この年末年始はプロレス三昧だった。
東京ドームライガー引退試合、新日本プロレス「ファンタスティカ・マニア」、初スターダム観戦、DDT観戦、馬場全日本プロレス展、と、まあ久々にプロレスに塗れた(?)のでした。
ゲーム会社「ブシロード」が新日本プロレスの親会社となって、どん底から脅威のV字回復を見せ、さらに女子プロレス団体のスターダムも買収し、このスターダムも興行が満員が続いている。
他にも、Noahも親会社を変え新スタートを切り、全日本プロレスも地道ながらも充分に存続が見える状況を作ってこれた。
DDT、大日本などは、安泰だし、女子団体マーベラス主宰の長与千種はかつて自身が起こした団体「GAEA(ガイア)」の一夜限りの復活を発表したり、低迷が続いたプロレス界が運営や話題的な部分も活性化してきたと思っていたら…。
なんと、プロレス界きってのスーパースターである武藤敬司率いる「W-1(レッスル・ワン)」が昨日活動停止を発表。
赤字続きで存続が厳しくなったのが原因。
そうかぁ…日本のプロレスと言えば武藤が燦然と居るイメージなので、残念です。
そんな私も、実に「W-1」観戦は1回だけ…まさに2年前の今月で、武藤敬司が両膝を人工関節置換手術前の試合で手術後は代名詞の1つムーンサルト・プレスがこれで最後になる、と言う触れ込みの興行でした。
その時の印象はブログにも書いたが、無名選手も武藤やかつての新日本プロレスのようなキビキビした感じが全体的にあり、今後が楽しみかなと思ったのですが。。。
同団体は、武藤が会長で、社長は同じくW-1所属レスラーでもあるカズ・ハヤシが社長。
この体制では7年やってきたが、ついに“ギブ・アップ”。
3月のツアーと4月1日開催の後楽園ホール興行を最後に幕を閉じる。
武藤敬司はフリーでもまだ稼げるだろうが、他の選手はなかなか厳しいでしょう。
しかしながら、ド・インディー団体にいた岡田かずちか選手が、現在「新日本プロレス」のエース、オカダカズチカとして活躍しているので、W-1所属選手もまた新たなステージで頑張って欲しいと願うばかり。
でも、武藤はアメリカの団体と1人契約して、W-1最終興行には、その兼ね合いで来場すらしないとか…???
結局、武藤のための団体で、ある意味ではアントニオ猪木の“裏・猪木イズム”の遺伝子をしっかりと受け継いでいたのかと…。(苦笑)
いずれにせよ、プロレスがもっともっと面白くなって欲しい。