高校での必修履修漏れと軽減措置
すでに多くのブログで取り上げられているので、あえて別の視点を。また、TB先を選ぶのも大変なので、その辺は省略するとして。
多くの高校で行われていることが発覚した必修逃れ(履修漏れというには人為的すぎますよね)。で、救済措置は文科省から上限70コマとの方針が提示されました。また、欠課時間(要するに欠席)を考慮に入れるならば、実際は70コマやらんでも良いという主張もあるようですね。
ところで、大学業界は、半期15回の授業回数の確保に躍起になっています。その根拠は大学設置基準ですよね。一応、引用しておきます。
(大学設置基準)
第二十一条 各授業科目の単位数は、大学において定めるものとする。
2 前項の単位数を定めるに当たつては、一単位の授業科目を四十五時間の学修を必要とする内容をもつて構成することを標準とし、授業の方法に応じ、当該授業による教育効果、授業時間外に必要な学修等を考慮して、次の基準により単位数を計算するものとする。
一 講義及び演習については、十五時間から三十時間までの範囲で大学が定める時間の授業をもつて一単位とする。
二 実験、実習及び実技については、三十時間から四十五時間までの範囲で大学が定める時間の授業をもつて一単位とする。ただし、芸術等の分野における個人指導による実技の授業については、大学が定める時間の授業をもつて一単位とすることができる。
3 前項の規定にかかわらず、卒業論文、卒業研究、卒業制作等の授業科目については、これらの学修の成果を評価して単位を授与することが適切と認められる場合には、これらに必要な学修等を考慮して、単位数を定めることができる。
第二十二条 一年間の授業を行う期間は、定期試験等の期間を含め、三十五週にわたることを原則とする。
第二十三条 各授業科目の授業は、十週又は十五週にわたる期間を単位として行うものとする。ただし、教育上特別の必要があると認められる場合は、これらの期間より短い特定の期間において授業を行うことができる。
(ここまで)
1年間の授業期間は学習指導要領も35週。でも、あくまでもこれまた標準。大学設置基準も原則であって例外有り。上記条文からだって、講義14回(1コマ2時間で計28時間)だって半期で2単位で可能じゃない?と常々思う。
「それはお前が楽したいからだろう」なんていう非難を浴びそうではありますが、本務校の学年暦、学生から非難囂々なんですよね。
半期15回確保するため、特に月曜日の振替授業を実施するために年末は27日まで授業があるし、年明けも松の内も明けぬ間の5日から授業再開(個人的には月曜の授業がないのでもう少し長めに休めます)。まあ、会社によっては年末年始も休みがないところもありますけど。
もう、恒常的に軽減しよう、でダメ?不足分は、レポートを課すとかさあ。そもそも、自習している学生が少ないんだから、この45時間自体が建前なんだし。
なんて言っているようじゃダメなのかな?