POTS 起立性頻脈

 

 

 


POTSの病気のポイント

 

 

脈拍+30〜40がブレークスルーポイント
起立時の脈拍が

13歳以下は130以上

14歳以上は120以上

 


二次性徴の終わりに伴って症状も消失することがよくある

 


遺伝素因あり(原因遺伝子は未解明)、白人に多い

●過伸展性(関節が過剰に伸展できてしまう)

病気の可能性もあるので要検査

(良性関節過可動症候群、エーラスダンロス症候群→遺伝子病。皮膚が伸びる、関節の過可動性、組織の脆弱性。難病)

 

 

例えばこれは反張膝と呼ばれる膝が伸びすぎる(過伸展する)例です

 

 



心理的特徴として、発症前は成績優良者が多い

 

発症のきっかけとして、何らかの病気や怪我の後にPOTSになる場合がある

起立して症状が現れている間、四肢遠位端に青くまだらな部位がみられることがある
この時血圧は正常orやや低め、●瞳孔散大

●安静はPOTSを引き起こす

何らかの痛みの症状を併発していることが多い
(頭痛、腹痛、共通、非特異的な全身痛)→中枢性感作など考慮

 

「非特異的」=「コレといった特徴のない」と言う意味

 


POTSの原因は解明されていないが
POTS患者は自律神経機能不全、高アドレナリン、血液量減少、などがあることがわかっている

 

血液量が減るから塩分と水分をいっぱい取りましょう、ってことですね


治療において多分野での連携が必要
単一の薬物や治療法では解決しない
家族の知識も必要


運動不耐性があるが運動が非常に大切な治療法になる
POTS患者は慢性痛を抱えているため、それらの痛みの緩和や、
全身の活動性を上げるためにも運動は不可欠である
できることから少しずつで良いです

 

 


運動強度の目安として、トレーニング中の心拍数を最大心拍数の65〜85%にする方法もある
→パルスオキシメーターがあると測定しやすい
運動強度は初めはできるところからで良いので、数週間〜数カ月かけて徐々に上げていく
楽しんで行い、社会的交流も含められればなお良い
どんな運動をしたか、内容や時間、強度等を記録する
理学療法士やトレーナーの指示が必要な場合もあるため無理はしないこと

 

 

 

前回も書きましたが当院では一日8000歩のウォーキングを勧めています

朝3000、昼2000、夕方3000歩のように分割してもオッケーです

 

 

 

 

 
 

参考

 

日本小児心身医学会 起立性調節障害(OD)
https://www.jisinsin.jp/general/detail/detail_01/

 

起立性調節障害(OD)に対する整骨や整体などの代替療法の効果についての声明
https://www.jisinsin.jp/public/od_supriment/

MAYO clinic 
青年期の体位性頻脈症候群と慢性疲労:回復に向けた取り組み(英語)
https://www.mayoclinic.org/medical-professionals/endocrinology/news/postural-orthostatic-tachycardia-syndrome-and-chronic-fatigue-in-adolescents/mac-20430815

ELSEVIER
青年期の倦怠感、POTS、および回復:臨床医のためのガイド概要(英語)
https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S153854421400011X

アメリカ国立医学図書館 (NIH:National Library of Medicine)
青年期の倦怠感、POTS、および回復:臨床医のためのガイド(英語)
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5819886/

線維筋痛症及びPOTSの16歳女性、上部頸椎カイロプラクティックケアと神経学的リハビリで改善した一症例(英語)
https://www.frontiersin.org/10.3389/conf.fneur.2018.60.00062/event_abstract

米国のPOTS大規模調査 中間報告
https://potsanddysautonomiajapan.org/bigpotsstudy2016/

 

 

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ページごと翻訳されるのでおすすめです