こんにちは!白水(しらみず)一郎です。
X(旧ツイッター)を見ていると、受験生がどの模試を受けたらいいのか、迷っているケースを、よく見かけます。
そこで、今日は、模試の活用法について、ご紹介します。
記述模試であっても、皆同じわけではありません。難易度別に、3つに区分されます。
最初のステップは、学校で受けるベネッセの進研模試です。
たまに、レベルの高いベネッセの模試もありますが、こちらを受ける高校は限られるため、ここでは触れません。
このベネッセの模試は、広く用いられています。
最初の目標は、この模試で偏差値70以上を取ることです。
高1、高2でクリアした場合には、ステップ2の模試に移ってください。
ステップ2
標準的な記述模試を指します。
河合塾の全統記述模試などが、挙げられます。
目標は、偏差値70以上です。
大体の国公立医学部は、他の学部と共通問題であることが大半です。
難問ではなく、典型的な問題を解く力が求められています。
よって、この数字をクリアできたら、ステップ3には行かずに、志望校の過去問演習に入っても構いません。
ステップ3
ハイレベル模試で、目標は偏差値70以上になります。
駿台全国模試が挙がられます。
生徒でこのクラスに達すると、防衛医大を始め、旧帝大医学部、千葉大や横市、神戸大などに合格します。
私大でも、慈恵や日医などに合格するようになります。
冠模試も、ステップ3に分類されます。
代ゼミの名大入試プレが、6月中旬に予定されています。
ステップ2をクリアしている受験生は、駿台全国模試ではなく、こちらの模試でもいいでしょう。記述力を磨くのに、いい機会となります。
まとめます。
勉強は、まずインプットをして、その後、模試を受け、定着度を見ます。
模試は、アウトプットです。知識を入れなければ、出せません。
偏差値が低く出た場合、インプットが不足しているのか。あるいは、そもそも、受ける模試のステップが違っている可能性もあります。
念入りに、準備を行い、模試は受けるようにしてください。
一度、1学期の終わりに、河合か駿台の共通テスト模試を挟み、学期の定着度を見るのに利用します。
気持ち、駿台の共通テスト模試の方が、難しめに作られています。
ステップ3の人は、駿台。それ以外の人は、河合の模試を、お勧めします。
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これで、鬼に金棒です。
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