あさひのブログ -96ページ目
またチョウ・ユンファ(周潤發)とヤオ・ルー(姚櫓)さんの主従コンビの映画。

「曹操暗殺:三国志外伝」(2012年 原題「銅雀台」 監督/チャオ・リンシャン 主演/チョウ・ユンファ、リウ・イーフェイ、玉木宏)
108分
曹操暗殺:三国志外伝 [DVD]/ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント

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はい日本人が大好きな三国志演義です。銅雀台は曹操の建てた屋敷の名前。
原題がカッコイイのに、邦題のこのダサさセンスの無さは日本人として恥ずかしい…。(;´Д`)

――三国時代末期。後漢の献帝を補佐すると言う名目で事実上実権を握っている魏国王・曹操。彼は反抗する蜀国、呉国を平定して平和な世の中を取り戻すと主張しているが、彼を快く思わない者も多く水面下で献帝の元に集い彼を暗殺する計画が練られていた。
幼い霊雎と穆順は何者かもわからない兵に捕えられ暗い洞窟の中で厳しい訓練をほどこされ暗殺者として育てられた。そうして容姿の美しい霊雎は曹操の妃として、穆順は宦官として曹操の元に送り込まれた。
ある日、いよいよ献帝の名のもとに曹操暗殺の命が下される…――

というのが30分くらいまで。いやーこれはムリ。つまんね。
脚本というか、つかみがまずい。最初はリウ・イーフェイと玉木宏が主役っぽく暗殺者として育て上げられるところから始まるけど、どうも芝居がクサい。この二人の恋愛を軸に据えるのかと思いきやかなり序盤で玉木宏がチョン切られましてなぁ…これは彼目当てで見に行った日本の女子は引くだろうよ。んで実際の主役は若者たちではなくおっちゃんかいなっていう…。(´Д`;)
そしてカメラワークが鼻につく。どうでもいい所でスローにしたり、どうだと言わんばかりに技術をひけらかしてる感があって、これで迫力を出そうとしてるのかしてないのかわからんけど漫画的でたいして迫力はない。「空前のスケールで描く」ってアオリはあまりに盛りすぎな、映画としては安い、TVドラマ風の作品。

ただ、チョウ・ユンファの曹操はイイ!これはイメージ合う!!
リウ・イーフェイの視点で物語が語られてるからつまらんかったけど、もしユンファ(曹操)の視点で語られてたら面白くなったかもなぁ。


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長いものに巻かれろ

「再会の食卓」(2010年 原題「團圓」 監督/ワン・チュアンアン 主演/リサ・ルー、リン・フォン)
96分
再会の食卓 [DVD]/松竹

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なんとなくで借りてみたヒューマンドラマ。
原題は一家団らんの意味。

――急速に開発の進む上海。下町で夫と子供たちと暮らしているユィアーの元に、40年前に生き別れた元夫リウ・イェンションからの手紙が届く。彼は国民党の元軍人で、40年前国民党は共産党に押され台湾へと脱出した。多くの軍人がこの戦争で家族と引き離されたのだ。そしてこの度ようやく軍人の帰郷が実現しリウはユィアーに会いにやってくるという。子供たちは今更やってきて家族の平穏を壊さないでほしいと不快感を露わにするが、共産党の元軍人でもある夫のシャンミンは歓迎すべきだと言う――

結構序盤のうちから涙が止まらない感動の物語でした。
あらすじは細かくは書かないでおきます。が、ざっくりいうと40年ぶりに再会した元夫から一緒に暮らそうと言われて今の家庭との間を揺れ動く女性(おばあちゃん)を中心に、彼女の周囲の人々の思いも細かく描いた、人生の重みを考えさせられる作品。

ここには日本人にはない思い、悲劇が含まれていて、それは自分たちの国が政治の勝手で二つに引き割かれたという歴史が、古ぼけてない今なお新しい記憶として残っているというのかな。日本人が小学生の時から教え込まれてきてる道徳の教材みたいな「戦争の悲劇」とは違う、もっと現実味のある生活に密着している悲劇の上にこの物語は語られてる。
しかしそれはあくまで土台で、この作品通して静かにじっくりと描かれているのは人への愛。夫、元夫、子供たちへの愛。そして自分への愛。どの立場にも共感できるし、それは矛盾してるようだけどすべて人間の当たり前の感情。結局この作品は当たり前のことを映し出しているのだけど、それが感動を呼ぶ。

邦題にもあるように食卓を囲む姿が人物の心を映し出してて重要なカギになってるけど、同時に開発中の上海の街並み(下町の崩れそうなボロ街と高層ビルが同居してる風景)がまた重要な「時間」を表すカギになってて、ユィアーおばあちゃんの視点で物語は進められるけど時おり現代っ子のナナの視点から映し出される手法とか、なんかうまくできてるというか見事だなぁって思う。うまい。

全般的には言葉も聞き取れるし歌詞もわかってニュアンスつかめたんだけど(帰ろう帰ろう故郷へ帰ろう→回家、回家…と歌うとこは涙が出る)、時々、特に二女の喋る言葉が聞き取れなくって。ラストシーンの三人の会話もニュアンスはわかるけど聞き取れない。これが上海語なのかな…。


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長いものに巻かれろ

「乱世英雄呂不韋(全29話)」のあらすじ。
ざっくり解読なので間違ってるところもあるかもしれません。

* * * * *
[第七集:兵臨城下 天子出世]
安国君は父王に嬴異人(エイ・イジン)を嫡子にしたいと相談するが、父王は商人ごときにそそのかされて秦国の将来にかかわる大事を安易に決めてはならないとにべもない。
呂不韋は懇ろになった華明に頼んで彼女の兄の陽泉君に会って説得、ついに宰相・蔡澤との面会にこぎつける。呂不韋は美味珍味を取りそろえた料理でもてなして、蔡澤に異人を安国君の嫡子にする件を推してもらう確約をとりつけた。

趙国では趙姫が臨月を迎え陣痛が始まるがなかなか生まれない。異人はただおろおろするばかりだ。
秦国軍がいよいよ首都・邯鄲を包囲しようと迫っている。異人はついに趙国の最後の切り札として連行されて行ってしまった。ちょうどその時呂不韋が帰国。異人が官兵に連れ去られて行くところにすれ違い、異人から子供がまさに生まれそうだと聞いた呂不韋は急ぎ趙姫の元へ。はたして趙姫は無事男児を出産していた。我が子の誕生に喜び自分の将来をも左右する大事な息子を抱きかかえる呂不韋。だが異人を救出せねばすべては水の泡だ…。

[第八集:施離間計 巧退秦軍]
白起将軍率いる秦軍が邯鄲城に迫る。平原君は異人を拘束して城門にさらし矢面に立たせる。異人は必死に射掛けないようにと白起将軍に訴えかけ、果たして秦軍は引き下がった。
呂不韋は平原君に、異人に手紙を書かせて、趙国を攻めないよう秦王を説得させるべきだと説く。その際に白起将軍に射殺されそうになったと書かせれば秦王は怒って将軍を罷免するだろう…これぞ一石二鳥の策、平原君も納得する。

連日異人が城門にさらされるため城攻めできない白起将軍は苛立ち、明日こそは異人にかまわず攻めようと言い出すのを部下らは必死に止める。その時秦王の勅旨が届く。それは、白起が無情にも王孫・異人を殺そうとしたことを責める内容だった。かくて白起将軍は自害に追い込まれ、秦軍は趙国から撤退した。

呂不韋は秦の撤退をいち早く趙姫に知らせる。計画は無事進みそうだ。だが趙姫は秦ではなく衛へ、つまり呂不韋と共にこのまま逃げ出したいと言い出す。呂不韋は必死に彼女を説得し、また、生まれた子供には政と名付けた。
生きて戻ってこれた異人は、策を立てて自分を救ってくれた呂不韋に頭が上がらない。部屋に呂不韋の位牌を置いて毎日拝む。(※生きている人の位牌を置くのは日本で言えば銅像を建てるようなもの。)

ある日呂不韋の元へ昔知り合った豪傑・嫪毐(ロウ・アイ)が訪ねて来た。彼と酒を酌み交わしていると公孫乾将軍があわててやってきた。異人が飲み過ぎて倒れその後体調が戻らないというのだ。ロウ・アイが知り合いの名医を紹介し、医師の処方で異人はまもなく回復した。

[第九集:断子絶孫 孤註一擲]
呂不韋は医師に金を積んで子種ができなくなる薬の処方を尋ねる。医師は悪事を働くことを恐れるが呂不韋は自分が飲むためだと、各地で商売上女と付き合う必要があって子ができると面倒だからと説明し、処方を教えてもらう。医師は処方を教えたものの怪しんでロウ・アイにだけこの事を知らせる。

呂不韋は異人に滋養強壮の薬だと言って子種ができなくなる薬を飲ませる。
異人は一国も早く秦国に帰りたいが、呂不韋から計画の実現にはあと数年はかかると言われ怒ったり嘆いたりだ。そんなこんなで月日が経ち、政は三歳になった。ようやく秦国で異人が安国君の嫡子に立てられる見込みがついた。呂不韋は公孫乾将軍の留守を狙い、屋敷の護衛兵に眠り薬を盛った酒を飲ませて眠らせ脱出を試みる。だが酒を半分しかのまなかった一人の兵が襲い掛かる…それを救ったのは突然現れたロウ・アイだった。彼は平原君の食客、最後の最後で計画がばれてしまうのか…だがロウ・アイは呂不韋らが秦国へ向かうことを知り一緒に連れて行けという。ロウ・アイは、平原君よりも何か大きな事をしでかしそうな男・呂不韋について行きたいと剣を捧げるのだった。



[A] 呂不韋
衛国出身の大商人。秦王孫・異人に投資し彼を王位に就けようと目論む。
[B] 趙姫
呂不韋の愛人だったが彼の野望のため異人に嫁ぐ。呂不韋の子を身ごもっている。
[C] 嬴異人(エイ・イジン)
秦国王の孫の一人。趙国に人質に出されている。軟弱で愚鈍なボンボン。
[D] 公孫乾
趙国の将軍。エイ異人の監視を任されている。
[E] 華明
秦太子妃・華陽夫人の姉。未亡人。呂不韋を気に入り何かと手助けしてやる。
[F] 陽泉君
秦郎中令(将軍)。本名は華戒。華明・華陽の兄。
[G] 平原君
趙国の宰相。多くの食客を抱えることで知られる。
[H] 嫪毐(ロウ・アイ)
平原君の食客の一人。無頼漢。


*  *  *  *  *


異人のダメっぷりがもーすごい…これ見た後「新水滸伝」見たらめちゃカッコイイわな…。イケメンなのにこんなみっともない役をはっちゃけて演れるのはさすがというか。そしてロウ・アイが、顔はそんなイケメンじゃないけど格好良いのだ。(彼はこのドラマでは史記に述べられているような特異性はないようだw)


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「乱世英雄呂不韋(全29話)」のあらすじ。
ざっくり解読なので間違ってるところもあるかもしれません。

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[第四集:一日風流 千古之謎]
趙姫の帰りが遅いのを心配した呂不韋は司空馬を迎えに遣る。公孫将軍に足止めされていた芸姜もやっと解放されて趙姫の元へ急ぐが嬴異人(エイ・イジン)の部屋から出て来た趙姫は憔悴しきった様子。呂不韋は戻って来た趙姫に異人から何かされたのかと問うが趙姫は何も無かったと答える。

呂不韋の父は病に倒れて久しい。父が娼妓出身の趙姫を快く思っていないため呂不韋は彼女との結婚に踏み切れずにいた。だがある日趙姫が妊娠したことがわかる。呂不韋は大喜びし、急いで父の元へ。そしてある壮大なプランを打ち明ける。自分の子を妊娠した趙姫を異人に嫁がせ、彼を秦国の王座につける。そうすれば将来自分の子があの強大な秦国の王となるのだ。趙姫も王后、いずれは王太后となり強大な権力を得る。権力を手にすれば、虐げられている自分達商人の地位を向上させることができる。これは呂家だけでなくすべての商人達のための計画なのだ!

呂不韋が久しぶりに公孫将軍の屋敷へ行くとやはり異人は趙姫を自分にくれと土下座する。呂不韋がしぶしぶといった体で了承してやると異人は大喜びで感謝した。
異人に嫁げと言われた趙姫は驚き嘆く。呂不韋は自分達の子の幸せのためだと懇々と説き、趙姫は彼の計画を聞いて涙ながらに承諾する。
すぐに結婚式が執り行われる。呂不韋は趙姫への愛は永遠に変わらないと誓い彼女を送り出す。式の直前に父から呼び出された呂不韋。父は息子が大志に向かって動き出したことに喜び呂家の全財産を息子に托す。だがこの計画は極めて慎重に確実に進めるようにと改めて忠告するのだった。
結婚式の直後、呂太公が急逝。さっきまで元気に話していた父の急変に呂不韋は嘆く。そして趙姫はもう少し早く呂太公が逝っていれば異人に嫁がずに済んだのにと呟くのだった…。

[第五集:生死攸関 歃血為盟]
結婚して有頂天の異人に趙姫は妊娠している事を告げる。異人は彼女に眠り薬を飲ませて強引に抱いたあの時にできた子だと思いさらに大喜び。趙姫はそんな彼にささやく、今はこんなに愛してくれていても秦国に帰る頃にはこんな下賤な女は捨ててしまうのでしょう、と。異人はそんなことは絶対にないと断言し、もし自分が秦に帰って国王になった暁には彼女を王后(正室)にすると誓いの書をしたためる。

秦国が大軍を率いて趙に攻め入ってきた。芸姜の家族は秦軍に殺され彼女は天涯孤独の身に。シクシク泣き続ける彼女に司空馬はこれからは自分が兄となって守ってやると言うのだった。
趙王は報復のために人質の異人を殺そうと彼を牢へ入れる。それを知った呂不韋は急いで平原君に面会し、今異人を殺せば逆に秦が攻め入る口実を与えるだけだと説く。果たして異人は無事釈放された。命を救われた異人は感謝して呂不韋を兄と呼び兄弟の契りを交わす。

秦の都・咸陽(カンヨウ)へやってきた呂不韋と司空馬だが多くの宝石を馬車に積んでいたため検問で怪しまれ連行されてしまう。検兵は呂不韋の話にまったく耳を貸さず彼らを盗人だと決めつけて鞭打つ。

[第六集:機関算尽 足智多謀]
宝石を没収されそうになった呂不韋は自分は華陽夫人の姉・華明の弟分だと叫ぶ。華明の元へ連れてこられた呂不韋はあなたに宝石を贈るためにやってきたと言う。宝石に目がくらんだ夫人は呂不韋を昔の知り合いだといって屋敷に滞在させる。
呂不韋は華明に異人が華陽夫人を母と慕っていると手紙を見せる。そして華陽夫人へ取次いで欲しいと頼む。姉から話を聞いた華陽夫人は自分と三つしか歳の違わない異人が母と敬うなんてと怪訝に思うが姉の説得で呂不韋と面会。呂不韋は華陽夫人に説く。今は太子の愛妃として栄華を極めているが美貌は歳と共に衰えていくもの、いつか太子の心が離れてしまえば誰も面倒みてくれるものはいなくなる、今のうちに異人を嫡子としておけば異人が太子、いずれは王となった時もあなたを母として敬い面倒見てくれるだろう、と。

華陽夫人は納得して事は順調に進むかと思われたが、後日華明から異人を嫡子とするのは断念したと聞かされる。華陽夫人は異人の生母の夏姫がまだ生きているのに自分の子にすることはできないと言ったそうだ。呂不韋はすぐに、落ちぶれて今は誰も訪れない夏姫のぼろ屋敷へ。夏姫はいきさつを聞いて自分が生きていることで息子の将来が閉ざされると知り、息子のためにつくった沢山の靴を呂不韋に託して首を吊った。
呂不韋は夏姫が死亡していてしかももうかなりの日数が経っていたと華陽夫人に伝える。華陽夫人は夏姫や異人を不憫に思い、太子・安国君に異人を嫡子として認めてほしいとはらはらと涙をこぼし訴える。安国君はすぐに父王に相談して異人を嫡子にしようと請け負う。



[A] 呂不韋
衛国の大商人の息子。
[B] 趙姫
呂不韋の愛人。
[C] 嬴異人(エイ・イジン)
秦国王の孫の一人。趙国に人質に出されている。
[D] 公孫乾
趙国の将軍。エイ異人の監視を任されている。
[E] 芸姜
呂不韋に仕える小姓。
[F] 司空馬
呂不韋の部下。
[G] 呂太公
呂不韋の父。
[H] 華明
秦太子妃・華陽夫人の姉。未亡人。
[I] 華陽
秦太子・安国君の寵姫だが子供がいない。

*  *  *  *  *

冒頭からベッドシーン…。( ̄□ ̄;)
話のテンポが早くてしかもわかりやすい。時代劇だけど歴史ものっぽい小難しさがなく軽く見れるし、愛をじっくり描いてるところをみると昼のメロドラマ?演出こそエロいけど話は純愛。女性向け。


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「乱世英雄呂不韋(全29話)」のあらすじ。
ざっくり解読なので間違ってるところもあるかもしれません。

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[第一集:彌天大謊 一挙成名]
戦国時代末期。衛国の若き商人・呂不韋は趙国の首都・邯鄲へやってきた。
人で賑わうオークション会場で若い女奴隷が出品されているのを見て呂不韋は異常な高値で競り落とし周囲を驚かせる。呂不韋はその時の競り相手の女主人に付き従っている美しい娘に一目惚れする。
続いて出品されたのは暗い所でもほのかな光を放つと言う夜明玉。かつて周王室にあったと言われる伝説の宝だ。本当なのだろうか…?会場に来ていた趙国宰相の平原君が高値をつけたため人々はやはり本物の宝なのだろうと囁く。それを聞いた呂不韋は平原君より高い額をつけて玉を競り落とした。このことで彼の名はあっという間に邯鄲中に広まった。実は夜明玉を出品した商人・司空馬は呂不韋の部下なのだった。趙国で名を売るために一芝居打ったのだ。

嬴異人(エイ・イジン)は隣の大国・秦の国王の孫だが趙国へ人質に出されていた。元百夫長の公孫乾将軍の家に居候の身で、外出する時は犬のように首輪をつけて歩かされていた。妻は将軍からセクハラされ、もうこんな毎日はたくさんだと夫の不甲斐なさに怒り嘆く。そしてある朝妻が姿を消す。異人は将軍が妻を寝取ったのではと嘆くが将軍の部屋にも妻の姿はない。彼女は夫に愛想が尽きて逃げ出したのだ。異人は妻を探してほしいと将軍に泣きつく。

オークション会場で見かけたあの美しい娘は高級娼館・沈香閣の女だとわかる。呂不韋は早速沈香閣へ行くが女将は下賤な商人は入れられない(※日本の士農工商のように商人は位の低い職業とされていたようだ)と馬鹿にする。だが呂不韋は女将がふっかけた通りの大金を払って入館。さらに金を積んであの美しい娘・夏蓮を呼んで酌をさせる。そして夏蓮を連れて逃げようとするも、女将が引き連れて来た用心棒に捕まって叩き出されてしまった。

秦国が趙国に攻めて来る気配を見せる。呂不韋は国に大金を寄付して平原君と懇意になることに成功、そして大事な戦が控えているのに娼館は人々を堕落させると吹き込む。平原君は呂不韋の意見ももっともだとして娼館に十倍の税金をかけることにした。

[第二集:情有独鐘 巧取豪奪]
多額の税のために沈香閣の物品はことごとく差し押さえられ女将はもう生きていけないとおいおい泣く。その声を聞きつけた呂不韋は夏蓮をくれれば融資をしようと持ち掛ける。女将は呂不韋に平伏して感謝し夏蓮は呂不韋の元へ。作戦通り夏蓮を手に入れた呂不韋は彼女の名を趙姫と改めさせ、二人は愛し合い7日も寝室から出てこなかった。

ある日呂不韋は趙姫を連れて外出。すると馬車同士がぶつかる事故に遭う。相手方の男は下りて来ていきなり呂不韋を殴りつける。それを見た趙姫は憤慨して男を殴り返した。男は馬車に乗っているのは秦国の王孫だぞと威嚇する。だがその言葉を聞いた周囲の人々が一斉にその馬車に向かって野菜くずやごみを投げつけ始めた。趙へ侵攻してくる秦は彼らの憎い敵でしかなかったのだ。その混乱に慌てて相手方は逃げ去って行った。
しかし呂不韋は実は商売の拠点を趙から秦へと移そうと考えていた。小国の趙は遅かれ早かれ秦に攻め取られるだろう、いくら趙で財産を築こうと泡銭になりかねない。
呂不韋は後日、あの馬車の男・公孫乾将軍の屋敷を訪れる。そして先日の非礼をわびに来たといって大金を送り懇意になる。屋敷では秦国王孫の異人が相変わらず鎖につながれ犬のような扱いを受けている。呂不韋は公孫将軍が席を離れた隙を見計らって異人に、自分に任せてくれれば秦国へ帰らせてやると囁くのだった。

来る日も来る日も趙姫と愛し合う呂不韋だが、そんな彼の様子を知った父は息子を呼びつける。商人はもともと人々の反感を買いやすい職業であるのに、正妻をないがしろにし娼妓を娶ればさらに風評が悪くなる、と。だが呂不韋はそこはうまくやるからとはぐらかす。しかし妻の斉娟は趙姫に嫉妬して真夜中に二人の寝室を何度も訪れて嫌がらせする。女の戦いにうんざりしてやっと眠りにつく呂不韋だが、その時屋敷の屋根の上を駆け抜ける黒装束の男がいた。男は寝室に忍び込み、呂不韋に刃物を突きつける…。

[第三集:独具慧眼 奇貨可居]
主人の寝室で異常が起こっていることに気づいた司空馬がかけつけ強盗を取り押さえようとするが逆に抑え込まれる。が、やはりかけつけた下女の芸姜が強盗を鈍器で殴りつけて司空馬を救った。呂不韋はすぐに屋敷の警備を強化させる。

呂不韋は秦国の土産を持って公孫将軍の屋敷を訪れる。将軍に酒を勧めて酔いつぶし、そしてまた異人に秦に帰ろうと囁く。今の秦王太子が寵愛している華陽夫人には子供がいない。彼女に取り入って養子にしてもらえば太子の地位も夢ではなくなるのだと。その具体的な案を聞いた異人は喜び彼の計略に乗ることに決める。
呂不韋は父に、異人を援けて王の座に就かせ、秦の重臣となって国を動かすという人生設計を相談する。大きな賭けであまりに壮大で、だが決して不可能ではない彼のプランに父も背中を押す。

呂不韋は自分の屋敷に公孫将軍と異人を招く。余興にと趙姫に舞を舞わせるが、彼女を見た異人はひと目惚れしてしまいあの女を自分にくれと言い出す。呂不韋は怒って彼らを追い返してしまった。
それ以降、異人は恋煩いで食事ものどを通らない。このままでは餓死してしまい、そうなると自分の監督責任が問われると恐れた公孫将軍は呂不韋に泣きついて、趙姫をひと目会わせてやってくれと頼み込む。呂不韋はしぶしぶ趙姫を連れて異人の元へ。異人は感激してやっと食事も摂ったが、そのさまを見て呂不韋も趙姫も呆れる。
趙姫の事を快く思っていない呂太公は息子に、異人があの女を気に入ってるのならくれてやるべきだと言う。小さなことにとらわれていては大きな事は成せない、異人に投資すると決めたのだから、一人の女に心惑わされてチャンスを逸してはならないと。

また食事を摂らなくなった異人。公孫将軍はこれが最後だといってまた呂不韋に趙姫を連れて来てくれと頼み込む。呂不韋は異人の呆け顔を見るのも腹が立つので自分の代わりに芸姜を随伴させる。公孫将軍は芸姜は別の部屋へ案内し、趙姫は異人に舞を披露するが、事前に勧められた酒杯に眠り薬が混ぜられており趙姫は途中で倒れてしまう…。



[A] 呂不韋
衛国の大商人の息子。
[B] 芸姜
奴隷として身売りし呂不韋に買われた娘。
[C] 司空馬
呂不韋の部下。
[E] 夏蓮(趙姫)
沈香閣の四大娼妓の筆頭。
[F] 平原君
趙国の宰相。本名は趙勝。多くの食客を抱えることで知られる。
[F] 嬴異人(エイ・イジン)
秦国王の孫の一人。趙国に人質に出されている。
[G] 公孫乾
趙国の将軍。エイ異人の監視を任されている。
[G] 斉娟
呂不韋の妻。

*  *  *  *  *

…これ、放送時間は深夜だったのか?ちょっとエロくない?キスシーンこそ華麗に回避されてるけどベッドシーンもあるし。つうか趙姫役の寧静が逐一エロいんだよ…。(´Д`;)
異人役のガオ・フー(高虎)はどっかで観た事あると思ったら「新水滸伝」の楊志だー。クールな一匹狼だった彼がこんなアホの子演ってるって…でもこれはこれでかわいいw

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