大学という斜陽産業 -148ページ目

いつまで「年賀状」を続けるか

気がついたらもう年賀状が発売されているんですね。


さて、今年は何枚買いましょうか。去年は、結局読み間違えて、年賀状を結構余らせてしまいました。


電子メールの年賀状も増えていますが、まあ、1通50円ならば、まだまだ郵政公社の年賀状を出すと思います。


郵政公社が民営化されたら、きっと値上げが不可避なんでしょうね。もし値上げされたら、どの値段まで葉書ベースを続けるかは未定ですけど。



少人数教育の境目

本務校は、あるところでは「少人数教育に力を入れている」というのを売りにした広告を打っていた。


その一方で、履修者の少ない講義を閉講にしようという提案を行ってきた。あれあれ、少人数教育はどこに言ったのだろう。

ということで、批判も多い。


しかし、これって本当に可能な制度なのだろうか。聞くところによると、たしかに一定人数以下の履修者しかいない場合、閉講する大学がある。知っているところでは、5名が基準らしい。まあ、登録者数なのだろうけど。でも、学生便覧にも載っており、しかも年度初めの時間割にも載せておきながら、閉講とは。


すでに導入している大学に聞けばよいのだろうけれども、もし1人しか履修者がいなくて、その学生にとってその科目を履修できなければ留年が確定する場合は、どうしているのだろう。機械的に閉講にしているのか、情状酌量して開講しているのだろうか。

実際問題、履修人数が確定するのは大抵5月ぐらいに入ってからで、それまで他の授業も進んでおり、閉講にした分を他の科目に振替られるといったって、学生だって途中からの合流になるので、困ったことにならないのだろうか。


さらにその科目が非常勤の場合、5月までは手当を払って、それ以後は閉講にするということらしいけど、例えば、関西圏大学非常勤講師組合のサイトに(機関誌『非常勤の声』 )よると、団体交渉で年額の手当を補償してもらえるとある。それでは全然コスト削減にならないだろう(教室使用に伴う電気代やコピー代が節約できるとでも言うのだろうか)。


また、専任の場合、閉講でノルマに達しなくなった場合だってあるだろうし。


どうも目先の金勘定しかできていないような印象。しかも、その旗振り役が理系の学部の人たち。まあ、経営者側も、コストを削減したいらしいし、彼らに媚びを売っているようにしか見えない。法律問題等もきちんと考えているのかねえ、実際のところ。

寝てるなら最後まで寝ていろ!

最近の教授会は、妙に時間がかかる。もちろん、上の方が無理難題を言い出して、それを学部で検討しろ、なんていうのもあるが。


でも、個人的にむかつくのは、寝ていたやつがむくっと起き出して、片がついた問題を蒸し返すとき。


寝ているんだったら最後まで寝ていてください。鼾がうるさいときは起こすけどね。○○、おまえだよ、おまえ。


発言するならば、その議題が取り上げられているときにしてください。


学部の失敗は学部の責任、本部の失敗は全員の責任

今年も残すところ、あと2ヵ月弱。


ここ数年、春闘の時期には、ボーナスの支給額については妥結に至らず、年末が近づいてどうにか決まるという状況。春闘の時に妥結しないのは、経営者側は削減を、職員側は増額を望んでいるから。もちろん、個人的にも多いに越したことはない。


で、毎年のように削減されているボーナスであるが、その根拠がどうも経営判断の躓きというか、将来予測の甘さによる財政悪化。


なかでも、教員サイドでは、あれほど「こういう問題点が想定できるがどうか」という確認をしていたことについて不具合が多発している。


その時、事務や経営者側は、根拠はよくわからないけど、「大丈夫です」の一点張りだった。その時の常套句は「まずはやらせてみてください」だ。学部が何かやるときに、やれ根拠はとか、財政的裏付けは等と色々言うくせに。


なのに、その失敗のツケをなんでこっちが取らないといかんの?あんたら理事やら管理職の給料カットが先だろうが、と言いたい。


悔しかったら、早稲田みたいな上手な運用してみろってんだ。


早大、奨学金4割増やす・投資先を多様化

14回

非常勤先から、来年度の出講についての書類が届いた。一応、目を通す。


(@_@)


「授業回数が14回に変更になります。」


ついに13回の牙城が崩れました。おそらく、再来年度には15回へと進んでいくのでしょう。


本務校は数年前から14回を確保するように学年暦を設定している。まだ13回の大学もある、という言い訳はそろそろ通用しなくなってきました。おそらく近々、「周りは14回だから、本学は先に15回を確保しよう」となるでしょう。


もちろん、分野によっては厳密に15回確保しているところもある。形だけ15回のところも沢山あるけどね。


個人的には14回でも15回でも良いです。それよりも、だらだらとたくさんの科目を並行して勉強する今のシステムを変えて欲しい。履修できる数を2~3ぐらいにして、2ヵ月ぐらいで一気に学ぶ。まあ、文系科目だからできる技でしょうけど。


ヤマト運輸のような私立大学求む!

AO・推薦募集人員、定員の5割上限に・国立大


国立大もいろいろとやってきますなぁ。これと引き替えに(?)後期日程廃止でしたっけ。


私立大学人としては、公正な競争状態にないのに、それはないだろうという印象。まあ、国立大学法人になる以前から公正ではなかったけれどね。


郵政公社を訴えたようなヤマト運輸のような私立大学がでてきませんかねえ?まあ、勝てそうもないですけど。でも、おもしろそう。


なんていう願望を込めた他力本願なエントリーです。

高校での必修履修漏れと軽減措置

すでに多くのブログで取り上げられているので、あえて別の視点を。また、TB先を選ぶのも大変なので、その辺は省略するとして。


多くの高校で行われていることが発覚した必修逃れ(履修漏れというには人為的すぎますよね)。で、救済措置は文科省から上限70コマとの方針が提示されました。また、欠課時間(要するに欠席)を考慮に入れるならば、実際は70コマやらんでも良いという主張もあるようですね。


ところで、大学業界は、半期15回の授業回数の確保に躍起になっています。その根拠は大学設置基準ですよね。一応、引用しておきます。


(大学設置基準)

第二十一条 各授業科目の単位数は、大学において定めるものとする。
2 前項の単位数を定めるに当たつては、一単位の授業科目を四十五時間の学修を必要とする内容をもつて構成することを標準とし、授業の方法に応じ、当該授業による教育効果、授業時間外に必要な学修等を考慮して、次の基準により単位数を計算するものとする。
一 講義及び演習については、十五時間から三十時間までの範囲で大学が定める時間の授業をもつて一単位とする。
二 実験、実習及び実技については、三十時間から四十五時間までの範囲で大学が定める時間の授業をもつて一単位とする。ただし、芸術等の分野における個人指導による実技の授業については、大学が定める時間の授業をもつて一単位とすることができる。
3 前項の規定にかかわらず、卒業論文、卒業研究、卒業制作等の授業科目については、これらの学修の成果を評価して単位を授与することが適切と認められる場合には、これらに必要な学修等を考慮して、単位数を定めることができる。

第二十二条 一年間の授業を行う期間は、定期試験等の期間を含め、三十五週にわたることを原則とする。

第二十三条 各授業科目の授業は、十週又は十五週にわたる期間を単位として行うものとする。ただし、教育上特別の必要があると認められる場合は、これらの期間より短い特定の期間において授業を行うことができる。

(ここまで)

1年間の授業期間は学習指導要領も35週。でも、あくまでもこれまた標準。大学設置基準も原則であって例外有り。上記条文からだって、講義14回(1コマ2時間で計28時間)だって半期で2単位で可能じゃない?と常々思う。


「それはお前が楽したいからだろう」なんていう非難を浴びそうではありますが、本務校の学年暦、学生から非難囂々なんですよね。


半期15回確保するため、特に月曜日の振替授業を実施するために年末は27日まで授業があるし、年明けも松の内も明けぬ間の5日から授業再開(個人的には月曜の授業がないのでもう少し長めに休めます)。まあ、会社によっては年末年始も休みがないところもありますけど。


もう、恒常的に軽減しよう、でダメ?不足分は、レポートを課すとかさあ。そもそも、自習している学生が少ないんだから、この45時間自体が建前なんだし。


なんて言っているようじゃダメなのかな?

ゲラゲラ

笑い声ではないです。


なんと、連休の直前、まさに同じ日に異なる出版社からクロネコヤマトのビジネスレレター便が届く。あちゃ~、ゲラの二重攻撃か、この連休はこっちもやらなきゃならないか、と思ったら、一つは違った。でも、原稿を(個人的ではなく執筆メンバー全員に対して)書き直して欲しいいので、参考資料を送るというもの。似たようなものである。


さてさて、と思った翌日(昨日)、その一方の出版社からさらに宅急便が。別の件の参考資料だそうだ。かれこれ相当数の参考資料を受け取ったような気がする(まあ、ちょっと古くなって廃棄処分するようなものらしいけど)。


ということで、これを書いているのは、上のいずれかの仕事の合間。結局連休はお仕事モードで終わりそうだ。


連休明けまでに1つは仕上げておきたい。来週中にもう一つは。その翌週には2つ締切が待っている・・・。いつの間にか個人のキャパシティを超える仕事が入ってきているのはなぜ?自分の問題か。そんな時、数日前の日経に載っていて、ちょっと気になった本がこれ(たまにはアフィリエイトも試してみなくちゃモード)。


人生カンタンリセット!夢をかなえる「そうじ力」/舛田 光洋
¥1,260
Amazon.co.jp

う~ん、確かに。


机周り、いや書斎中、さらに研究室中乱雑すぎ。で、仕事をしながら、その汚さが気に掛かったり、あの資料どこだ?、てな感じで仕事の効率も上がらないなんてことは良くあることで。

前夜祭

明日から大学祭。相変わらず、模擬店が中心。お祭りだから良いのか。


今ごろは前夜祭も終わっている。あとはサークルとかのグループごとに盛り上がっているころだろう。


ゼミ生も色々と出店しているらしく、「是非買いに来てください」なんて言ってくる。でも、なぜか前売りチケットを用意して、それを売り込みにくる学生はほとんどいない。というか、今の大学に移ってからは一度もない。


今年は、監視役の役回りがないので、お気楽モード。使わなきゃならないチケットもないし、仮にあってもそんなに多額にならないと思うから、多分行かないと思う。


折角の休みだからのんびりするとか遊びに行くとかしたいけど、溜まっている仕事をすることになるだろう。

科研費申請はオリンピック精神?

数日前、学内の締切がありました。でも、一日ほど遅れちゃいましたけど、申請率を上げたい事務の人たちは、快く受け取ってくれました。


まあ、採択される確率は低いけど、宝籤が買わなきゃあたらないように、科研費も申請しなければあたらない。と言うことで、参加することに意義があるとのオリンピックの精神で、今年も申請です。


なんて呑気なことを言っていられるのは何時まででしょうかね。最近のオリンピックだって、参加するだけじゃダメで、勝たなきゃいけないような雰囲気ですもんね。