが変わるのだが、その背景には「こうすれば前回指摘された点を克服できているだろう」と思いこんでいる節があるのでたちが悪い。


全然解決されてませんから、残念!!


こういう人をどうにもできないのが、この職場の腐ったところである。

小テストを返却する時の謎

先日実施した小テスト を返却した。小テスト でも書いたように、学生がドンドン途中退場していく中での実施だったので、答案枚数は受講生に比較して、相当少ない。


今日の返却方法は、名前等を読み上げて個別に返すのではなく、前の方に置いておいて、各自に取りに来てもらう方法。そうしたら、ほぼ全員とは言わないけど、8割ぐらいの学生が前の方にやってきた。


???


小テストを実施したとき、そんなにいなかったぞ。


案の定、自分の答案用紙がないことを確認して席に戻る人が大部いる。自分がテストを受けたかどうかもわからないのかねえ、というのが正直な感想。もしかして、受けたかもしれない、って思っているのかなあ。

指導力不足な私

大学院の事務から来たメールを確認して、吃驚。


大学院生に今年度履修すべき科目を指導したはずなのに、それがなされていない。指導力がまったくありませんね<自分。ちょっと鬱。


しかしなあ、君(決してこれを読んでいるはずはないのだから、ここで語りかけても無駄なのは十分承知)、目標にしているのは何だった?後期に進学したいのだったら、もっともっと勉強しなきゃ駄目だって、口を酸っぱくして言ったはずだろ。


さてさて、今後どうしようか、悩みの種がひとつ増えました。