● お子様への性教育に関して、あれを伝えて、これを話して…の前に!
こんにちは。三浦真弓です。
子どもへの性教育について、
それぞれの立場の人が、色々なことを言っています。
「何を、何歳までに!」
の前にしておきたい、一番大切なこと。
それは、
「何か困ったことがあったら、親に話していいんだよ」
という関係を作っておくことです。
普段、勉強のことや、生活のことで
いろいろと注意をしている関係かもしれません。
子ども側からしたら
「親に、いつも、怒られている」
という印象があるかもしれません。
でも、お子様が熱を出したり、けがをしたりしたら
心配して、病院に連れて行ったりしますよね?
「学校のことや、お勉強のことで、色々言うことはあるけど
体のことで、気になることや心配なことは、教えてね」
という言い方でもよいので、お子様と
「困ったことがあるときには、話が出来る」
という関係を作っておいてください。
いつも、その様にお伝えするのですが、
世の中には
「お子様からの相談に、ちゃんと耳を傾けないと、二度と
親の話は聞いてもらえなくなります。なので、そうならないために…」
みたいなことを言い出す方もあるようです。
でもね。たとえ、
お子様が何かを言いたそうにした瞬間に対応できなくても
また、
とっさに持ってきた「性の話題」にびっくりして、ちゃんと答えられなくても
少し時間がたったとしても
「この前の、あの話なんだけど~」
と、親から、子どもに声をかければよいのです。
そりゃ~お子様は、自分が声をかけたときに
答えてほしかったと思いますよ。
でも、何かの都合で、できなかったんだから仕方ありません。
タイミングを見て
「あのときは、ごめんね。今、お返事するね」
ができるのが、家庭の良いところです
「ちゃんと、そのときに答えてあげないと、二度と子どもは…」
なんていう教えに、びびらなくてよいです!
いくらでもチャンスはあります。
もちろん、最初に、お子様がほしいお返事を、
適切に答えられたら、それが最高なのでしょうが
勘違いだということだってあるし、
親だって、完璧な人間じゃないんだし。
そこではなくて!
むしろ、親だって間違えることもあるけど
「気になることがあれば、話をしてね」
と言う関係を作っておいていただきたい。
そうすれば、体のことで、性のことで、気になることが出てきたら
話がしやすいじゃないですか。
そこのところ、よろしくお願いいたしますー!
と言う話も含めて、
具体的に、どんなことを、どんな風に伝えると良いかな?
ということも、お伝えします。