● 選挙に行こう!だけでは、足りなかった。政治家でなくても、出来ることがあるのですねー!
こんにちは 三浦真弓です。
シングルマザーに住まいとつながりを届ける
NPO法人LivEQuality HUB(リブクオリティ・ハブ)さんが主催された
「普通のわたしたち」が社会を変える方法
~駒崎弘樹×宮崎真理子×岡本拓也対談セッション~
に参加させていただきました。
ありがとうございます。
集合写真で、LivEQuality HUBのロゴを持っていらっしゃる3名の
真ん中の方がNPO法人フローレンス代表の駒崎弘樹さん。
その向かって左隣が、NPO法人フローレンス理事の宮崎真理子さん。
右となりが、NPO法人LivEQuality HUB(リブクオリティ・ハブ)代表の岡本拓也さん。
会場となった新栄の久遠寺には、40名ほどの方。
そして、オンラインには50名以上のかたがいらしたそうです。
代表岡本さんが、こちらのNPOを立ち上げるに至ったお話からスタート。
学生時代、バックパッカーでバングラデシュに行かれて、
人々が貧困から脱出できる方法に出会われたそうです。
NPO法人フローレンス代表駒崎さんは、
ベビーシッターをされていたお母様のお話から
「当たり前のことをして、職を失うような社会でいいのか?」
と、NPOを立ち上げられたそうです。
そして、一つ一つ、
「これって、どうしてなんだろ?おかしくない?」
と思うことを解決していくことで、
なんと!
政策まで変えて行かれているということなんですねー。
なんとなんと、そうなのか。
政策を決めているのは政治家だから、
みんな!選挙に行こうね!
そして、子どもにも、関心を持たせようね!
とお伝えしてきました。
つまり、選挙に行こうを強く言うことは、
「私たちの暮らしの制度を決めているのは、政治家さん」
という印象ですよね。
でも、今日の駒崎さんのお話を伺っていたら、
政治家になってから制度を変えることが出来るのではなくて、
政治家でなくても、
暮らしの中の「こまったな~」ということを
解決しようとして動いていくことで、
普通の市民でも、社会のルールを変えていくことが出来る!
ということです。
それを、全国的に制度として普及させたり
予算をつけたりするのは、政治家の方のお仕事ですけどね。
滝汗です。
「選挙に行こうね」
という声かけも、もちろん大切なことですし、
子どもに、政治に関心を持ってもらうことも大切。
でも、生活の困ったことを解決したいときに
政治家ではないからとか無理~
って思わなくていいと言うことがわかりました
「普通の自分」でも出来ることがあるってよ!
いただいた本には、そんな事例がたくさん!
自分で行動して、自分の毎日が、過ごしやすくなるって最高ですね!
そういえば!
中学校に勤めていたときに、その学校の校則をどんどん変えていきました。
生徒たちは、高校に進学してから中学校に遊びに来てくれたときに
「先生~。高校の方が、いろんな校則、厳しいんだよぉ」
と言っていました。
そりゃ、そ~でしょ~。
こんなに、毎年毎年、色々な校則が
「中学生らしいもの」
に変わっている学校、そんなにないと思うよ
(いまから、25年近く前の時代)
と思っていましたが、その次に
「でもさー。中学で校則を変えていったように、高校でも変えてやるぜ!」
とも、語っていたんですよ。
頼もしい!そして、彼らが生徒だった時代の生徒指導部で
「生徒から言われたし、時代だから変えようか~」
なんて、教師主導で変えなくてよかったです。
学級で話し合いをさせて、生徒議会に意見を出し、
その上で、生徒総会で全員で話をして、生徒の意見をまとめ
最終的に、職員会にもってくるという手順にしていました。
その時代の生徒たち、今の生活の中で困ったことがあったときに
自分たちの力で、変えようとチャレンジしているといいなぁ。
困ったな~とおもって改善にチャレンジしたことが
「当たり前の状態」
になって、過去のものになることが嬉しいという駒崎さん。
「自分たちでやってやったぜ!えっへん!」
ではなくて。
だって、私たちが「当たり前」だと思っている社会も、
先人の方々が作ってくださった「当たり前」なんですものね。
その後、Q&Aなどもあり、あっという間の2時間でした。
政治家でなくてもできることから!ということで
NPO法人LivEQuality HUBさんでは、
今、シングルマザーの住まいの提供と、
伴走支援をするためのクラウドファンディングを実施中です。
「住所がない」とは!? そういう母子を支援する活動のご紹介です!
シングルマザーに、ここが家だよ!住所はここだよ!と
必要な書類に書くことが出来る住まいを提供し、
いきなり転居されてきた方が、地域とのつながりを持てるよう
そして、職を探されたりできるよう、
伴走支援をされています。
今回の対談セッションには、県議会議員さん、市議会議員さんが
複数人参加されていましたので、
きっと、何か(補助金とか?)の力を発揮されると思うのですが、
一市民にも出来ることがある。
内容に共感され、ご自身も力になりたいと思われましたら
ぜひ、ご協力をお願いいたします。
(集合写真のカメラマンは、梶景子さんです♪)
(向かって左の方です。逆光だー汗)