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03Jul
- 棋書「勝負を決める形勢判断」を読む！
  自分の囲碁は相も変わらず迷走を続けている。形勢判断に基づく打ち方ができない。私の尊敬するうち手であるS本因坊さんは棋譜を並べる際にヨセの部分は予め形勢判断および手順の予想を行ってから並べているそうです。自分も少し真似してみますが、全然ダメ。形勢判断が出来ていないのでモヤモヤするだけで寝つきが悪くなるだけだった。自分がもっている棋書の中では「勝敗の要・大ヨセ」がもっともわかりやすく形勢判断に基づいた打ち方を示している。この書の面白い所は、プロならまぎれない形勢がはっきりしている碁でもアマチュアが打つと二転三転してしまうというところを示している。一部の辛口のブロガーにかなりこき下ろされていますが、なぜ？もう何度も挫折しているのですが、以前にも紹介した「勝負を決める形勢判断」を読むことにします。少しでも理解できるようにちょっとずつ読んでいきます。http://blogs.yahoo.co.jp/soukyu012/32762304.html
28Jun
- ヨセの特訓！
  ブログを見返してみると、かなり形勢判断で苦労しています。プロから見ると、しなくてよい苦労をめちゃめちゃしていると感じるのでしょう。実戦で形勢判断に基づいた手を試しているのですが、勝率はかなり下がっています。あまり高度なことを考える前にヨセを鍛えることにします。囲碁ぽよ店長と打っていたおかげでだいぶヨセが上達しましたがしかしまだまだ足りないと感じてます。ヨセが見えていれば形勢判断も性格になるはず。小ヨセの特訓からだんだん大ヨセに移行する形でお勉強します。
- 棋書「勝敗を決める形勢判断」
  小林光一さんの著書「勝敗を決める形勢判断」を少し読んでみました。恐ろしい内容です。中盤の入り口程度の形勢判断で、ほとんど終局まで差が変わらないという。「想定図からたとえ相手の地が増えたとしても、自分の地もどこか増えている」ということだ。これらはどうやって学んだらよいのだろうか？形勢判断に優れ、優勢になった後の打ちまわしがさえているのは古くは秀策、現代は小林光一、李昌鎬、片岡聡　といったところか。自分はどうも形勢判断を行うとうまくいかない。かなりの高確率で甘くなって逆転負けを食らう。久しぶりに「李昌鎬　世界戦勝局集」でもならべよっかな。
24Jun
- 序盤の形勢判断？？？
  [明解　石田流上達講座」第一巻に以下のような場面が出てくる。何てことはない空き隅を打ったのちに左上隅で小目から大ゲイマカカリの定石を打ったのみです。ここで形勢判断ですが、ここでなんとコミを入れるとすでに白が１０目以上良い形勢判断です。ちょっとこの段階でこんなに差が出来ているとは、にわかには信じがたいです。上が想定図。上辺の黒の定石選択が悪いと思いますが、だとしても代替案が思い浮かばない。そうすると最初の左上隅で大ゲイマカカリに対してはさんだ手が悪いということになる。いや～ほんとかな？ちょっとにわかには納得いかないです。しばらく考えてみます。
21Jun
- 手直し
  久しぶりにプロの手直しを受けてきました。今回は（いつものことなんだけど）形勢が良くなってからの店じまいの仕方、相手の無理気味の手に付き合ってしまっている（軽くかわしたり捨てたりの柔軟性がない）ことなど指摘された。今まで色々なプロに指導を受けましたが、現在の師匠は付き合いが長いせいもあり、ズバズバ悪い所を指摘されるので非常に勉強になります。帰りにテキサスホールデムの書籍を買ってきたけど、囲碁の「世界戦年鑑」があってそっちの方が欲しかった。まあちょっと我慢。
- 囲碁ビデオ
  ヤフオクで落札した囲碁ビデオが届きました。調子に乗って落としまくったので、届いてΣ(ﾟДﾟ)半端物ですが、呉清源や秀行塾のレアなビデオが混じっていて嬉しいです。一番うれしいのは石田章九段の「本因坊秀策」。これは学生の時に入手して何度も繰り返してみていたのですが、なくしてしまいました。「棋譜だけでここまでわかるのか」とプロ棋士の洞察力の深さにいたく感銘しました。今は囲碁将棋チャンネルがあり、通販型ビデオは役目を終えたのかもしれないです。昔の「日本囲碁研究会」などのビデオは良いのですが「日本○○連盟」のビデオの質の悪さには辟易します。ビデオの内容よりも購買意欲をあおるキャッチコピーに力が入っています。呉清源と小川誠子の「２１世紀の碁」もちょっと…内容は素晴らしいのでしょうが、声が聞き取りにくくて…ビデオによる講座は棋譜並べや棋書による勉強よりも楽ですが、実は効果は低いと思っています。なぜなら、受身だから。自分で着手を考えなくてもよい手を教えてくれるので、わかった気にはなれますが本当にわかったとは言えない状況になりがちです。詰碁や棋譜並べみたいに頭はあまり使っていないように思います。まあ、お勉強という名の娯楽ですね。
20Jun
- 玄玄碁経　読了しました
  玄玄碁経をついに読了しました。時間がかなりかかりましたが、途中で投げ出さずにコツコツやった日々に感謝です。最近は英会話のお勉強やフェンシングの練習もやめてしまったので囲碁の基礎訓練にじっくりと取り組むことができます。（かわりにポーカーに浮気することもありますが）玄玄碁経はあと二回は繰り返したい。玄玄碁経の途中から、ハッキリ強くなったと自覚しています。名古屋の碁会所５段に苦戦していましたが、今では互先で負けることがほとんどなくなりました。その代り、さらに上の方にはあっさり負けることも　(;^ω^)プロからみると私の打ち方からは焦りが見えるそうです。要するに形勢不利のときの打ち方をしているという。大局観で勝つような高尚な囲碁を打てる日が来るのだろうか？(;^ω^)
14Jun
- 棋譜ソムリエ　武宮のモタレ
  白番の趙が浅く模様に臨んできたのを、黒番の武宮はモタレ攻めで迎え撃つ。白に打ち過ぎらしき手段が見つからないのに、黒の攻めがツボにはまっていく。攻めから地への転化や、最後の白が投げ場を求めてから黒の決めも見事。調子が悪いときにこの碁を良く並べています。手数が短いので級位者にもお勧めです。第14回名人戦リーグ　黒：武宮正樹白：趙治勲http://kifdatabase.no-ip.org/igo/index.php?cmd=kif&cmds=display2&kid=32194
07Jun
- (番外編)テキサスホールデムをやってきた！
  最近、フェンシング、水泳、筋トレなんかの趣味が崩壊してしまい囲碁以外の遊びはキャバクラ通いぐらいになってしまってます。囲碁ばっかりだと正直飽きてきますので、別の趣味を持とう！とのことでテキサスホールデムの初級講習会を受けにNPCさんへ行ってきました。今日一日どっぷり浸かってきました。いやー面白い！囲碁やら、麻雀やら好きな人は多分ハマると思います。頭をめちゃめちゃ使いますので、かなり疲れます。実はバックギャモンにも興味があって、風邪ひいて休んでいるときにルールを覚えたのですが、名古屋でやっているところのブログに苦手な人が載っていたのであきらめました(;^ω^)ポーカーというとポカみたいで縁起悪いので、テキサスホールデムということにします(;^ω^)予習はこの動画で今日の実戦を振り返ると１．人数によって方針を変えなければならないと思います。６人になると、誰かしら強いカードを持っているので無茶な仕掛けが出来ません。強い手札が来るまでとにかく待つしかない。人数が４人以下だと、ハッタリかますこともできるのですが。そこまでもっていくのが難しい。２．ベッティングが難しい。手札が強くて大きく賭ければ逃げられるし、小さく賭ければ勝っても儲けが少ない。相手にむしろレイズさせるにはどうしたらよいか考えていましたが、途中ぐちゃぐちゃになってしまいました。３．参加しないことには始まらない。手札が中途半端な強さのとき、降りる方を優先しましたがコールをすれば勝てたってケースがいくつかありました。参加しないことには何も起きないな～４．３とは相反するのですが、我慢が大切だと思いました。手札が強いとあきらめきれないのが人情ですが、良いプレイヤーはその辺の諦めが非常に良い。観てて勉強になりました。５．極力自分の手の内は見せない。当たり前ですが、見せる必要のないときは全然見せないです。札が見えればもっと自分の勉強になったのでしょうが、そこまで甘くないってことですね。ちょっと勉強したいと思います！
05Jun
- 天才とは？
  初代タイガーマスクの佐山聡さんが狭心症で危なかったそうだ。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150605-00000056-dal-fightこんな機会ですが、私が考える天才とは何か？を述べてみたい。佐山さんはプロレスラーですが現在の総合格闘技の根本的な考えを作った人です。彼はレスリングのタックルをパンチやキックのタイミングで繰り出すことを考えた方です。普通に考えれば、パンチキックの打撃技とレスリングの投げ技はスピードが違いこんな考えには至らないです。彼はそれをカウンター理論として理論づけ発展させました。その後、ライト級初代王者の坂本選手などがハイキックからのタックルなど、打撃技からのコンビネーションを発展させました。それまでの総合格闘技はプラトンがパンクラチオンを「不完全なボクシングと不完全なレスリング」と揶揄したようにただのB級技術の足し算、またはただの見世物（異種格闘技戦）でしたが、佐山さんの発想により一つの別の競技として成立したのです。私は佐山さんを天才だと思っています。単純な足し算は誰でもできますが、新たな次元を創り出したのです。後に続く人間は、その次元を引き延ばすことはできますが、新たな次元を作ることができるまれな人間が居なければその発展は無いのです。さて囲碁に話を戻して、囲碁の世界で天才といえば、道策そして呉清源ですが、私はここに高川格を推したい。なぜか高川は評価が低いのですが、まぎれもなく天才だと思います。時間制限のある中での戦い方、そして黒番と白番で打ち方を変えるという誰もそれまでやらなかったことを実行しました。そして天才鬼才的なひらめきがなくとも、全体のバランスをとることで平易に打って十分にトップに君臨することができることを示しました。単純に高川は彼自身が勝つために実行したことが、その後の碁会そのもののを変えてしまいました。現代の日本のトーナメントプレイヤーはこの高川の方針を例外なく踏襲しています。私の考える天才とは、単純に物事を広げるだけでなく新たな次元を作り出して、別の物事に変えていってしまうほどの人だと考えています。ただ高川の場合は、碁の芸術性よりも勝つことを優先する方法論であるため囲碁の面白味は少なくなったかもしれません。
30May
- プレイヤーとして
  本日はやたらに囲碁が強い小中学生を見てきました。大会でも見ている子たちですので、初めてではないのですが。院生志望の小学生は大局の手ごたえが子どものそれではない。他に４段、５段で打っている小学生をよそで何度か見ていますが何というか、碁が直線的で、すこし躓くと、かなり脆い。彼らに対して親御さんは過度な期待をするのですが、プロ棋士は「やめた方が良い」と忠告していました。今日は本当にプロを目指すこどもを見てその意味が分かった気がします。プロを目指している子は小さいながらに自覚が全然違う。顔つきも違う。当然碁も違う。才能に恵まれた子ども達をみて、なんか応援したくなってしまいました。本当に健気に頑張っている。しかしこういった考えは囲碁のプレイヤーとして完全に終わっている。強烈な嫉妬心や競争心が無くなってしまっては、勝負ごとに勝てる訳がない。
- じょっ定石？
  碁会所で中学生が定石を教えてくれた。こっこれ、定石ですか？　(;^ω^)中学生の若者が教えてくれるってのもいいものですね。自分が中学生の頃、碁会所の大人ってとても嫌いでした。負けると切れるし、勝つといつまででもネチネチ言われる。五段の大人が１級の中学生相手にかって、いつまででも嫌味言うか？ふつう。名古屋市港区は自分にとって最悪の土地でした。しかし、このような定石ってどこで仕入れてくるのでしょうかね？
25May
- 梶原の碁　ドリル戦法
  「梶原の碁　ドリル戦法」　読了しました。扱っているのは梶原武雄九段の攻め。しかしすごいネーミングだ。時代を感じさせるし、タイトルから何が書いてあるのか非常にわかりにくい。今なら担当者がありきたりの面白くとも何ともないタイトルに変えてしまうでしょうね。攻めの内容は非常に難しいが面白い。掲載されている棋譜をダウンロードして（便利な世の中です）並べながら読みましたが疲れました。さて、一週間リフレッシュしましたので再び詰碁や手筋の修行に入ります。
23May
- 詰碁不要論
  なんか囲碁ブログで詰碁不要論が大勢のようですね。色んな理由があるようで、曰く・実戦で読む方が詰碁なんかよりも数段役に立つ・詰碁なんてどうせ同じ形が実戦に出てこない・プロがアマに教えるのが面倒で詰碁と言っているだけまあ色んな意見があるし、所詮は趣味なので好きなようにすればいいと思います。しかし詰碁をやりたくないならやらないでおけばいいのに、無用に毒づく人がいますね（(;^ω^)個人的には詰碁は好きだからやっているだけです。ネット碁が好きではないですし、時間がないから実戦があまり打てないし。（最近は転職して暇ができたけど）実戦に役立つかといいますと微妙です。手筋なんかも本当に役に立っているかはわかりません。本当に強くなる方法なんて誰も知りません。やりたくない人はやらなくていい。その間にコツコツと自分はやってますから。
17May
- 朝日アマ団体十傑
  行ってきました、団体戦！私は残念ながら二勝しかできませんでしたが、チームは３勝してベスト１０入りを果たしました。緒戦の良い碁を落としたのが痛く、ずっと引きずってしまいました。精神的な弱さが課題ですね。コンディション作りも下手くそです(;^ω^)最後は持ち時間をいっぱいに使って２目勝ち。時計になれてきたところで一日が終わってしまいました。形勢判断に関してもまだものにはしていないです。課題が山積です。チームが良い結果で、みんな喜んでいたので良しとしましょう。会場には知っている人がたくさんいました。ある方には「よく似た人がいるなあと思ったけど、ぼやきでわかった」と言われてしましました。ボヤキでわかるんだ　Σ(ﾟДﾟ)ここ８年ぐらい大会に出ていませんでしたが、アマ本因坊戦も出てみようと思います。
14May
- 睡眠障害
  プロ棋士は碁を打つと眠れない人もいるそうです。二日制の碁が終わると、ずっと麻雀打っている棋士もいるほど。指導して下さっているプロ棋士にお聞きしたら「眠るのも仕事」という言葉が棋士の中にあるそうです。やはり相当数眠れない人はいるようだ。自分も実はそうで、実戦の後は全然眠れないのです。お酒を呑んでもダメです。眠くはなるのですが眠れない。ドリエルを飲んでも同じ。しかも明け方にちょっと眠るとなぜか高確率で強烈な悪夢を見ます。普段夢なんて見ないのに。先日はちょっと魔が差して、囲碁クエストを火曜日にやってしまって朝４時すぎても寝付けませんでした。詰碁をやると眠くなるという人がとてもうらやましい。どうやったらそんなことできるか教えてほしいです。いや、マジで。
- 模様の碁
  久しぶりに模様の碁を並べた。こどもの頃は模様の碁が好きだったのです。地を囲う、消す、打ち込む、攻める　などわかりやすいと思っていたから。しかし今並べてみると、こんなに難しいものは無い。冗談じゃなく、一手ごとに形勢判断しなければならないから。こんなことやっていたら時間がいくらあっても足らない。大会では大模様の碁にしないようにします。どういう風の吹き回しか、大模様の碁を並べたのかは、持っている名局細解をすべて５回ずつ並べるお勉強をしているから。「すべて」と条件をつけないと、なんだかんだ言って途中で投げ出しそうだからとにかくすべて、全部並べる！
10May
- 棋書「アマの知らない　最先端定石」
  2006年の著作こんないい本買っていたなんて知りませんでした　(;^ω^)ちょっと古いので「最先端」とは言えないですが、なかなか目新しくて面白いです。結構打たれた経験があるのでびっくりです。碁会所といえども高段者になるとみんなプロの新手を研究しているのですね。この本の良い所はプロの実戦譜をいくつか紹介し、実戦でどのように使われているかを示している所、簡明な別れを「おすすめ」として紹介しているところです。すこし時間が出来たらじっくりと取り組みたいです。
- 奇妙な文化
  我々アマチュアには不思議な文化がある。置き碁において下手は「中押し負けよりも１０目負けの方がよい」とする文化である。で、これと同じことが山部俊郎九段（故人）の「実戦の魔術」にも書いてありました。面白いもので悪い文化というものは、伝承される。下手が優勢で上手に逆転負けを食らう場合ももちろんありますが、そうではなく、上手を怖がって安全に打って確実に負かされる場合が多いのです。教室を開いているプロは頭を抱えています。勝つことを目指さずに、確実に負けることを選ぶことが理解できないからです。
- 我流恐るべし
  最近はちょっと囲碁の相手に恵まれていないです。初段、二段という方でもかなりの個性的な打ち方をしてこられます。ただ地を囲うだけただダメをつめてくるだけ負けることはないのですが、これで有段者になれるというのがちょっと驚きです。碁の不思議な一面です。