大学という斜陽産業 -156ページ目

バイト三昧でどうするの?

月曜日の試験の始まる直前の女子学生の会話。


A「週末、ず~っとバイトで勉強する時間がなかった。」


B「私も~。今日もこの後バイトなんだ。」


A「どうせ、難しくてわかんないしね。」


B「そうそう、こんなに資料があったら、どれが重要だかわからないし~。」



ハイハイ、そうですか。バイトの方が重要ですか。


この科目、捨てるんだったら、なんでわざわざ受けに来るんだろう。それが謎だ。

土用丑の日と教育・研究パワー

最近めっきりパワーが落ちました。


今日は、土用丑の日でしたが、ウナギは前倒しで食べましたので、今日は食べませんでした。


このパワーの減少、もちろん歳のせいだと思うのですが(思いたいだけかも)、研究パワーも落ちるし、指導、特に大学院の論文指導のパワー減に結びついているような感じがします。


先日、学生が大学院に進学したいという相談をしてきた。目的を聞いたら、大学教授になりたいという(研究者ではないらしい)。はっきり言って、その学生の学力じゃ大学院の試験は通りそうもない。でも、裏技があって、学部の成績による推薦だと、内部進学が可能らしいのだ。


まあ、個人的には、「大学院で勉強したい」といった時点で、NGなんだけど。


ある程度見込がありそうな学生に対しては、数年前だったら、迷わず、「研究者になりたかったら内部進学せず、○○大学の大学院を狙え。もし、その大学院に入れないようじゃ、研究者は諦めた方が良い。」というぐらい言ったものだ。


けど、その学生は、そんなこと絶対とは言い切れないけど、これまでの経験上、まずもって無理だと思う。下手に内部進学で大学院に進んだ方が、就職もふりになるし、止めた方が良いと思うんだけど、その辺りをやんわり匂わせて言ったんだけど、やっぱり理解してもらえなかった。実際の就職問題とかの難しさは理解したみたいだけど、「自分の人生だからやりたいことをやりたいです」と言われては、返す言葉もないです。

文系の方が忙しい?

最近、ネタ切れなので、Nexus Project の「健康診断 」から。


本務校の今年の健康診断は、先月中に終わりました。まだ結果は出ていません。


昨年、その結果について、「所見有り」とされた教員の割合が、理系よりも文系の学部の方がはるかに高いという報告がありました。それを聞いて、某教員曰く、


「文系は大学に来ないので、仕事をしていないと思われているけど、これで文系の方が忙しいということがわかっただろう。」


とか、


「理系は、助手や院生に仕事をさせて、楽してるんだよ。」


なんて。もちろん、冗談ですけどね。だいたい、仕事が忙しいイコール所見有り、という関係は明白ではないし、暇だから飲み歩いているかもしれませんしね。


しかし、実際の勤務形態というと、大学院を担当すると、学部は昼間中心、大学院は夜間中心なんていう体制なので、結構朝1限から夜7限まで(もちろん、途中は空いていたりしますけど)の日があったり、授業が無い日があったりと、結構不規則な生活ですけどね。


個室 or 相部屋

ようやくゼミの夏合宿の日程が決まった。


自分の担当するゼミは、8月中は費用がやや高くなるので、毎年、9月に実施。同僚と話をしていると、8月、しかも上旬に実施するところもあるとのこと。


また、合宿の手配はゼミ生に担当してもらうが、中には教員がすべてお膳立てをするところも。


これらもゼミごとの特色なのでしょう。


ただ、個人的には勘弁してよ、と思ったのが部屋割りの件。自分はいつも、料金が割高になっても個室を頼んでいる。でも、学生と相部屋だよ、という教員も。


学生も、一応、「折角の合宿なんだから、一緒の部屋にしましょうよ」なんて言ってくれるけど、こっちの醜態をさらさないためにも、遠慮している。


相部屋にすれば、それはそれでコミュニケーションとれて良いのかもしれないけど、やっぱりパスです。

レポートのカフェテリア・プラン

前期の授業期間も終わって、あとは試験を残すのみ。


ある講義ではレポートも課していて、「提出はメールにて」としているので、毎日、数名からレポートが送られてくる。締切まで、あと1週間弱なので、もうしばらくこのような状況が続くだろう。


今年は、いくつかのテーマを挙げて、その中から選択させるようにしている。この課題を決めた時に、「おそらくこのテーマが一番選択者が多いだろうな」と思ったものを選択する学生が実際に多いようだ。実際、一番簡単だから、仕方ないか。でも、あらかじめ、明示的に各テーマごとに難易度を示していないし、テーマごとに採点に差をつけるとは言っていないので、自分が学生だったら、同じテーマを選ぶだろうしなあ。


以前、テーマを10ぐらい挙げて、しかもそれぞれ難易度を示してて、難易度ごとに満点が違う、という形でレポートを課したことがあった。


そうしたら、学生から、複数のテーマを選んで良いか、という質問が出た。記憶が定かではないのだが、難易度をミシュラン方式のように★の数で示して、五つ星100点満点、四つ星を80点満点、と言う感じで示した(最終的には、その点数にウェートをつけて総合評価に反映)。彼は、五つ星は難しいが、三つ星と二つ星のテーマを選んで、100点満点を狙いたいとのことだった。


当初、こちらはそこまで考えていなかったので、思わず、その意見を採用して、複数のテーマを選んでも良いが、それぞれの星の数の合計が5つを上限とする、とした。まさに、カフェテリアのように、ご自由にどうぞ、という感じになった。


まあ、結果は、まさに色んな組み合わせがあって面白いことは面白かったのだが、採点する方(自分)が大変だったので、その時1回きり。


レポートにせよ、試験にせよ、出来の良いものは読んでいても気分が良いが、出来の悪いものを読むと・・・・、というのが本音ですよね。

仕事行き詰まり

ブログの更新もできないほど、と言うわけではないのだけれど、仕事に行き詰まってます。


締切がとっくに過ぎた原稿2つ。今月末にはさらにもう一つ。う~ん、この連休中に1つは終えたいと思ったのだけれども、思ったほど進みませんでした。


で、先週はもう一つ大事な仕事が。そう、入試関係・・・。痛。苦手だよなあ、本当にこの仕事は。本当に、学力試験を課す試験は、全部センターに任しちゃえばいいのに。あとはAO入試とか。まあ、AO入試って言葉だけが一人歩きしている感はありますけどねぇ。


今週末には、学生に課したレポートの締切が来るって言うのになあ。酷いもんです。


ということで、なんだか愚痴に終わった今日のエントリーでした。

成績入力

本務校では今週で授業期間が終わります。来週から前期の試験期間。


本務校では、試験終了後1週間後が成績提出の締切である。非常勤先でも同様の例があるので、本務校独自のシステムではなさそうである。


本務校では、成績は原則として、ネット(WEB)で入力する。しかし、「1週間後」が締切と言っているくせに、試験期間が終わった5日後には事務が一斉休暇に入って、併せて、基幹的な事務処理システムが全部ストップする。そう、1週間後の締切ぎりぎり時点ではもう成績が入力できないのである。


ちなみに、今年の自分は、最終日前日に試験がある。幸い、履修者は100名をやや切るぐらいなので、どうにか事務が休みに入る前には採点が終わりそうである。しかし、同じ試験日程で、履修者が300人を超える講義を担当している人がいる。さすがに大変そうで、思いっきりぼやいている。1週間後までに成績を出すように言うならば、出せるような状態にしておいて欲しいって。

安易だよ、そのレポートは

毎年、こういう輩がでるのを承知で、一部の講義ではレポートを課している。


今年の、「丸写しで賞」は、ウィキペディア からコピペしたもの。お見事です。何てったって、リンクまでばっちりついていますから。というのは、レポートをメールで提出させているから。たとえばこんな感じです。


元の文章は、


 ウィキペディアへようこそ。ウィキペディアは自由にご利用いただける百科事典です。


これをおそらく、HTMLメールを利用しているらしく、そのままコピペすると、


 ウィキペディアへようこそ。ウィキペディア 自由 にご利用いただける百科事典 です。


となるわけで、この時点で安易さに気がついて欲しいよなあ。で、個人的にはHTMLメールは利用していないので、こちらのメーラーでの表示は、


 ウィキペディアへようこそ。<http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%82%AD%E3%83%9A%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2 >ウィキペディアは<http://ja.wikipedia.org/wiki/Wikipedia:%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9 >自由にご利用頂ける<http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BE%E7%A7%91%E4%BA%8B%E5%85%B8 >百科事典です。


となって、異常さがバレバレです。




科研費の不例流用は許されざることだけれど

思わず、タイトルをみて、笑ってしまいました。


国立天文台教授が科研費で「神頼み」、お札購入に流用


まあ、よく読んでみると、謝金を払ったようにして還流させて飲食代に充てるなど、明らかに不正もあるようなので、許されざることなんでしょう。


でも、自然科学者も神頼みというのが、何とも言えませんなあ。その気持ちもわかるというコメントをした天文学者も然り。


神様なんて絶対信じていなさそうだもん、端から見ると(と、これは言い過ぎか)。

通勤手当

やたら細かい点を突いて、人件費を削減しようとしている本務校の理事会。はっきり言って、あなた達の発想の貧困さにはいつも驚かされます。


今回の槍玉は通勤手当。


これまで、原則として、公共交通機関による1ヶ月定期代を支給してきた。これを6ヵ月定期代に変えたいという。


ここまでは、まあ、普通でしょう。企業だったらとっくに6ヵ月にしているところだ。


問題はここから。


この金額の1/6を毎月支給するという。


へ?


6ヵ月定期、買えないじゃない。差額の金利負担をこちらにしわ寄せしようという魂胆かい?


ちょっと理解に苦しむというか、こんな理事どもで、この大学のこの先、大丈夫かしら?