大学という斜陽産業 -155ページ目

吉報?それとも先送り?

今、いくつかの共同研究に関わっている。その1つについては、そろそろ成果を論文にまとめなければいけない時期であった。ところが、その締切を延長する、という連絡が入った。思わず、


「よしっ!!」


と思ったが、よくよく考えてみると、事態が好転したわけではない。


この夏休み中に片をつけなければいけないものは、片手文ぐらいある。研究以外にもテキストの改訂等もあるが、さすがに両手では足りる。となると、問題を先送りにしているに過ぎないようだ。かえって、締切が重なったりして。


このような場合、優先順位をつけて取り組むべきなんだろう。でも、優先順位がはっきりつけられるならいいけど、そうもいかない場合も多い。そうなると、締切順にケリをつけていくのが、個人的な性格のようである。


まあ、とにかく何でも良いから終わらせなくっちゃね。


元ネタが見抜けなかった

先月のエントリー「安易だよ、そのレポートは 」で、ネットからの丸写しならぬ丸ごとコピペの話を書いたけど、今回、どうしても見抜けなかったレポートがあった。


悔しいのは、それが複数のレポートで利用されていたのに、である。


AのレポートとBのレポートではコピペの範囲が違うのだが、Aの内容はBにすべて含まれている。でも、見つけられない。二人がたまたま同じ本を参考にしたのだろうか。


成績提出のぎりぎりまで粘ったけど、もう探し出すの、諦めました。ちょっと悔しいなあ。


「結婚できない男」

このクールにフジテレビ系で放映されている連ドラです。何となく見ています。


自分にオーバーラップさせているわけではありません。同僚の独身男と重ねてみています(嘘です)。でも、偏屈な人が多いという意味では、似たような人がいなくもない・・・。


で、今週は、阿部寛演じる主人公が、仕事の過労で倒れたところ、医者に、「もう若くないんだから、昔みたいに無理はできない」と言われるシーンがあった。思わずうなずいてしまった。


だんだん無理が利かなくなる。一応、匿名ブログなので、年齢も不詳ですが、本当に、ある時期から「ガクン」と無理が利かなくなった。


このドラマでは、三日ぐらい徹夜していたのだが、自分もそれぐらいの無理が利いていた時期があったんだけどなあ、と思わず見入ってしまった。


数年前では楽勝でこなしていた仕事ができないもどかしさ。採点業務も年々辛い。今年もやっとのことで終わった訳で・・・。夏休みを期に、もう少し運動しようかなあ。でも、きっと三日坊主だろうなあ。

設問の日本語が悪いのか

この科目の採点が終われば、すべて終わりだ~! と思って採点を進めているのですが・・・。これが出来が良くない。


もちろん、こちらの講義自体が良くなかったという原因もあるだろうけど、特に気になった共通点があった。


匿名ブログなのではっきり書けないもどかしさがあるけど、それは、


「Aの特性に影響を与える要因について説明しなさい」


という感じの問題に対する解答である。


こちらとしては、たとえば、


「Aの特性に影響を与える要因には、X、Y、Zがある。Xは、Aに対して、a1、a2、a3といった特徴をもたらす。Yはb1、b2といった特徴をもたらす。・・・そして、a1とb2は結びつきが強い。」


みたいな解答を期待していたのだが、圧倒的に多いのは、


「Aの特性は、a1、b2という特徴が強く表れるA1というタイプと、a2とb1とc3という特徴が強く表れるA2というタイプに分けられる。」


というものだ。


でも、授業では、まさに期待していた解答のような説明を行ったんだけどなあ。そして、そのまとめとして、実際の解答のようなことにも言及したんだけど。こっちとしては、XやYについて言及して欲しかったのだけど、設問が悪かったのかなあ。

持ち込み可

多分、ブログの多くは亀田ネタだろうねえ。自分も観てました、ついつい。でも、そのネタは、横に置いておいて、相変わらずの試験ネタです。


今、ようやく前期に試験を実施した科目の採点が最後の1つの科目となりました。


この科目は、「すべて持ち込み可」とし、特に具体的に問題を教えることなく、論述式で実施しました。


試験時、確かに皆、資料を色々と見ながら、解答用紙を埋めていきます。


でも、全然出来が良くない。全く関係ないことが書いてある。


持ち込み可に安心して、結局勉強してきていないと推測せざるを得ない。う~ん、困ったなあ。




不正行為

今年も結局でてしまいました。


自分の科目ではなかったのですが、あまりうれしいことではありません。


今度の教授会でその学生の処分が決まります。


随分前にも書いた覚えがあるのですが、勤務先の場合、前期の単位がすべて無効になります。


処分が厳しいという意見もありますが、厳しい処分が待っているということで、不正行為をさせないようにしようということもあるようです。が、学生の方が、処分内容自体をきちんと認識していないことも多いようです。処分内容を知らないからと言って、処分が軽くなることはないので、試験開始前に、まるでセンター試験のように、毎回そのことを告知するようにとのお達しがあるのですが、教員が手抜きをしているのか、学生が注意を聞いていないのかは定かではありません。

こっちは結構良い感じ

今日採点し、最終評価までだした科目は、結構良い感じ。試験レベルは落としていないつもり。平常点を加味する前の段階で、結構良い手応え。


二極化は同じだが、大多数はきちんと解答されていて、できていない解答用紙は白紙に近い。


まあ、理由は想像できる。


この科目は、いわゆる応用・発展科目。入門科目でめげてしまった学生は、まず履修しない。それだけ、意欲のある学生だけが履修している。


学生の間では、元々、自分の授業は単位認定が厳しいとの評価なので、意欲のある学生の中からさらに絞られているという噂もあるらしい(学生がそう言っているのを聞いたことがある)。


こちらとしては、単位を落としたいわけではないので、出来が良いということは気分が良いので、これは良いことである。


さて、来週には最期の1つの試験がある。そちらの出来はどうなることやら。


格差社会?

去年も同じようなエントリーを書いた覚えがあります。でも、ネタ切れなので、結局この話題に。


今週は、試験の採点やレポートの採点が主な業務でした。


で、まだ残っているけど、現時点での印象は、やはり二極化。


出来る学生は出来る、出来ない学生は出来ない。要するに、成績で言うならば、優(A)か不可(D)かなのだ。でも、それではあまりにも合格者が少なくなるので、平常点とかを加味するシステムで、良(B)や可(C)の評価をつけたりするわけですね。


う~ん、成績の格差社会はずいぶん前から生じていたけど、さらに広がってきているような印象。

宝くじと研究助成

サマージャンボを買いました。残念ながら、買ったのは西銀座チャンスセンター ではありません。


まあ、末等以外は当たらないでしょう。1等が当たったら、この職を辞めるとまではいかないけれど、少しスローダウンしちゃうかも。っていっても、生活給に組み込まれた非常勤を止めるぐらいかなあ。


あ~、本当に夢物語。


この暑い日々が、自分に幻想を見せているに違いない。まさに、真夏の夜の夢か。


自分の懐を豊かにするわけではないけれども、きちんと研究して、科研や財団の助成をとる方が現実的ですよね。ということで、夢を見てばかりいないで、まじめに仕事しようっと。その前に、採点、採点。

レポート読んでます。

前期の授業も終わったので、少しは研究モードに入れるのかなあ、と思ったら、なんとなく体調もすぐれなくて、ここ1~2週間、ブログの更新も含め、あらゆることがペースダウンしています。まさに、パワーダウンの影響です。ということで、久しぶりに朝の更新です。



今は、試験の採点等に最も時間が取られます。なかでも、最も意気消沈させられるのは、某科目のレポート。このレポートが試験代わりなので、非常に重要だと念を押しておいた。


内容についても、もちろん匿名ブログなので具体的な内容は書きませんけど、


「講義で取り上げたように、○○についてはかならず取り上げるように」


というようなことを、講義中何度も口を酸っぱくして言ったつもりだった。でも、約1/3は、まったく見当違いの内容だ。彼らは、講義に来ていなかったと思いたい。と、出欠と照らし合わせてみたら、やっぱりあまり来ていない学生達だ。これで安心して(?)、単位を認定しないで済む。