● 内科検診は、学校や自治体によって、異なる部分も多いです ～名古屋郊外の学校編
こんにちは 三浦真弓です。
学校における内科検診について、先日から、色々書いています。
「前とは違う！」と、驚きますよね。特に、裸なんだし… ～内科検診
内科検診は、学校や自治体によって、異なること部分も多いです ～漁村地区の学校編
ここで、私が勤務していた中学校では、自治体では
どのような流れだったのか？をお伝えします。
検診自体は、どこでも「学校医の先生が生徒を診る」のですが、
学校や自治体がかわると、変わることも多くありました。
今回は、名古屋市郊外の中学校だったときの様子です。
名古屋市郊外の中学校勤務のとき
学校には、学校医として、校区内の内科医の先生が、決まっておりました。
内科検診のときには、その先生以外の先生もいらっしゃいました。
勤務していた名古屋郊外の中学校は、
先の漁村地区の中学校と、生徒数にそれほど違いはありませんでしたが、
同じ自治体内の学校には、もっと児童生徒が多い学校が、複数校ありました。
それで、各学校の校医の先生は決まっているものの、
内科検診のときには、その自治体内の他の学校医の先生と一緒に、
複数人で来てくださるスタイルでした。
すでに、日程も、保健衛生課の方で、学校医の先生方と
打ち合わせ済みで、
よほどのことがないと、変更はできない印象でした。
変更するのなら、他の学校の日程と入れ替えてね、みたいな。
というか、変更しなくてよいように、
多分、各学校の修学旅行や定期テストの予定などを配慮して
決めてある印象でした。
私が勤務していた学校では、
２名いらっしゃる日と、３名いらっしゃる日と
２日間、内科検診の日程がありました。
どちらの日程も、お一人は、学校医の先生です。
だた、同じ日に来てくださる他の先生は、初めまして…の
先生であることが、最初のうちは多かったです
来てくださる先生は、どこの学校の、校医さんなんだろう？と調べて
その学校の養護教諭の先生に、
「どんな先生ですか？ 用意するものは、どんなものを？」
と、確認しておりました。
基本的なことは同じなのですが、先生によっては、
額帯鏡を、学校で用意してほしいという先生がいらしたり
（病院のものは、持ち出さないと言う意味で）
自分のものを持って行くから、それで行うと言う先生もいました。
また、スタッフさんとして、
看護師さんを連れてきてくださる先生もありました。
先生によって、いろいろでございます…
年度末に、保健衛生課の方との打ち合わせのときには、
どの学校も
「今年こそは、女医の○○先生をうちの学校に！」
と、リクエストしておりました。
お一人、女性の先生がいらしたのです。
女性の先生が開業されている産婦人科医院が学区にある学校は
その先生が、学校医でして、
その学校は、内科検診をその先生（と、他の先生）が行っていました。
（イメージです。実際には、おばあちゃまという感じの方でした）
一度、来てくださったこともありましたが、
診察を始められる最初の生徒が、ちょっともじもじしていたら
「女同士なんだから、恥ずかしくないでしょ！
さっと全部脱ぎなさいよ！」
と、大きな声で、言われて
確かに、そうなのですが、
内科検診は、生徒はもじもじしますって～
特に、一人目ですし…
と言うこともありました。
こんな感じで、
学校が変われば、やり方が変わりましたね。
生徒の健康状態を、総合的に診断するということには
変わりがないのに。
できるだけ、プライバシーには配慮して、
その上で、正確な診察をしていただけるように
各学校で、取り組んでいることと思います。
「そうはいっても、こんな場合もあったけど？」
ということがあったとき
ぜひ、学校に、確認してみてください。
なにかの事情で学校に聴きにくいとか、
気になることがおありの場合は、
コメントに書いてくださってもよいですし、
個人的なことになる場合は、
個別相談やメール相談など（有料です）、ご利用下さいませ。
