「学校で、先生が、性の話をしてほしいです!」 | 赤ちゃんから思春期の子育てまでトータルで応援する元保健室の先生のブログ

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● 「学校で、先生が、性の話をしてほしいです!」

 

 

こんにちは 三浦真弓です。

ちょっと小さめの中学校勤務時代、

保健体育の中の「保健」の授業を受け持っていました。

保健の授業が、時間割の中に入っていない中学校勤務時代には、

学級の時間をいただいて、

カラダの話をさせていただいたことがあります。

 

子どもが3人いるわけですが…

「先生、3人子どもがいるってことは、3回、やったんだね~」( ̄▽+ ̄*)

中学3年生ともなると、

こういう質問も、したくなる場合もあるようです…てへぺろ



3回で、3人子どもが来たら、なんて、確率がよいことでしょう(笑)

でも、それは、大人の感想で、

未体験の子どもにしてみたら、

複数回、経験があるなんて、うらやましいってことなのかな…と、

そのときは、思うことにしました。

以前、出かけていった先で、子どものカラダの発達の話になりました。

その中のお一人が、

「学校で先生が、カラダの話をしてくれるといいんだけど」

と、おっしゃいました。


確かに…
私たち世代のママは、カラダの話の聴いたのは、

小学校高学年での、月経指導くらいです。
その後、中学校の保健体育の授業で、男女の体の違いなど、学びました。

ですから、保健体育的な、お勉強的な知識は増えます。



しかし、中学生くらいになると、

雑誌やマンガやいろいろなところから、Hな情報が入ってきました。

そんな自分自身の経験から、わが子に対して、心配になります。

・入ってくるHな情報は、正しいのか?
・正しくなかったら、どうとらえたらよいのか?
・興味本位な行動に出る心配はないのかしら?

気になることが、いっぱいです。

 

最近では、ネットにも色々な情報がありますしね。

ですから、

学校で、一斉に、正しい授業をしてくれたらなぁ~という、

お気持ち、すごくよくわかります。

なので、私も、中学校勤務時代に、

学年の先生に時間をいただいて、授業をさせていただきました。



でも、でも、ですね…

性の話って、

一度したら、大丈夫!覚えていると言うものでもないのです。

「この方程式、覚えておけよぉ~テストに出るぞ!」

という授業には、なりえないのです。

(その授業だって、一発で覚えているとは限りませんよね?)

なので、

学校の授業で、話を聴いてきたとしても、

 

子どもが、自分のこと!ととらえることができたときに、

ママに、質問してくると思います。
(そういう親子関係であってほしいと言う願いもあります)


「生理でおなかが痛いけど、どうしたらいいの?」
「お友達に借りた本に、つきあってる二人がAとか、

Bまで行ったって書いてあるけど、それ何?」

さぁ~なんでしょね~学校の先生に聞いておいでぇ(;^ω^A
というわけには、いかないですねっ。

小学校低学年なら、なんとか、ごまかせちゃう?
高学年だと「あ、ママ、ごまかした」って、わかっちゃうかもですね。

 

学校で学んで来るであろう体のことに合わせて

(2023年より、いのちの安全教育も始まります。

どのように進んでいくのかは、各学校毎だと思われますが)

 

ご家庭でも、話題にしていただくことで

 

お子様の、自分の体に対する理解が深まります。

 

「どうしたらいいの?」

という場合は、こちらで、学んでいただくことも可能です。

 

右家庭でできる、伝えられる性の講座〜小学校高学年くらいまでのお子様向け〜

右親子で性の話ができるようになる、性のメールセミナー

 

 

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