身体の症状の発症、治癒には、
必ず心が関与しています。

心がどのくらい影響しているかは、
人によって、症状によって、状況によって、
異なりますが、
心の関与がまったくない、
ということはありません。

たとえば、捻挫の場合をみてみましょう。

捻挫は、間違いなく身体の症状です。
発症原因は外力であり、
その結果起こる組織の損傷です。

小3息子が1か月前に捻挫をしました。

発症原因と、腫れ、圧痛などから、
全治2~3週間、と診たてました。
ですが、実際には治癒まで4週間かかったのです

理由として考えられるのは、

身体要因では、
・学校の休み時間に走り回る
・足の冷え

心要因では、
・ケガ、痛みに対して、過敏で心配性
・体育を見学することがストレス
・習い事で別の練習メニューなのがストレス
・習い事の試合前の焦り

などが考えられます。

これがもし、体育が嫌いで
「見学できる!ラッキー」と思う子供なら、
捻挫=ラッキーという意味づけが生まれ、
かえって早く治っていたのかもしれません。

逆に、体育を見学できるから治らない方がいい、
と考え、もっと長くかかる場合もあるでしょう。

どちらに転ぶかはわかりませんが、
確実に、心(考え、感情、思い、意味づけ)の
影響はあるという話です。

息子の場合、毎朝の痛みチェックから始まり、
ほぼ1日捻挫のことを考える、という
最も治癒を遠ざけることばかりしていたので、
時間がかかってしまうのも当然だと思います。

家では痛い痛いというのですが、
学校で見かけると、普通に走り回っているのです。
だから、痛いのはウソかというと
それは違います。

人は楽しい時、何かに夢中になっている時には、
痛みを感じにくいようにできているからです。

痛みは気分との関係が深いですからね。

こんな風に心と身体の関係って
とても面白いのです。

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