白番の趙が浅く模様に臨んできたのを、黒番の武宮はモタレ攻めで迎え撃つ。
白に打ち過ぎらしき手段が見つからないのに、黒の攻めがツボにはまっていく。
攻めから地への転化や、最後の白が投げ場を求めてから黒の決めも見事。

調子が悪いときにこの碁を良く並べています。
手数が短いので級位者にもお勧めです。

第14回 名人戦 リーグ 
黒:武宮正樹
白:趙治勲

http://kifdatabase.no-ip.org/igo/index.php?cmd=kif&cmds=display2&kid=32194