ソリューションのおぼえがき -82ページ目

ソリューションのおぼえがき

中小企業を応援するために、経営者と共に元気に戦っています!


正解なき、組織や事業の課題を発見し、
向き合って、ソリューションを提案しつづけるための「覚書」。

モチベーションの理論にX理論・Y理論という考え方があります。
ダグラス・マグレガーが提唱した人間観に基づく理論のことです。
彼は、人間には2種類の人間観があると考えました。
 

X理論:本来怠け者(低次の欲求段階)→アメとムチによる管理
Y理論:本来働き者(高次の欲求段階)→目標による管理

マズローの5段階欲求説から派生した理論として、発展しました。

低次の欲求段階・・・生理的欲求・安全の欲求
高次の欲求段階・・・社会的欲求・自我の欲求・自己実現の欲求

すでにその当時から、高次の欲求段階にある労働者に対し、昔からの上意下達の命令による管理では成果が上がらないことを指摘したと言えるでしょう。
 
同時に、貧困状況が改善していない発展途上国などでは、根源的な欲求を満たす環境にしていかなければ、Y理論に基づく高いレベルの経営が出来ないということも指摘しているようです。

マネジメントの理論・・・人間関係論

ハーバード大学のメイヨーとレスリスバーガーが、ウエスタン・エレクトリック社のホーソン工場で長期間にわたり行われた実験結論によって生み出された理論です。

1924年から1932年にかけて行われた、まさに歴史的で大規模な実験と言えるでしょう。
 
この実験の結果、科学的管理法の仮説として設定したものがことごとく否定されました。
結果は、「人間は感情に左右される」という感情人モデルでした。

また、その感情は、属する集団の影響を受けるのですが、公式の組織よりも非公式な組織に影響を受けることも確認できたのです。
 
これらの理論を元に、
(1)コミュニケーションの円滑化
(2)公式組織と非公式組織の調和
(3)カウンセリングや苦情処理制度
を行うことで全体の生産性を上げるという方策が取られました。

短期安全性分析は財務諸表分析のうちの安全性分析の一つです。
貸借対照表から短期支払能力を測定する指標をご紹介します。
 
・流動比率(%)=(流動資産/流動負債)×100
・当座比率(%)=(当座資産/流動負債)×100
 
流動資産・流動負債は貸借対照表にその通りの合計が載っているので問題ありません。
当座資産は流動資産から控除計算をする必要があります。
 
流動資産には商品・製品・半製品・仕掛品などの棚卸資産が含まれています。
企業が支払いをする場合には、すでに資金化されているか、すぐに資金化することができる資産でないと使えませんので、棚卸資産は計算に入れることができません。

つまり、当座資産は、貸借対照表上の流動資産の項目のうち、、「現金・預金」・「受取手形」・「売掛金」・「(一時所有の)有価証券」を足した値を指すことになります。場合によっては、さらに貸倒引当金を差し引いた値を用いることもあるようです。

100%を切る値になっていたときには、要注意と考えられます。

リーダーシップ研究の変遷
 
○資質特性論:個人の身体的・心理的な資質によって決まるとする研究
→普遍的な特性を一般化することが困難でした。

○行動科学的リーダーシップ論:リーダーシップを仕事中心の課題達成機能と人間中心の集団維持機能に分け、それぞれの組み合わせでタイプ分けをした研究
→いついかなる状況のもとでも普遍的で有効なリーダーシップ・スタイルは存在するのだろうか。
 
○リーダーシップ状況適応論:リーダーとメンバーの関係や状況の変化によって、リーダーシップが変わるとする研究
→普遍的に有効なリーダーシップ・スタイルは存在せず、リーダーやメンバーの状況に依存すると考えました。

○リーダーシップ役割論:強烈な責任感(意志、信念)と行動力に裏付けられた役割意識にあるとする研究

 

LS理論に関しては、経営学でも比較的解明されている分野と言われています。

しかしながら、私自身社長との面談などを通して感じていることは、役割論や特性論に基づくケースが多いなあと感じることです。
 

マネジメントの理論…フレデリック・テイラーの科学的管理法

成り行き管理とそれに伴う組織的怠業を一掃するために、「作業を分析し、効率的な方法と1日の標準作業量を設定したこと」がスタートだと言われます。
 
それを元に1日で行うべき適切な作業量を課業として、計画に基づいて管理するという手法を確立していきました。
 
また、これらの効率を高めるため、差別出来高払い制度によって、標準を越えた場合は累進的に割り増しを増やし、逆に標準に達しない場合は低い賃率としたのです。
 
「課業管理」:テイラーの基本的な考え方の原則
・明確なノルマとして、標準作業量を設定(大いなる日々の課業)
・作業指示にも標準的な諸条件を明示
・成功への高賃金/失敗への低賃金(差別出来高払い制度)
 
 P・F・ドラッカーは、その代表的著書「マネジメント」において、何度もテイラーを引き合いに出しています。その一節にこのようなものがあります。
 
「しかしテイラーこそ、仕事を正面から取り上げて研究した初めての人だった。彼の仕事へのアプローチの仕方は、今日にいたるも正しいものといわなければならない」(P・F・ドラッカー「マネジメント(上)」 ダイヤモンド社)